ぐるぐる☆インディア  ~ 廻る廻るよ、宇宙は廻る。

踊り手の日々想う色々しのごの。
西へ東へ、あっちこっち。

踊りにジャンルなし!国境もなし!

牛の美輪様に訊く、お悩み相談♪

2019年02月22日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

村で一番の美牛。


<再度どうぞ!> カメラ目線なのが、更に魅力を増している。

どことなく、美輪様に似てないか?

(´-ω-`) 待ち受け画面にすると、いいことあるかも。


…といふわけで、今私は、本気でクライシス。
芸道を行く中で、ぶち当たる壁の一種だとは思うのだが

(´-ω-`) 欠片もやる気が起きないのねぃ…。

自分でもわからない。

環境は恵まれ過ぎているくらい、恵まれている。
止める気は無い分、苦しみチョモランマ。
ジャイサルメールへ遊びに行けば、気も変わるだろうと思っていたんだが。

(´-ω-`) 肉喰うて蘇生していたあの頃が懐かしい。

何があったというわけではないが。


<アラアラ、その段階に来たのね♪> 美輪様に訊こう。

踊りって、苦しくとも楽しいものだと思っていたんですが…。

<苦しいことばかりなのが人生なのよ♪> 牛生も大変そうですね。

やる気が出ないというのは地獄の苦しみです。

<そういう時は踊りから離れてみるといいと思うわ♪> 美輪様は繋がれていて気の毒です。

ええ、そう思ってジャイサルメールへ遊びに行ってみたんですけどね。

<私も「神も仏もあるものか」と思って生きていた頃があるわ♪> 美輪様(本家)の実話ですね。

こんだけ神様有象無象の地域で!

<苦しみを知らない踊り手に何が踊れるというの♪> 美輪様…。

書いてたら本当にこの牛が神々しく見えてきた。

<光の強いものほど影も暗いものなのよ♪> 美輪様の説得力は半端ないっす。

苦しみがあってこその薔薇色の人生よ♪ ってことでしょうか。

<光を知っているものだけが光を与えられるのだから♪> 美輪様!!!!!

私に与えられるものでしょうか。

<エーンヤコラサーイ♪> 山越えた牛の発言ですな。

エーンヤコラサーイ♪


エーンヤコラサーイ。 …。


<肉体といふものは実に「気」で動くものだと改めて知る昨今。ハシビロコウのレベルで不動なまま、つづく。>







修行の合間の娯楽は、砂漠の春の短さと近似だと気づいた日。

2019年02月21日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

薔薇色の汁。


<結構美味しいのよね。> 牛さんのお乳には負けますよ。

牛インフルエンザにも効きますか?


今、プシュカルは26度。
毎度の如く、突然季節が変わっているのであるよ。

(∩´∀`)∩ 春(当社比)ぢゃぁ~~~!


<近郊の村へ行く。>
友達の友達が敬虔なヒンドゥー教徒で、シヴァ寺院に連れてってくれるというから。

こんな感じの道をバイク3人乗りで。

<俺んちに寄って行け、と。> いい顔の牛さんが居た!

脇に同じ顔のお子様が居ました。

<アップでどーぞ!> いいわぁ~、この顔、いいわぁ~。

それはそれは一生懸命、こちらを見ていました。

<美牛ぢゃないかー。> アッ、長老だ。

美の基準など、違って当然のもの。

<ガイドブックに載ってないシヴァ寺院。> 洞窟。

うっそう。

<エントランスはここだー。> 生狛犬が居る。

懐っこいんだわ、これが。

(´-ω-`) ほぼ狂犬病なんだけど。

<帰ったら宿の人が。> また何か人が集まってて。

おまぃも喰え、とくれた。

プーリ(チャパティを揚げたの)、辛い汁、甘い乳粥。
揚げ玉みたいなのは、スナック。

(´-ω-`) この辺の人達の腹が出ている理由が分かるわー。


なお聖域ゆえ、寺院の中の撮影は遠慮したので、この先のお写真はありません。

インドの人は、時に実に面倒くさいほどフレンドリーなので。
人選を間違わなければ、安全にレアな、面白い体験ができるよというお話。


<満月だったよね。> インド時間は19日の19時頃でした。

しまった!お財布フリフリ(満月の日にするとお金が貯まるという)忘れた!

