ひこうき雲

旅がしたい。

2015長崎 5 ~夜の長崎空港~

2015-03-15 19:47:24 | 2015 Nagasaki
さて、楽しかった長崎旅行も終わり。

友人とは長崎駅前で別れ、バスで空港に向かいます。



長崎空港は箕島という小さな島を広げて作った、世界初の海上空港・・・
世界初ってけっこう凄い!?
今やポピュラーな海上空港の先駆けということ!

とりあえずせっかく一眼を持ってきたんだからヒコーキ撮影するしかない。

長崎空港の展望デッキは無料です。
金網の穴も大きく撮影しやすいです。


地方空港なので羽田や成田のように離発着便は多くありません。
しかも夜間の撮影なんか初めてです。







夜のヒコーキ、かっこいいですよね。。
しかしこのあと撮影したものはブレブレだったので消しました笑
夜間は難しいですな。。


青くNAGASAKIと光ってます。


またまたANAがやってきました。

アンコリ光った瞬間!夜の醍醐味!
なかなかきれいに撮れたと勝手に思ってます。


ほのぼのとした雰囲気が漂ってました。
羽田や成田にはない良さ。

展望デッキの出入り口には大きな鐘が。



頑張ってJAL機を撮影

展望デッキの一番端まで行ってこれです、残念。。



帰りもソラシドにお世話になりました。
サービスドリンク、「スープお願いします」って言ったのにアップルジュース出てきたので行きも帰りもアップルジュースになりました笑
搭乗するとき、私の席に知らないおばちゃん座ってて「そこ、私の席なんですけど・・・」なんていうハプニングもありましたが笑




二日間だけの長崎、色んなところに連れてってくれた友人に感謝。
ずっと運転もしてもらっちゃって。。
帰ってから食べたカステラの味は格別でした♪

ハウステンボスとか、そういうオシャレスポットにはいかず、端島やら雲仙、普賢、島原という渋いところを巡った女子旅・・・笑
長崎はハウステンボスだけじゃないんだよー!って伝わればいいかな。


今の気持ちとしては旅行に行った後の恒例の・・・
「また行きたーい!!」






さて、次のフライトはなんとヨーロッパです。
あと一か月もないんですけど・・
初めてのオーストリア航空で行きます。
2012年のホーチミン以来の海外ですよー。
楽しみ半分不安半分。。

無事に行って帰ってこれますように。

2015長崎 4 ~島原、雲仙~

2015-03-15 19:23:06 | 2015 Nagasaki
1日目は友人宅に泊まらせてもらいました。
街灯に照らされない坂道の階段を登ったり下ったり・・・ひやひやもんです!長崎らしいね!
海の近くだったので星もきれいでした。

よく行くという居酒屋にも連れてってもらいましたが、朝が早く眠すぎてなんにも食べれなかった。
美味しそうなものたくさんあったのでリベンジしたいです。




2日目は雲仙温泉で疲れを癒し。。


私が城好きなのを覚えてくれてたみたいで、島原城へ

天守閣展望台から見た普賢岳


海側

海の向こうは熊本!
海と青空のコントラスト最高。
金網なければいいのに・・・


櫓にも入りたかったんですが、城ヲタでない友達を連れてくのは気が引けました~・・・


天守閣の真下が駐車場な城は初めてですよ!!


お堀と石垣はどうしてもみたかったので一周することに。

この、お堀と石垣がある風景がたまらなく好きなんです。天守閣はなくても、これだけあれば十分!
むしろコンクリで復元された天守閣よりもお堀と石垣のほうが好きです。


お堀の水がないエリアは畑になってました。



普賢岳・・・

普賢岳の噴火のことなど、ちっとも考えてなかったんですけど、現地に行くと急に興味が湧くものですね。

噴火関係のエリアに行ってみたい!と言ってみると意外とのってくれたので、道の駅みずなし本陣ふかえへ
見たかったのは土石流被災家屋保存公園です。

土石流でうまった家屋がそのまんま保存されているとのことで。



たくさんの民家が地中にうまっている風景は異様です。


きっと、その日の日常のまま、家の中は時間が止まっているんだろうなぁ。



ドームの中には一番立派なお屋敷が移設されていました、




ソーラーパネルのある家が多い気がしました。
高かっただろうに。。

屋根がまがってますよ。
それにしても立派な瓦屋根。


一階建てだった建物は屋根しか見えてません。



東日本大震災の被災地でも、震災遺構を残すか、残さないか、議論が進んでます。
この家に住んでた人たちは、どう考えているんでしょうか。
「人から聞いた話だけでは怖さは分からない、実物を見るのと見ないのとでは全然違う。」
石巻の大川小卒業生の言葉です。
まさにこういうことなのかな、とこの保存公園で思いました。
自然を甘く見てはいけないんだよ、と、色んなメッセージがあるにしてもこういった遺構が伝えたいメッセージの柱はシンプルな気がします。

