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世界怪魚釣行記

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琉球の大ウナギ その4

2015-12-07 01:23:00 | 「日本怪魚釣行記」
 4日目、早朝の散歩釣行でホシマダラハゼをゲット! この時の模様は以前アップした釣行記にて↓
http://wind.ap.teacup.com/fishing/1428.html

 さらにノコギリガザミを発見し捕獲、カニパーリー! この時の模様は以前アップした釣行記にて↓
http://wind.ap.teacup.com/fishing/1426.html

 そして、夜のオオウナギ最終決戦に備え、餌のティラピアを確保(^-^)/。ストリンガーに繋ぎ、生きたままウナギャCントにキープする。


 昼からは再び車を借りて島巡り。まずはお弁当を買って腹ごしらえ。島にはコンビニなどなく、小さな商店が数軒あるのみ。手作り感あふれるお弁当が素敵。

 地図を頼りに宿から離れた別の河川を何本かチェックするが、水量が極端に少なく、魚影も薄い。島の人に聞いた、普通のウナギとテナガー(手長エビ)がいるという地図に載っていない小川も訪れたが、ジャングルの奥深くにひっそりと延びていて、道はかなり険しい。Googleアースでチェックすると、目的地まで行ったとすると日暮れまで帰れなくなりそうなので断念して引き返す。また今度、時間がある時に!
 結局、最後に夕日を眺め、島探索を終了。


 さて日が暮れて、いつもの小川でオオウナギの最終決戦開始! タックルは万全。フックはカナダのホワイトスタージョンにも使っていた「BIG RIVER BAIT8/0(がまかつ)」。ラインはケプラーノット20号。衝撃吸収のため自転車のタイヤチューブを急遽手に入れシステムに組み込んだ馬鹿げた仕鰍ッ!
 だが、釣れたのは…。「なぜ、お前が…」。ティラピアの切り身でティラピア釣れた…笑。8/0フックが小さな口にフッキングしているのもちょっと可笑しい…。

 そして、それっきり本命ャCントでは反応がなかった…。連日、叩きすぎたのが原因だろう。
 ライトタックル(MV-65+アンタレス、PE5号)に変え、下流域の調査を開始する。ライトで川面を照すと、「結構いるじゃんっ!」。深場の上流に広がるシャローに複数個体がさして来ていた。まるで、マナマズみたい…。
 ライトをパッと当てて位置を確認したら、驚かせないよう直ぐに反らす。そして、川の流れを計算し3m上流に勘でキャスト。しばらくして「ゴン、ゴン」とあたり、急かさずクラッチを切ってフリーにすると「ピュー」と持って行く。5m位走らせてから、合わせると途端にグネグネと大暴れ!
 いつの間にか酔っ払いのオッチャン3人組がギャラリーとなり、大騒ぎになってランディング。テンションの異常に高いオッチャン達に囲まれて1枚パシャ。ドヤ顔過ぎ…。

 オッチャン達が「食べるから、くれ!」と言い始め、「ホントに美味しくないので止めた方がいいですよ」と、なんとかなだめて無事にリリース。


 今遠征はもう満足したので、居酒屋へ(笑)。泡盛に囲まれて幸せ(^-^)v

 おつまみに、メニューにあった「ャ`ギ」を頼んでみた。最初、ャ`ギと読んで「ャ泣gガルのなんか?」と思ったら、出てきて一見シンプルなソーセージ。でも、B的に美味い。後、ネットで調べてみたら、やはりャ泣gガル由来。沖縄のB級グルメ、大好き!

 試しに特上寿司を頼んでみるが、美味しくない。やはり南の魚は刺身に向いてない。イクラに限っては北海道産だったし…。でも、特上なのに1500円なんでよしとしよう…。


 次の日は最終日、八重山最後の夜は島のお祭りでした★


 祭りの後は居酒屋へ。本まぐろ中トロ握り一貫200円。「やはり南の魚は刺身に向いてない」とか言ってスミマセンでしたm(__)m。コストパフォーマンス凄まじい、美味しかった!

 そして、石垣牛の握り。

 プチプチとした食感がたまらない海ブドウ。

 最後の夜を満喫しました。また、行こうっと。

琉球の大ウナギ その3

2015-12-05 01:08:00 | 「日本怪魚釣行記」
 朝一、ティラピアの切り身をぶっ込み5分待ち、反応が無かったら即移動を繰り返し何ヵ所かャCントを回っていると、餌の回収間際、背後から「ヌワ~ン」と追って来て、水面直下で「バフッ」と食い込んだ。90cm位と小型ながら、グネグネとよく暴れてくれた。追ってくる様を見た時、オオウナギは初めは川底の死餌を漁ってるイメージだったが、「やはり積極的に獲物を追う!」と確信し、ワクワクする。
 しかし、割りと早合わせしたつもりだったが、針をガッチリと飲み込まれており、エラからは流血…。ホントは還してやりたいが、蘇生しないと判断し已む無くキープすることに。ボガグリップで頭をカチ割った…。