<ぼやけた写真やな~。> すまんのぅ。

そろそろこのカメラも買い替えかと思うと頭が痛い。


そしてまた宿&スタジオ往復の日々。

フラットな、あまりにフラットな。


<今年も師匠来日すんの~?ちう声も地味に聞こえてくるのだが、おそらくする、このテンションなら99%する。怒濤再び!?脳機能停止しそうになりながら、つづく。>

粉もん文化圏:ラジャスタンのヴァレンタインに舐める汁は、薔薇色。

2019年02月15日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

コウノトリ「白黄茶黒、取り揃えております。」


(´-ω-`) スーパーサイヤ人の、緑で頼む。


<子どものことを「みどり子」とも言うよね。> 物知りだな、いい面構え君。

どこでそんな日本語覚えた?

<側面。> この白目部分にノックアウト。

このコブは、触るとぷにょぷにょしているよ。


ちうわけで。
寒い日本ではヴァレンタインとかいふ、もはや手垢にまみれた、しょうむない祭だったようだが。
ヒンドゥーの聖地 プシュカルでは、面白いほど盛り上がっておらなんだ。

(´-ω-`) ヒンドゥーに改宗しようかと、つい過ぎる昨今。


<インドチョコ、結構美味い。> 高級なやつ。100ルピー。

こいつを割っちゃー喰らい、割っちゃー喰らい、していたら凄い胃もたれ勃発。

(´-ω-`) ヴォリュームあるのよ、これ。

カカオ増し増しとか、普通にミルクとか、色々種類があります。

<アッ!賞味期限が1月だったー!> ヴァレンタイン角煮。

生徒ちゃんからの貢物。 気が利くねぇ、ありがとねぇ…。

(´-ω-`) ヒンドゥー教徒になったら、豚肉も喰えなくなるぞー。

やっぱやめとこ。
※ 経典に禁忌が在るわけではないのですが、習慣として、ヒンドゥー教徒は豚肉を食べないのです。

<宿の受付前で調理始めてた。> 屋内で平気で火ぃ焚くのな。

ラジャスタン名物 ダル・バティ・チュルマ を制作中。
何かおめでたいことがあった模様。

(´-ω-`) ダルは、レンズ豆のスープっぽいカレーね。

<これがバティ。> ラジャスタンの焼きおにぎりってとこ。

アタ(全粒粉)を丸めて、焚火に放り込む。
大人のげんこつくらいの大きさで、物凄い食べでがあります。

(´-ω-`) 灰は手ではらえ。

奥に見える黄色い丸い物が、チュルマ。
何か穀物の粉に大量の砂糖を加え、たぶんギー(水牛の脂)で丸めます。

(´-ω-`) ラジャスタン・団子ですな。

<御機嫌なラジャスタニー。> 宿の兄貴達。

粋です。ヨッ!男前!

<晩飯にくれた。> 男前極まれり!

脇の小丸は、ガダ・サブジ。
ガダとは、豆の粉(だったと思う…)を丸めたもの。

(´-ω-`) 精進つくね、ってとこだね。

もう、どれもチリが利いてて、男前な風味で。

<わし、風邪っぴきだったわー。> 辛いもんで吹っ飛ばせ、ったってなぁ…。

インドの薬局。 勉強の出来そうな感じの兄貴がいる。

<薦められるがままに購入。> 咳止めシロップなんだが。 90ルピー。

肺の絵がこはひ。

なんかしらん、薔薇色の甘い汁で『大人 5ml 1日4回』と書いてあるのだが。
薬局の兄貴は

(`・ω・´)!1日2回なっ!

兄貴が間違えたのか、それとも「チョー効くから気をつけろ」ということなのか。

<すげー寝た。> 半量にしたのに、マッハで咳止まったんだわー…こはひ。

ここでインドで本当にあった、こはひお話を一つ。
処方された風邪薬を「真面目に定量」「律儀に服用」していた御仁が

(´-ω-`) 肝炎起こして入院したよ。

薬効が強すぎたらしいよ。
しかも、知ってるだけでそういう人、4人いるよ!

なお、インドのカプセルは大きくて、飲み下せないよ。

<同じ轍は踏まぬ。> 夜露死苦ちゃん…。

母親:お行儀の悪い雌犬ちゃん式の寝方を踏襲している。

<明日から稽古でしょ?> まるで絵画のような猫ちゃん。

ええ、急ぎの人達のレッスンがあるらしくて、明日からになりました。

帰国するや否や、仕事する師匠よ。
ワーカホリックぢゃないのか、と薔薇色の汁舐めながら想う。

(´-ω-`) こんなんだったか?うっとこのおっしょさん。

<ヨーガで心身整えておけ。> アッ、ヨーガ犬さんだ。

カメラを向けるや否や、キメ顔。

(´-ω-`) この辺のわんこ達、わかってます。


薔薇色の汁舐めて、また踊るよ!


