年の暮れに

久々に更新します

最近　ようやく冬の訪れを感じています


というのも・・・１２月に入っても最高気温２０度越えている日がありましたからねえ

そんななかで・・・入ってきた一報


作詞家　岡本おさみ氏の訃報

私が今年　一番聴いた曲は間違いなく拓郎さんの歌です

その中でも「落陽」は今年私のお気に入りの曲の一つに加わりましたが
この曲の作詞を手掛けたのが岡本氏です


「落陽」も曲そのものが４０数年前の曲なのですが　拓郎さんのライブでは良く歌われた名曲だとか

私は車の車中でも聴いていたし　Youtubeでも良く拝見していました


歌詞がとても良いので聴けば聴くほど　虜になってしまったんですね

そもそもは岡本氏が若かりし頃に北海道旅行をしたときに出逢った　
サイコロ賭博に明け暮れていた老人との出会いと
苫小牧発フェリーでの港の別れを実体験に基づいて書いた歌です




土産にもらったサイコロふたつ
手の中で振ればまた
フリダシに戻る旅に日がしずんでゆく・・・




私はここの歌詞が好きですねえ

若かりし頃は　世の中のなんたるかをよくわからないくせに
何かを求めて「自分探しの旅」・・なんて格好つけて旅していましたが

結局　旅を終えて戻ると　現実と向き合い多忙の日々に流されていく・・・

なんて（苦笑）


当時背伸びしていた自分が思い起こされますね
今はある程度歳を重ねたので　旅は旅で楽しめる自分が発見できます


ちなみに「襟裳岬」も岡本氏の作詞です
世間一般には　森進一さんの代表曲の一つとして知られているでしょうが　
私は拓郎さんが歌う「襟裳岬」も好きです



北の街ではもうかなしみを暖炉で燃やし始めてるらしい




う～ん　悲しみを暖炉で燃やしますかあ
岡本氏の歌詞は　心に突き刺さるのも多いんですが
どこか暖かさや優しさが垣間見えていたんですよね



寒い友達が訪ねてきたよ　えんりょはいらないから
暖まっていきなよ



・・・なんかほっとする歌詞なんですよね




そんな心揺さぶられながらも　暖かさや優しさを感じる歌詞を世の人たちに提供してくれた岡本さん

今年は拓郎さんの歌声に乗せたあなたの歌詞で
私は心洗われる機会をたくさんいただきました
ありがとうございました


心の中で手を合わせながらも今日はこんな感じです