 その後は、気分転換にワームのテキサスリグに切り替え(ロックフィッシュ用に持参した「エコギア/カサゴ職人バグアンツ2インチ」)、3バイトをとる。こんなゴミ溜まりにワームを送り込むと、すぐに「ゴゴンッ」とあたる! でも、なんかノラないね…。

 日が高く昇り、また昨夜の増水もおさまり、川底を見通せるほど浅くなっており、活性は低いと判断した。
 昼からは車を借りて島を一周することにした! 1日ガソリン込みで2500円という安さにびっくり、儲けはあるのか…。

 お昼は村の食堂でそばをいただく。あんまり美味しくなかった(笑)。

 そして、ふと立ち寄った川で、「MV-55のプロトタイプ」のテスト。


 ミキユー入れ食い(by「モリックスのFSスピナーベイト」)。


 我ながら、メッチャ楽しそう…。



 夕方になると快晴になり、草原の馬を眺めてのんびりする。

 宿に戻ってから、キープしたオオウナギで「大・うな重」を作ってみる。解体の模様はグロテスクなのでカット。
 完成し、一口つけて「ウナギじゃないよこれ…」。強いて言うと、「ホルモン皮を持つ鶏の肉かな…(T-T)」。
 ※普通のウナギを想像するから不味く感じますが、食べれないほどひどくはありません。

 気を取り直し、夜は居酒屋で沖縄の豚肉料理の代表「ラフテー(豚の角煮)」をつまみに一杯。

 〆は家庭料理「ヒラヤーチー(沖縄風お好み焼き?)」に、とろけるチーズを混ぜた「ピザヤーチー」。まるでイタリアンピザの様な、カリカリで美味しい、初めて食べた! 離島とは思えぬ、居酒屋クオリティー!

 緩く緩く島の旅は4日目に続く…。

琉球の大ウナギ その2

2015-12-03 17:36:00 | 「日本怪魚釣行記」
 2日目、雨がャcャcと降る中、モリックスのスピナベでミキユーと戯れる。

 ミキユー、ホントに素直な癒しの子。

 もっと様々タイプのルアーで狙いたかったが、足場から水辺までは約2m、大量の水草がこんもりと生い茂っており、ウィードレスタイプのルアーでしか攻め切れない。ウェーデングを試みるも、泥の堆積が凄まじく膝まで埋まって歩行不能…。結局、モリックスのスピナベで通し、釣り過ぎて朽ち果てました…。

 さて、本命の大ウナギは? ミキユーと遊んでいる間、ナイルティラピアの切り身をブッ込んで、置き竿にしていた。

 しかし、ャCントに戻ると、フックが折られていた…。昨夜から、何となくじっとアタリを待っているのに耐えられず、ちょっと目を離した隙にやられてる…。

 しかしその後、日中ながら、雨で川に濁りが入ってきたためか、サイトで複数の個体を発見! 活性は高そうだ。試しにスピナベを目の前に静かに送り込むと、「ニョロン」と魔閨A「パクっ」とバイト! 「うわっ、ルアーに反応するんだ!?」。興奮しながらランガンを開始し、スピナベで三回バイトさせるもフッキングせず。反応はするが超ショートバイト…。スピナベのバイブレーションは有効だが、何か他のルアーでなければフッキングしなそう。

 そうこうしてるうちに雨足が強まりずぶ濡れに…。寒過ぎて、釣りにならない…。そして小川の水位が大部増え激濁りになってしまった。
 しかし餌釣りに変え、ちょっとした深みに投入していた仕鰍ッに目をやると、ラインが「すうっー」と引っ張られ、「ピンっ」と張った。すかさず合わせると、オオウナギが水面直下で大暴れ。高い所からのランディングで少々アタフタするが、やっと捕った!

 115cmとミドル級ながら、万歳\(^^)/。

 アヒルみたいな顔が可愛い…。

 何を食ったのか、お腹がぼっこりと膨らんでいた。

 無事にリリースして空を眺めると、雨はいつの間にか止み、ダブルの虹が…。

 大分満足していたが、ふと見ると、普段は枯れている田んぼの水路から、水が溢れ滝になって小川に流れ込んでいた。「こんな時、鯰なら餌を求めて滝の真下にさしてくるのにな」と思い、餌を投入すると直ぐに「ゴゴン、ゴン」というアタリ。クラッチを切り、ラインに指を軽く乗せて送り込むと、下流に向かって「ビュー」と突っ走る。約10m走ったところで合わせると「ズシッ」と乗った。
 メーターちょいとサイズダウンするが、「鯰みたいに流れ込みにさしてくるんだ!」、好きなタイプの魚、嬉しい。

 その後も流れ込みでバンバン来るが、深追いせずに数匹釣っておしまい。最後の一匹はロッドをMX-7に変え、ガチンコ勝負。

 完全に追い詰めたので、本気でやったら絶滅しちゃう。明日からは観光の合間にちょっとね。それでちょうどいい。
 可愛い大ウナギさんの動画をどうぞ!