<そんな病み上がりにラビオリなどといふオシャレなもんを喰うておるのだが…この辺の人達、粉練るの巧い、ほんと巧い。ウマウマウマウマ、つづく。>

うなされプシュカル。

2019年02月13日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

誰も知らぬ。


<コウノトリが大挙して押し寄せている。> 今迄に無いプシュカル。

全然見えないけど、大量にすっ飛んでる。

(´-ω-`) 私のとこには、お土産置いて行かなくていいからね。

<ジャネット・ジャクソンは五十路で産んでるぞ。> アッ、小笑いちゃん。

コウノトリを刺激するな、懐くぢゃねーか。

<子どもは可愛いわよ♪> アッ、美牛さん。

この人(うし)の子らは、どの子も可愛い。

<暇だし自主練にでも行こう。> お客様状態のミッリー様。

亀のシェールゥは、とんとお目にかからない。


ちうわけで、誰も知らぬ振付を、ヤッツケではあるが興してきた。
重圧から逃れ、若干爽やかな気持ちではあるが、おそらく

(´-ω-`) フォーメーションで変えられてしまうわー。

よって、変わらないであろう前半部分のみ。
貴重な体力は大事に使わねば、風邪一つひけない。

どの世界に居ても、先を読む能力といふものは必要であるよ。


<中国の師匠に送り付けたお写真。> 小学生か、とも思うが切実なので。

お写真が何故か縦にならなくて横ですみません。
マッハで

(∩´∀`)∩ ありがとーーん♪ 助かるーん♪

無邪気なお返事が…。

先を読んでおいてよかった。
これで乗り継ぎも大丈夫(なはず)。

(´-ω-`) プライドの置き処って、人によりけりよの。


<鼻風邪の強い味方、鼻うがい器~テレレテッテレー♪> 9年前、リシケシのヨガアシュラムにてゲッチュ。

こんなもんも持って来ているのか、と。

(´-ω-`) 先読み読みですねん。

をーっと!塩水でないと、それはそれはハードコアに沁みるぜ!

<ちなみに、Tyagiさんのモモはこれ。> 何のサービスか電灯が青い。

醤油とおぼしきタレが、九州の醤油っぽい甘さとトロミ。

<残りはお持ち帰りで。> 水ギョーザっぽくする。

関西人なら御存知。

(´-ω-`) 鶏肉が入ってなくても入ってるような味になるからね。

<情けねーなぁ…。> アッ、首輪君

剥き身ちゃんは何処だい?

<夜露死苦ちゃんは今日も居る。> ちっとも変わらない。

寝てても察して、カメラ目線。 犬の友情。


と。 楽しいヴァケーションはマッハで過ぎ行く。
師匠ってばよ、休みゃーいーのに(魂の叫び)

(`・ω・´)!15日から稽古やっから!

15日の早朝にプシュカル着だから、午後からやると。
よって、このブログも明後日から、アップが滞ることと思われます…。

(´-ω-`) 密かに楽しみにしておられるマニア様達、大変申し訳ございません。


<エー!これで溜飲下げてたのにぃ~!> すまんな。

怒りは活力だかんな、1人でも怒ってくれ。

<ヴァカを見る楽しみを取るなよぉ~。> 夜露死苦ちゃん…。

ふて寝。


しかし、突然またシリアスになるけれども。

どういう状況であれ日常となると、一抹の退屈がついて廻るものである。
そして、ぎっしり密なルーティン・ワークの中では、上達といったものが見えない。

肉体的に楽ではない。
いつまでやれるのかという不安も過ぎるが、止められたら楽になるのではないかとも過ぎる。

深みにはまってくると、今迄思いもよらなかった面倒も生じてくる。
己の内のみならず、外部から。
それはそれは、しょうむなく。

初めて1曲振付を覚えた時の、無邪気で得意気な感情が懐かしい。

(´-ω-`) どーしてこんなこと、やってんだろ?

大きい病気もなく、なんだかんだで再三インドへ来られるお金も得られて。

頓狂とはいへども、師匠に恵まれて(自分で選んでるんだもんなぁ…)。

踊りのみならず、行く先々でグットクる師匠が待ち構えていて。

日本へ戻れば、また一緒にやろうと言ってくれる仲間も居て。

時折「何故だ!おかしい!」とシャウトしつつも『色々制限してくる夫』といった弊害もなく。


(´-ω-`) 何言ってやがる自分、と思う。


<また明日が来るよ。> 似ているようで違う明日が。

各々が、各々置かれた境遇の中で、幸せを感じられますように。


<アカン、発熱してきたかもしれぬ…明後日までに治るよ。師匠ショックで治るよ。インドの病は突然発症して突然治癒するんだよ。パンチの効いた風味のショウガ汁を飲みながら、つづく。>

タール砂漠の 大丈夫か? 大丈夫だぁ!

