ひこうき雲

旅がしたい。

ごーるどちゃんありがとう

2015-12-17 18:05:52 | 熱帯魚
ブログ自体久々で熱帯魚ネタも久々。

先程、とっっっても可愛がっていたどころか溺愛していた、ゴールドグラミーのごーるどちゃんが★になりました…

もうすぐうちにきて二年だったので、一緒に年を越したかったです。

ごーるどちゃんと一緒にうちにやってきたレッドちゃんはレッドグラミーで、物凄い大食漢(女の子なのに)で、最後の方はおでぶ呼ばわりでしたが、本当に可愛い子でした。

下にいるのがレッド、こちらを見つめているのがごーるどちゃん。

ごーるどちゃんはレッドと対照的で少食な男の子。
体も小さく、婚姻線がでても気性が粗くなることもなく、100点満点でかわいい魚でした。

さっきの写真のように、水槽からこちらをじーーーっと見てることが多かった。
帰宅すると水槽の奥から手前に寄ってきて私を見つめてくれるなど、非常に人懐っこい子でした。

飼い始めてから知りましたがグラミーは人懐っこいそうで。
ごーるどちゃんはその鏡みたいなものでした。


グラミーが大好きになったのもごーるどちゃんとレッドのお陰。
そのあと、ハニードワーフグラミーと、レッドフィングラミーとピグミーグラミーが我が家にやってきて、ごーるどちゃんはその頭でした。

新しい家族がやってきたとき、最初に寄っていって
「はじめまして!一緒に遊ぼうよ~(^o^)」と近づくのもいつもごーるどちゃんとレッドでした。
優しい子でした。
誰とも争わず、温厚な子でした。

大食漢のレッドちゃんは3月頃から、太りすぎによる?転覆症や、片目ポップアイ??私は糖尿病的な眼病な気がしてましたが…薬浴の甲斐無く、★になりました。


その後4月の新婚旅行、魚たちが心配でしたが8日間留守にし、途中妹が水の追加をしにきてくれ、魚たちも元気にお留守番してくれていてほっとしました。

その後、コリドラスパンダが、掃除をしてもしても立て続けに★になり、8匹(うちで生まれた子が5匹もいました。かわいかったな…)が0匹に…
掃除をしてもダメなら水槽を変えるしかない、でも時間がないとうだうだ言ってる間に着いに病魔がごーるどちゃんに…

我が家にうさぎのコーすけがやってきた直後でした。

水槽の中でバランスがとれなくなってるごーるどちゃん。
体のきれいな黄色も薄くなってて、まるでホワイトグラミー。
えらの周りがえぐれたりしてたので穴あき病だと考え、別の小さな水槽を買い、穴あき病に効く薬で薬浴。
7日間かけて、元気になり、
メインの水槽もごーるどちゃんのために一回り大きくし、水質の安定をもたら水草も入れて再スタートを切りました。

これが新しい水槽。

穴あき病を克服して、前のように元気にとまではいかないまでも、バランスを崩すようなことはなく新しい水槽でグラミーやテトラーずと楽しく生活しているようでした。

しかし、元々少食かつエサを食べるのが下手なごーるどちゃんが、益々食べられなくなりました。
目で見えてる光景と、体がうまくリンクしてないように見えました。
エサが目の前の水面を通り過ぎたあとにぱくっとすることがほとんどなので、ごーるどちゃんの目の前に、大きくて見つけやすいフレークを置いてあげて食べる、というのを続けてました。

前は健康的にふっくらしてかわいらしかったのにどんどん痩せていってるのは見てわかるほどでした。


そして先々週、ゴールドちゃんの体に傷があり、そこから綿みたいなのが出てるのを発見
水カビ病でした。
慌てて小さな水槽で、とりあえずうちにあった薬で薬浴。

次の日旦那さんが帰ってきたのでインターネットで有効と書かれていた塩水浴を三日間ほど。
それでも綿は出続けます…
この頃はまだ泳いだりできてました。
体力があるうちに塩水浴ではなくて水カビに直接効くメチレンブルーを使おうと決心し、すこーしずつ慎重に投与しました。