2015長崎 3 ~端島~

2015-03-15 18:34:40 | 2015 Nagasaki
そしていよいよ軍艦島へ。

元々乗り物酔いしやすい私なので、前日から毎食後トラベルミンを飲んで備え・・・(笑)

長崎港に停泊している高速船前で集合してそのまま乗り込むかんじです。
利用したのは軍艦島上陸クルーズさん。



港を出て、湾になっているエリアを出ると物凄い波!
波を切って進んでいく船には高い波が打ち付けます。
「安全には支障ありません」みたいなアナウンスが流れてましたけど、軽くアトラクションみたいなかんじで笑

途中伊王島に寄り、そこから乗るお客さんも。
伊王島も元炭鉱の島とのこと。


そこからまた激しい波に打ち付けられながら高島へ。

高島では一旦下車し高島石炭資料館を見学。
高島港で降りた瞬間、海にリバースしてる人もちらほら・・・笑
トラベルミン飲んでおいてよかった・・・。

資料館では高島に炭鉱があったころの暮らしがわかる展示がたくさん。
坑道の模型を見ると言葉が出ませんでした。
こんな深くまで掘ってまで石炭が必要だったのだなと。。

資料館の外には軍艦島の模型があり、ガイドさんがこれをもとに説明してくださいました。
予習みたいになってよかった。



そしていよいよ・・・!と胸を高鳴らせて軍艦島へ!!


軍艦島が見えてきたー!!(*'▽')

波は相変わらず高く、窓はご覧の通りびっしょびしょ笑

軍艦島がいい具合で撮影できる距離で一旦船がとまり、撮影タイムです。

波が高いので正直立ってるのが精いっぱいな中での撮影です。


別のクルーズ船が軍艦島を離れていきましたね。
きっと各社で時間をずらしているんだと思われます。

とりあえずアップでもちょいちょい撮りました!

中央の大きな建物が小中学校、右奥にあるのが病院。


神社や住宅が見え、遠くから見ると、まだ人が住んでいるんじゃないかとさえ思います。


向かって左側。中央奥には日本最長老の鉄筋アパート、30号棟。



そしていよいよ上陸なんですが、通常の港と違って、そのまま桟橋に船をつけるかんじなので、波で船が上下する中での上陸となります。
一人ひとり左右にスタッフのおじさんがついてくれ、「せーの!」の掛け声に合わせて上陸です笑



上陸後は第1見学広場まで撮影不可

やっと第2見学広場で念願の撮影

正面に小中学校です。
7階部分は大きく崩れてます。今後が心配です。

崩れたレンガの向こうに30号棟が見えます!




第2見学広場へ移動。

レンガ造りの組合事務所、左は第二立坑櫓。


組合事務所、今日は波が高いので明日には赤いレンガが真っ白になっているでしょう、というお話。

海の一部なんですね、この島が。

かつてここで働いていた元炭鉱マンも上陸ツアーに参加されることがあるそうですが、「一番変わってないところは?」と聞くと、第二立坑櫓の階段だと口を揃えるとのこと。
何百メートルも地下での労働は死と隣り合わせ、そこから全身真っ黒で帰ってきた炭鉱マンが歩いた階段には、今も黒い色が残っている。
その階段だけは、閉山前と変わらない。
印象的なお話でした。

なんといってもガイドさんの話し方がとても上手でした。


白い灯台は、閉山後につくられたもの。

閉山前は24時間体制で炭鉱が稼働していて灯りが絶えなかったため、灯台が不要だったそうです、すごいですね。
灯台の横は貯水槽。



住居エリアが見える第3見学広場へ移動します。

30号棟は最長老とあって、コンクリの色が他とは違う気がしますね。

日が入らない部屋もあったのかな?