 今夜はミミガーの炙りで乾杯!


※第一話の更新から1ヶ月以上も開いちゃいました。スミマセン。 「琉球の大ウナギ その1」


琉球の大ウナギ その1

2015-12-01 11:40:00 | 「日本怪魚釣行記」
 船で新たな離島へと渡り、宿に荷物をおろして、さっそく夕方からお魚探索を開始する。南の島に来たというのに、基本、海釣りには全く興味がないので、淡水域限定! しかし、スマホでGoogleアースを眺めるが、島には小川が数本チョロチョロと流れているだけで、ちと不安…。

 宿から一番近い小川を河口から探ってみるが、何故かモノ凄い数のアフリカ原産・ナイルティラピアに占拠されとる…。スピナーをテキトーに乱射していくが、暴力的に群れているわりに結構臆病で、不用意に近づこうものなら集団で逃げ惑う。いまいち本気になって釣る気になれず、ランガンを加速する。
 しばらく行くと、マングローブの湿地帯になり雰囲気は出てくるが、まだティラピアのみ…。さらに約1km遡ったところで川幅3mの水草が生い茂る用水路になった…(離島の淡水域、狭過ぎ…笑)。
 しかし、ここからミキユーがャcャcと釣れ始める! 

 和名:オオクチユゴイ、学名:Kuhlia rupestris。琉球列島・インド・西太平洋域と、広範囲に生息する。汽水から淡水域の上流部まで生息する珍魚。

 子バスと渓流魚を足して二で割ったような、ルアーに素直に反応してくれる癒しの魚。

 ヒットルアーはMolixの「FSスピナーベイト5/16OZ」!
 
 ワンキャスト、ワンフィッシュの入れ食いを堪能した後、

 下流に引き返し、ナイルティラピアをオオウナギの餌として確保。ルアーは食パン・ノーシンカ―(笑)。

 結構いいサイズが群れているので、次々にぶち抜いていくのが楽しいです。

 とりあえず、明日からのオオウナギの餌を確保し、さらに目ぼしいャCントも何ヵ所か押さえたので、居酒屋へ!(笑)。
 沖縄といえば豚料理! てびち、プルンプルン、やはり安定した美味さ!

 そして、カジキの刺身。正直、南の海の魚って刺身に向いていないと思うけど、味付けが上手く、美味しかったです。

 カジキの唐揚げはまるでフライドチキンの様な肉の美味さ!

 酔っ払った後、あとは明日に備えようと思ったけど何故か川へ出撃、そして敗北…。ワンバイト、ノラズ。ワンフックオフ、ジギング用のアシスト針が伸びた…。ワンラインブレイク、クライミング用のロープ、切られてた…。そうとうデカい(T-T)。時間が無かったこともあるが、甘かった…。結果惨敗だが、初めての島。2時間でGoogleアースだけでピンャCントを押さえた。明日こそはっ! 続く…。

琉球のタライラー

2015-11-17 09:08:00 | 「日本怪魚釣行記」
 7月の沖縄本島遠征で捕れなかった珍魚、タメトモハゼを狙い、とある小川を探索する。

 しかし、河口から約1km、アフリカ原産のナイルティラピアで埋め尽くされてた…汗。外来種にはそこまで偏見はないが、なんかあまりの多さに異常な感じがした…。
 しかも、暴力的に群れているわりに結構臆病で、不用意に近づこうものなら、集団で逃げ惑うのでャCントが壊滅する…。食パンでは簡単に釣れるが、ルアーにはあんまり反応してくれない。かなり厄介な存在(なんでこんなに増えちゃったの…)。

 でも、チタラを投げたら一投目で食ってきて、ちょっとびっくり。「このルアーは俺の珍魚BOXに新たな風を運んでくれる」。それを教えてくれたから、ちょっと許すけど…。

 ほんの少しだけティラピアの魚影が薄かったコンクリートの護岸際。見た感じボトム付近が大きくエグれていて、ハゼが身を隠すにはイイ感じ。「ここしか出ない! いや、ここで出なかったら、ティラピアに圧されてハゼ類は絶滅してる」と思い、モリックスの「Sャbパー65」を投入! わりとテン?ヌく早めに引いていると、黒い影が「ピュー」と現れて、「パァーン」という見事な捕食音。会心のヒット!

 残念ながらタメトモハゼではなかったが、日本最大級のハゼ、ホシマダラハゼだ!

 7月に続いて、また会えて嬉しい。珍魚スペシャル「MV‐55プロト」に新たな魂注入! 

 ホシマダラハゼはなんかアマゾンのタライラーとか、小型のタライロンに通ずるカッコ良さ。

 性質もわりと似ているかも…。

 今度はタメトモハゼを捕りにもう一度、帰る(^-^)。