『勤務地シンガポール』

残りの人生どう生きるか迷い続けてこのまま終わってしまいそうです

人は化ける

2009年12月07日 | 人材採用についてあれこれ

 同業ですがよく一緒に仕事をするコンサルタントさんがおります。

 華人系シンガポール人のCさんで、外見からスマートな感じのする女性です。彼女とジョイント面接すると、候補者さんからは「“お二人”はとてもプロフェッショナルだ。」とお褒めの言葉を頂戴するのですが、“プロ”なのは彼女一人で、私は彼女のお陰でそう思われているだけなのが実態です(笑)。

 そんなCさんが今週あるミーティングに遅れて来ました。何かあったに違いないと思い、終わってからCさんに聞いて見ました。すると驚くべき話が!

 Cさん、「実は出掛けにクライアント企業から電話があったのです。何かと思って話を聞くと、なんと今日入社した私の候補者が、“もう辞めた”というのです。本当にびっくりして、一度電話を切って候補者に電話してみたのですが、それは本当の話でした。当然ですがクライアントは怒っています。私は泣きたい気持ちでしたよ。」

 恐ろしい話ではないですか。出社後何がその候補者さんの身の上に起こったかはわかりませんが、入社1時間で辞めたというのは私の経験の中でも初めてです。(これまでの最短は入社後1日で辞めたというはありましたが。)

 人材屋が言うのも何ですが、「人」ってやっぱり分りません。エージェント面接や企業面接だけではその人の本当のところって分らない、いや分り得ないのかも知れないと言うと自己弁護に聞こえるでしょうか(笑)。

 「人」は分らない。いや「人」は化けると私は思います。「経験はないけど、試しに使ってみよう」という軽い気持ちで採用された方でしたが、後に「いやー佐藤さん、彼は大化けしたよぉー(笑)。今や彼なしでは仕事が回らない。」と採用企業さんに言わしめた方もいらっしゃいました。「人」は分らない。だから面白いです(笑)。


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