皆さん、あたたかいコメントありがとうございます。
一昨日のお話ですが、私は秋田へ行ってまいりました。
K社長からお昼過ぎに連絡がありまして、レッスン中止して…
デビューからずっと個人的にも大変可愛がっていただいていた、
秋田県の
細川レコードさんのママさんがお亡くなりになられたのです。
放心状態で旅支度して電車に乗りました。
まだ
三橋のおじいちゃんのことも心の整理が出来ていないのに、立て続けにこんなことって・・・
ママは数年前から入退院を繰り返してましたが、
退院してしばらくしてからは少し顔がふっくらしてきて声も明るくしっかりしていたし
昨年末の花葉館さんのディナーショーではまた体調を崩されて会えなかったけど、
また元気になって会えるって、勝手にそう思ってました。
電車に揺られながら携帯電話でホテルを予約して、それからです。泣けたのは。
三橋のおじいちゃんのことと、ママのことと・・・
もう、心の支柱をがばっと根こそぎ持っていかれたようなかんじで
ずっと電車の中で、声をかみ殺して泣きました。
秋田駅に着いたのは夜の22時過ぎ。大雪。
泣き腫らした目としょっぱくなった顔には、雪の冷たさがありがたかったです。
ホテルにチェックインをして、荷物を置いて、タクシーで細川さんのご自宅へ行きました。
棺に寝かされたママはお気に入りの真っ赤な洋服を着て、
真っ赤な口紅をして、秋田美人というにふさわしくお肌も雪のようにきれいでした。
いっぱい泣いて、いっぱいお礼を言いました・・・
翌朝。昨日もご自宅へお邪魔して、ご家族やご親戚の方に会って
お孫さんとも久しぶりに会いました。
一番私と仲のよい女の子のお孫さんはもう高校2年生。おばあちゃん似の美人さんです。
ここでね、ちょっと不思議なことがあったんですよ。
お孫さんで1歳のかわいい赤ちゃん、みなとちゃん。
抱っこさせてもらったらご家族の方、皆さんが驚いた顔をされました。
みなとちゃんは人見知りする子で、初対面の人に抱っこされると必ず泣くのだそう。
私を喜ばせようと皆さんがお世辞をおっしゃているのかなと思っていたのですが、
本当にそうらしいです。
ずっと抱っこしてあやしていて、その後ご家族の方の手にお渡ししても
また再び私のほうへ手を伸ばして抱っこされてくれました。
・・・嬉しかったです。赤ちゃんはすごいです。とても癒されました。
みなとちゃんが私に抱っこされても泣かないのは、もしかしたら亡くなられたママが私の傍にいて
一緒にあやしてくれてるからかも。
そんな風に思えてきて、お蔭で昨日はあまり泣かずにすみました。
コレを書いている今も、ちょっと腕が筋肉痛(笑)
「迷ったけど、舞子ちゃんのこととても可愛いがってたから」とK社長に連絡くださった細川社長さま、
その連絡を受け、「レッスンを中止して今すぐ秋田へ行こう!」と
言ってくださったK社長に、心のそこから感謝です。
三橋のおじいちゃんのことを書いてから間もないですが、
ママはデビュー当時から、私をタレントや商品としてではなく
ひとりの人間としてあたたかく接してくださった、つらいときも支えてくださった掛け替えの無い方です。
私だけではなく、たくさんの歌手さんタレントさん業界の方々にも同じように愛情を注がれた方だと思います。
だから、あえて書きました。
文章もまとまらず、長文になってしまったことお許しください。
私はママとお別れに行ったわけじゃなく、会いに行ったのです。
亡くなった方を思い出すときは、その人が傍にいて守ってくれているときだって誰かが言ってました。
だから大丈夫。
ママ、いろいろありがとうね。
春になったら、また会いに行くからね。