*さくらトンネル*

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2007年10月19日 | こんな生活♪
『ブスの瞳に恋してる』の中に、
今まで「大島」「おさむさん」と呼びあっていた二人が
お互いの呼び名を「ミータン」「ムータン」と変えるという話がある。

なんでも呼び方を変えようと決めてから
なじむまでが大変だったらしい。


付き合う前からもともとうちとけた呼び方をしている場合は
そのままでいいから問題ない。
けど、最初はそうでもなかった場合、
相手の呼び名を変えるというのはけっこう大変だと思う。



そういや私も中学生のころ、
付き合う前は名字に「くん」付けで呼んでいたのが
付き合いだしてから
下の名前に「くん」付けで呼んでほしいと相手からリクエストがあり
なんだか照れくさくも変えた記憶がある。

別れたとたん、名字に戻ったけど。えへ。



ということで、呼び方なんだけど、
私は、男の子を呼ぶときは『~くん』ってくん付けで呼ぶのが好きだなと
大学生くらいのときに思った。

なんていうか「~くん」の響きが好き。

まあ年上は呼びにくいし同じ年でも相手によって
呼び捨てやあだ名のほうが「~くん」よりしっくりくる人もいるけど
そうじゃなきゃだいたい「~くん」と呼びたい。



これは仕事でもそうで、
子どものことはだいたい「~くん」と呼ぶ。

叱るとき、冗談をいうときなどなど
その時に応じて呼び捨てにしてみたりあだ名で呼んでみたり
上の名前だったり下の名前だったり
呼び方をちょこちょこ変えることも多いけど、基本はくん付け。



それが、最近の教育会では「くん」や「ちゃん」は男女平等に反するとかで
男女ともに「さん」で呼ぶという動きもある。


私としてはさんだろうがくんだろうが関係ないとも思うけど
実践している学校も少なくはなく
教育実習先も「さん」づけの学校でした。

最初はすごい違和感があったけど、
やりだすと違和感も感じなくなる。
子どももお互いさん付けで呼びあってるし。



まあ慣れちゃえばそれだけの話なんだろうけど、ちょっと寂しい。


子どもはもちろん、先生にもやっぱり個性があり、
私のように「くん」付けが好きな人間もいれば
呼び捨ての人もいるし、子ども同士のようなあだ名で呼ぶ人もいる。
子どもの嫌がらない範囲で、自分で呼びやすい呼び方で呼ぶ人もいる。


どの先生がどんな呼び方をしてるか考えるのはなかなかたのしく、
けっこうその人らしさが出る気がする。
だから、みんな同じ呼び方になったら面白さが一つ減っちゃうような。


さん付けは相手を尊重する呼び方というけど、
相手をどう思っているかは、呼びかけるときの声や表情にあらわれるもので
呼び捨てでもくん付けでも、
十分愛情を持った呼び方をしてる人はたくさんいる。

というわけでどうも納得できない男女平等さん付け傾向ですが
敬語の使えない若者が増えた今日この頃の様子を見ると、
そこまでしなきゃいけないのかな?