2019年02月12日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

Tyagiさん一家は、同じ顔。


<ちょっと通りますよ。> アッ!前足タイツだ。

肩片方出してるセクシー衣装、とも。


ちうわけで。 うかうかすると、師匠が帰って来るのである。

うかうかせずとも、14日のフライトで帰って来る予定なのである。
誰も知らぬ振付を興さねばならぬ、ちう重圧と共に脳裏を過ぎるのは

(´-ω-`) 24時間表記には慣れたのだらうか。

抜かりないオーガナイザー(抜かりあるようではオーガナイズなど出来ぬ!)が実務をこなすのであろうが

(´-ω-`) 共産圏発の飛行機、無事に乗れるのか?

何航空か訊くのを忘れたが、中国系はとにかく遅れる。
遅れるどころか、勝手に行っちまう。

荷物不着の連打。 乗り継ぎに凄まじく時間がかかる。
もしくは「大丈夫か?」ちう乗り継ぎ時間の短さ!

料金が安いのが魅力ではあるが、利用するのはさながら博打。

(´-ω-`) んだから毎回、エアインディアなんだわ。

少なくともエアインディアは、勝手に行っちまったりしないからね!


<心配だよな…。> 仔犬に言われてるぞ。

いちいち行く先々で、なぁ…。


(´-ω-`) ここまで弟子に心配され、小ばかにされている「師匠」が世の中に居るのか。

こんなん有りか?

色んな意味で大丈夫か? これでよかったのか?

師匠不在の昨今。 良くも悪くも緩んでくる中。
今更な問いを己に課すが、非常にレアなお師匠様に巡り合えたものだと改めて思うプシュカルseason 5。

(´-ω-`) インドに何万人「師匠」が存在するといふのか。

そのうちの1人であるよ… よりによって、の1人。


<こんな風には想っていないが。> 凄い絵だよな…。

おそらくこの美女は実際、ふつーの砂漠の娘だと思われる。
下手したら、このおっちゃんの太った嫁さん。

(´-ω-`) 砂漠の男の妄想図。

<旅路は浪漫を掻き立てるもの。> ジャイサルメールの城壁内の町で見かけたハヌマーン(猿神)様。

京都の町でもよくみかける、白塗りの小さなお地蔵様を思い出します。


そして今。 突然、謎の喉痛でピンチである。

イソジン20年分くらい駆使し、鼻うがいを脳味噌溶け出す勢いで実施し。
大難を小難にとどめているが

(´-ω-`) あと2日で振付興せるのか。 大丈夫か?

今日は自主練行けないわー、と仲間に朝連絡して、起きたら夕方4時。
夕飯時に朝飯を食べているという変拍子展開の貴重な休日。

(゚Д゚)ソレッテ、ヘマちゃん(師匠はこう呼ばれている…大丈夫か)の仕事ぢゃね?

振付師が振付、しかも自分で作った振付を…ぉーぅ!

しごく当たり前のことを! 今!


<気づいた時が始まりですよ。> 牛は悟っている。

おまぃはアフォか、とばかりの表情。


(´-ω-`) 大難を小難にとどめたいのだ。

忘れているとはいへども、一度は踊っている振付。
また新たに盛り付けられる混乱を想うと!
そして、必ずこう言うのは火を見るより明らか!

(`・ω・´)? 次何だったっけー?

ここで「忘れた」などと言ってみー。

(´-ω-`) 同じ曲で違う振付が、我が身を襲う。

踊りとは無縁の御仁には想像し難いかもしれぬが、トンデモ・コンフュージョンな事態なわけだ。
同じ混乱は、繰り返してはならないのです。

(´-ω-`) 応仁の乱は、1度でいいのです。

なんだか


(´-ω-`) 何やってんだろーなぁ、私の人生…。


そんな気持ちにしみじみ、なってまいりました。


<そうだ、Tyagiさんのモモを買って帰ろう…それとコーラで風邪のひき始めは大丈夫だぁ!皆様も体調管理はしっかりしてくださいねー、とまた始まる悪夢のような稽古の日々を前に、つづく。>