サロメのすぎさる日々

ヤマザキのデニッシュレモンがお気に入りです

接点復活剤

2007-06-07 | オーディオ・ホームシアター
左のスピーカーがジャリジャリ言ったり、音が出なくなった。
マランツのプリメインアンプ、モデル1122。
ジャンク扱いでお願いしますって、ヤフオクに書いてた・・・

いろいろあって、自分が諸悪の根源のように思えて自分を処分してしまいたかったところへ、子供が体力がないのに、とってもいけない偏食をするので、ものすごくきつく叱ってしまって、自分のヒステリーか子供のためがわからなくなって、このようなことではもう、母親の資格も女性としても、処分しないといといけない人間だと落ち込んでた。それでも毎日をなんとかしのいで生きていかないといけないんだけど、このような自分に餌をやる必要はないと思ったら、ずーっと吐き気がしてて、これでは、また次に過換気がくるのかと、恐々としていた。

マランツの修理にヨハネスが持ってきた接点クリーナーは何を溶かすのか、固めるのか、しらないけれど、機械を開腹して、オペとはいえないくらい、ちょっとした処置で、音がいともかんたんに復活した。

各接点を処置しながら、ヨハネスのいう、「接点の周りは鉛筆の芯のようなカーボンで覆われててそこが、、、」というウンチクに応えたF彦の「鉛筆の芯とダイヤモンドは作ってる物質は一緒やけど、構造がちがうだけで・・・」というウンチクを聞いてて、自分は何も上等なウンチクがでてこないでとりのこされているのが妙にうれしかった。

手術を終えて定位置にもどったマランツは昨日とはまったく違う音を出した。

上品でのびやか。音に色彩がついた。
接点が楽になったら、野獣が王子様に変身した。

ヨハネスは自分が選んだくせに、「あ、いいアンプやな」といって、接点復活剤と一緒に帰っていった。

F彦は「音が丸なったなー全然変わった」といいつつ、母親のかけるCDを、「このCD学校に持っていって、音楽の時間にみんなに聞かせるねん」という。

せめてマイルスデイビスくらいにしてほしいのだけど、F彦が中学校に持って行きたいのは、「世界でもっとも有名なイントロを持つ曲」とウンチクを言いたいのか、私の「オペラ座の怪人」サントラ。母親が気に入っていたら、自分も気に入るところが、いとおしい。
もう大きいのに、あんな叱り方をして、子供は一生くやしく思い出すだろうと思っていたが、あいかわらず母親になついている。

ヨハネスが帰ったあとも、子供たちと遅くまで音をきいた。



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こら (johannes)
2007-06-07 02:05:24
呼び捨てはやめろ  
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あらら (@salome)
2007-06-07 08:42:16
落ち着いて、あらためて読むと、
4回も、ヨハネス、ヨハネス呼び捨てしてますねー。
今後ともヨハネス様、よろしくお願いしますね。
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