黄昏時になんとなく

I live my life my way

男の美学

2010-01-21 01:53:49 | 日記
日本ハム投手コーチの小林繁さんが亡くなった

1979年の「空白の一日」の一件で巨人から阪神に電撃トレード

その年 22勝をあげて最多勝 古巣 巨人から8勝負け無し


私は野球観戦歴27年 小さい頃は主にテレビだったが 当時九州の小さな市に住んでおり ナイター中継があればほぼ欠かさず観ていた

メインは後楽園の巨人戦だったが 物心ついて見始めた時の阪神の主砲とエースは掛布雅之さんと小林さんでした

なので1983年の小林さんの引退報道は まだ若いのに…という印象は幼心でも強かった


私の中では現役の印象よりもスポーツキャスターの時の小林さんの印象が強い

スマートでなかなかの男前なのでダンディーという言葉も合う人でした


近鉄時代はコーチとして岩隈や大塚を育て

日ハムコーチとしても糸数や江尻を育て

福井に居を構え 少年野球の指導に力を入れていた


まさに野球に人生を捧げた人でした


日曜日の夜のスポーツうるぐすでは江川氏が いろんな思いをこめてコメントしていたのが印象的でした

古巣へのいろんな思いを胸に秘め 結果を残して男を上げ
引退の時も血行障害であった事を一部の人にしか話さず 潔く決意した


私は小林さんの人生に男の美学を見させていただきました


心よりご冥福をお祈り申し上げます