ぐるぐる☆インディア  ~ 廻る廻るよ、宇宙は廻る。

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砂漠の攻防戦!~タール砂漠の男 vs 京都盆地の女 編。

2019年02月07日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

タール砂漠のおかひじき。


<わんこも居ますよ。> 飼われてた。

城壁内の町で出くわした子。

<いつ見ても圧巻だよ。> ぜひ一度訪れてみてください。

特別城好きでなくても「ほえ~」となるよ。

<さあ、城壁の中へ。> お土産屋満載、客引きスゲー。

この辺の佇まい、名古屋城と近似と感じたのは私がオカシイのか。

<謎のゲストハウス発見。> アブナイかほりがする。

なまじ日本語書かない方が。

<野良わんこもウェルカム!> お客は寝て待つ。

このわんこ、来年また会えるかな、と考えるようになってきた。


と、いふわけで。

朝起きるー飯喰うーブログアップするー板鳴らすーうろうろするー風呂入るー飯喰うー寝るー。
といった体のヴァカンスも、本日で終わりである。

「板鳴らす」の部分が大変濃いので、師匠の居ない爽やかな…否、寂しくて仕方のないプシュカルで、ゆっくり特集するぅ~。
「飯喰う」部分は昨日アップ致しましたので

(´-ω-`) 今回は「うろうろする」部分をお写真で。


<すずめも。> ふみよし&ふみ は元気なんだろうか…。

この東京パレスちうホテルが定宿なんですけれども。
ここのボスが、東京でインド料理店も経営しているという辣腕ビジネスマンで。

もう7、8年前になりますかしら。
そこで踊らせていただくことになったのが、御縁になったのですが。

(´-ω-`) もーぉ、やり手でな。

至れり尽くせり、抜け目無いと言っては聞こえが悪いかしらんが、きめ細やかなサービスっぷり。
宿も美しく掃除されており(スタッフがよく働いているんだけども)、料理も相応な価格ではあるが、大変美味しい。
何より安心安全、日本語通じる人気のお宿で、予約取るのも大変な昨今。

(´-ω-`) 来たよ、来たよ、インド人展開が!


<大砲もあるぜ。> どんだけ血なまぐさい歴史があるのか。

累々たる屍の上に成り立つ町なのか。


(´・ω・`)…サリーさぁん… ごめーんダブルブッキングしちゃったんだー。

辣腕ビジネスマン、 (´・ω・`) の顔で寄ってきた。

プシュカルからの夜行バス、クソ寒くクソ揺れるガタガタバスで早朝辿り着いて、やっと朝食を食べ終わった時である。
費用はこちら持ちだから、他の宿へ移ってくれと言うのだよ。


<ぁ?ンなこた知るかよ。> 絶対動かんぞ。

師匠の中国行スケジュール確認しまくって、やっとのことで予約入れたんだかんな。

(´-ω-`) アラァ、それは大変ねー。

人気のお宿ですものねー…。 さあ、攻防戦が始まるぞ。


<印パどーのこーのの頃は燃えさかっていたといふ。> どこまでも続く砂平線。

ラジャスタンの空気は、ロック。


辣腕ビジネスマン、これは動かし難いと感じたか。

移動先の宿がいかに素晴らしいかを、立て板に水、ツラツラツララと述べ始め。
こちらの口をはさむ間を与えぬ。
ムゥ、流石の営業ノウハウ。

(´-ω-`) 「トモダチ」とみなすと、どこまでも甘えてくるからね。

インド人?ラジャスタニーの特徴かしら?
結構何処でもそう。
行きつけの食堂でも

(´-ω-`) 団体客が他に居ると、御飯が2時間出て来なかったり。

この温厚な私を激怒に誘った師匠の「(つд⊂)エーン」も…。
その亜流かと思うと、納得がゆくというもの。

※ 「怒りのグルーヴ~師匠編」を御覧下さい。


<それはなかろー。> 猫もいるぞ。

ラジャスタンの猫もカッコイイ(当社比)。


ええ、何せ辣腕ですから。
伊達に砂漠を生き抜いてきてないよ、東京砂漠もタール砂漠も。

このダブルブッキングも、もしかしたら故意かもしれぬ。
「トモダチ」のサリーなら、宿代こっち持ちなら移動してくれる、という甘い算段だったのかもしれぬ。

(´-ω-`) そうは行かないね。

私は、1か月前から予約を入れて、お金をお支払いして来ているお客。
この宿が気に入って何度もリピートしているし、また来たいと思っている。
親しくしていただいてはいるが…

(´-ω-`) 他の一般客にも、同じアティテュードなのか?

近くに日本人客が居ることを視野に入れた上で、彼らに聞こえるようにハキハキと!
…辣腕の黒目が動いたアッヤベー。

(´-ω-`)勝算有りだな、こりゃ。


<道は続くよ。> これといって、何もない。

音楽が栄えるはず、といつも思う。


京都仕込みの「婉曲ストレート攻撃の策」が功をなし。
乾燥 vs 湿気、湿気に軍配が。
めでたく、今回もこの素敵なお宿に滞在できたわけ。

(´-ω-`) お安くない肉料理もオーダーしまくってね。

お客なんだからー、と言い放ったからには、お客らしいアティテュードでいないとね。
スタッフフード奪取では、お客ぢゃないもの。


<のどかなもんでも見よう。> 同じ顔の母子。

何を困った顔しているのか。

<遠近法など無い。> 見たまんま。

どうも、城らしい。


そして、砂漠の男はしばらくはムッとしていたものの。

(・∀・)♪

人間は、自然が創るものだと、切に。


<プシュカルよりも乾燥が凄いんだぜ…手の甲皺皺になりながら、つづく。>