ぐるぐる☆インディア  ~ 廻る廻るよ、宇宙は廻る。

踊り手の日々想う色々しのごの。
西へ東へ、あっちこっち。

踊りにジャンルなし!国境もなし!

10年に1度の飽和状態に於いて鑑みる。

2019年02月23日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

美輪様。


<御機嫌よう♪> しつこくどうぞ!

黒蜥蜴ならぬ、黒牛。


ちうわけで、踊り道19年目の危機である。
意味無くやる気が起きぬ。
師匠に訴えてみたところ

(´・ω・`) …ちょっと休んどく?

ボクもそういう時あったよぅ…エンプティーでさぁ、云々。

という、優しいおかんのような返事が返ってきた。
しかし、3月にライヴ@寺 が控えているのである。

今回の演目はフュージョン・カタックではなく、ガチの古典である。
アランゲットラム(古典による初舞台のこと)に近い感のある舞台で、どうしたものかと頭を抱えているのだが。

(`・ω・´)!古典は毎日稽古必須ぢゃー!

言った本人が「休んどく?」とは、私の症状は思うより酷いのかもしれぬ。


<休んでおけ。> 最近、犬ストリートに棲息しているカーチャン。

もしかして実家なのか?

<白いダンディときょうだい?> 再婚相手かもしれんが。

トーチャンはどうした? 別居?


ジャンルは違えど、そうそうたる大御所達の金言を垣間見るに

(`・ω・´) やりたくないことは、やらなくていいんだなっ!

(`・ω・´) もうピアノなんか触りたくない時期があったんだなっ!

(`・ω・´) 嫌いな曲を練習してる暇なんか無いのよ!

遊んでいた方が肥しになるのよ。
楽しくしていた方がいい演目になるのよ、と。

(´-ω-`) 本音を言うと、私もそう思う。

しかし大御所達は「それでも続けた人達」なので。

なんだかんだ言っても、怒りながらでも泣きながらでも、修練を続けた人達なのである。


<いい面構え君に訊こう。> も~ぅ、どうしましょう?

エアッ? 何を?


思えば9年前。何があったというわけではないが。
踊りから離れたくなって、髪を切り、ヨガアシュラムに潜んでいたことがある。
ガンガ上流のヨガの町。リシケシ。

(´-ω-`) SHOW に疲れちゃったのねぃ。

しかし。 ヨガちうもんは、えてして朝と晩にやるもので。

まるっと日中、時間が空いたのである。
「暇だから」なんとなく行ってみたダンス教室が

(´-ω-`) カタック・ダンスだったのねぃ。

その師匠は「カタックは Moving meditation」と教授した。

動く瞑想、だと。


<瞑想は寝てするよ。> 犬ストリートの耳毛君。

うん、極力動きたくないよな。


そして、帰国するや否や、思わぬ方角から踊りに関する話が舞い込み。

もうこのまま止めてもいいかー。
趣味で美容と健康のために続けようか、衣装ももったいないし~。

などと思っていたところ。

(´-ω-`) ウッカリでも何でも、ギャラちうもんが生じたら、もう。

道は確定されたも同然。
金が動くは、人が動くと同然!

ラッキーといえばラッキーな星の下ではあるけれども。

(´-ω-`) 地獄道、更に地獄度を増して、再び。


<思えば遠くへ来たもんだ。> 屋上のカフェでケーキでも喰らうかと。

やりたくないことは、人生に必要ないことだかんな。


そして今。
ケーキを喰らいながら、全く関係のない、踊りたい曲の選別をしている。

(´-ω-`) あてどもない、やってもやらなくてもいいような。

でもきっと、最も重要な作業。


<好きでもない曲に費やす時間など無いのよ♪> 忘れた頃に美輪様。

ええ、残りの人生の方が短い年齢にもなってきましたしね。


…と思うと、本当に暇など、無い。


<ちなみにリシケシで出会ったカタックダンスはジャイプル・ガラナ…縁の道はウネウネ続くよリウネ。李恩恵さんはいずこ!ヨガマット買いに行かん勢いで、つづく。>