ごーるどちゃんが食べれるようにと入れたエサも、あまり食べられず下にたまりますし、体からとれたカビもたまります。
毎日のようにゴミを吸い取ってきれいな水を足して薬を規定の濃度で入れましたが、だんだんごーるどちゃんは元気をなくしていきます。

5日たってもカビが出続けるので、最大の7日間薬浴させました。
それでもカビは出続けます。
元気もない。。
体を斜めにして口を水面にして動かないことがほとんど。
傾眠状態で、たまにはっと起きて泳ぐ、の繰り返し。

こんな状態で、薬浴をやめて、まともにエサも食べれてないのに普通の水に戻して、ストレスにもなりそうだし、カビがもっと広がってしまうのではと思いましたがメチレンブルーは最大7日間。

昨日には斜めだった状態から常に縦になって口を水面につけているか下で横たわっている、

一か八かで薬浴をやめました。


今朝にはもう水面に上がってられる力もなく、見てる限りでは何回かだけ。
エラにカビが転移したら呼吸困難で死んでしまうと書いていたから、苦しいのかな、かわいそうだなと思って見てました…
なんとかしてあげたかったので口元までピンセットでエサを持っていきましたが、全く食いつかない。
エサだと思ってくれなかったのか、エサどころでないほど苦しかったのか…
スポイトで、稚魚用のシュリンプを口元でまいたりしましたが、食べてないでしょう…

今日は足の怪我(マラソンの練習もできてません…)で、病院にかかりにいったため午前中は留守にしてました。
帰ったらもう★になってるかもと何度も考えました…
でも横たわりながら横ヒレを何度も降ってきました。
「僕のことはいいから行って来て」って言ってるみたいでした。
というか、メチレンブルーの薬浴を始めたあたりからは毎日帰宅するたびに★になってるかもしれないという覚悟でした。

今日帰宅した時点ではまだ横たわりながら必死にえら呼吸をしてました。
もう、水面に上がる体力はなさそうで、上がろうとしてるけど上がれない、というかんじでした。
本当に苦しいのかもと思って、酸素の石をごーるどちゃんの近くにもっていったりしました。
そのあと、洗濯をしながらうとうと寝てしまい…
起きてごーるどちゃんの様子をみたところ、変わりなし。


その後洗濯物を干したりしながらなんとなくごーるどちゃんを見ると口を大きくあけて、エラをバサバサあけながら必死に呼吸をしていました。
酸素の石をふたたび近づけて、水面で息をしたいのかもと思い、どうやってすくって水面にもっていってあげようか考えてる間に、体がビクつき始めます。
ヒレをびくっ、びくっとしてそのまま動かなくなりました。
ただ動いてないだけで呼吸してるに違いないと思いましたが口は大きくあけたまま、エラも大きく開いたまま…

ごーるどちゃんが死んじゃった…
「ごーるどちゃん動いてよ、ごーるどちゃん!!!」と揺さぶっても微動だにしなくて、涙が止まりません。。


横たわるごーるどちゃんはとても細い。
元気なハニーちゃんやレッドフィンちゃんの半分ぐらいの薄さになってました…
でも最後まで頑張ってくれたんだね。

日に日に状態が悪くなっていって、今日の状態のままでもいいからずっと一緒にいたいと毎日祈ってました。
年を越せると信じてました。

まる2年も一緒にいられなかったけど、うちに来れてよかったかな。
最初は水槽初心者でダメダメだったけど、愛情はたくさん注ぎました。
薬浴も、かなり慎重にやったのはごーるどちゃんが初めてでした。
絶対に死なせたくなかったからです。

ごーるどちゃんは本当にいつも水槽から私のこと見てくれたり、懐いてくれて、可愛くて可愛くて大好き。
きっと天国にはおでぶのレッドちゃんやコリドラスパンダファミリーたちがいるからまた賑やかにやっててね。

本当に可愛くて、ウサギみたいに頭なでなでしたりしてあげたくて仕方なかった。
同じような体のサイズになって、一緒に泳げたらいいのになって何度も考えた。
最後になでなでしてあげようかな…

まだ受け入れられないから、さようならは言いません

ありがとうごーるどちゃん。

最新の画像もっと見る

post a comment