31号棟

この建物の中をボタを運ぶベルトコンベアが通ってたと。。
真上の部屋に住んでる人はうるさかったんじゃないかなぁ?
最初「ボタ?」と思ったんですが、北海道では「ズリ」って言います。とのガイドさんの説明でピンときました。

全部屋オーシャンビューだけど、波がうちつけていて、この住居自体が防波堤だったとか。
それだけ、炭鉱>住居だったということ。

これは地図に仕上げ工場?と書かれてる建物なんだろうか?


手前の大きな穴から30号棟をのぞいてみました。


これもそのあたりの工場の類なんだと思います。

朽ちつつも残るんですね、コンクリは。

手前の空き地にも工場や会議室などあったはずなんですが。
壊れてしまったのか、炭鉱関係の建物は閉山後取り壊したものもあるようなので、どちらかはわかりません。

中央の山を境にして分けられるヤマと住居。



当時の端島での労働は極めて過酷なもので、「家庭」とか、何かを背負わないと働けない場所だったといいます。

ただ高い給料が欲しくて、という独身の若者には続かなかったと。

こんなに狭い緑もない島に家族総出で引っ越すなんて、今では考えられないだろうなーと思いました。
今もこのヤマが稼働していて、高収入が得られる場所だったとしても、教育上、とか、子育て環境がよくない!とかで、お父さんだけ出稼ぎで一人暮らしなんだろうなぁーと。
炭鉱マンの無事を祈りながら家を守る妻と、ここを故郷とし幼少期を過ごす子供たち、ここでのコミュニティは他の環境では成し得ないですね。




第二立坑の階段の黒さが分かりますでしょうか。
あれが、炭鉱マンがここで「命を懸けて家族のために働いていた」証なんでしょう。



その黒い色だけは消えることはない、と考えると「ただの廃墟」ではなくなってきます。



ここで暮らした人たちにとってここは「軍艦島」でなく「端島」、というガイドさんの言葉を聞いてから、「軍艦島」とはなるべく呼ばないようになりました。
ここは、元島民の方達の故郷ですからね。。



いよいよ「端島」ともお別れの時間が近づいてきました。

またここに来る機会があっても、絶対に同じ風景はありません。

少しずつ自然に壊されているから。




小中学校も、基礎が危ないなんて情報もあります。。


この建物の向こう側に桟橋があります。


ベルトコンベア跡と小中学校。


3代目ドルフィン桟橋、閉山前からの現役!


最後の一枚。

サヨナラ ハシマ





長崎港までの帰り道、きれいな夕焼けが見えました。




長崎・・・奥が深い!


長崎港に戻るとやはりリバースしてる人が数人・・・
これから行く方はしっかり乗り物酔い対策を!

2015長崎 2 ~グラバー園~

2015-03-14 17:55:59 | 2015 Nagasaki
さて、長崎市内編。
ここから一眼で撮影した写真になります!



最初に友人が連れてってくれたのはグラバー園。
坂道を登っているとかの有名な大浦天主堂。

天気がイマイチで写真もイマイチ・・・。
外壁の色の落ち具合がいい味出してますよね。


グラバー園に入り、屋外のエスカレーターでてっぺんへ!
楽ですね(笑)

こんなに高くまできました。
さすが坂の街。


天気良くならないかねーと、、


三菱重工の長崎造船所。

聞いたことはあったけど、こんなに大きいとは。


グラバー園はよくわかりませんでしたが(おい)あちこちに和洋折衷な建物がありました!

こんな小さいものから。後ろには長崎造船所♪


建物内に入れたところではとにかくパシャパシャ。








グラバーさんが長崎にもたらした影響力の大きさと、三菱との強い結びつきは分かりました。
そりゃ、一般の民が開拓していった北海道とは空気感が違うはずです(笑)


段々天気もよくなってきました。



サンルームが。
上野の岩崎邸になんとなく似てる?そうか、あそこも三菱財閥であった。






外観も素敵!




青い空と裸子植物が、やはり南に来たな~というかんじ。


下りは階段です。
これだけでも絵になるのが長崎。




景色もよくなった!


グラバー園を振り返る。




グラバー園近くの資料館では長崎くんちの山車が


船の形をしていて面白いですね。


いつかお祭りの時期にきてみたいものです。
友人も、「面白いよ!」とのこと。



帰り道の大浦天主堂は御光がさしてとっても荘厳な写真に。



そのまま連れられるがままぶらぶら。


長崎の中華街!


お昼までお腹が耐えられなかったので岩崎本舗の角煮まんを食べたり・・・(今思えばお土産でも買えばよかったなー)

お昼はちゃんぽんと迷いましたがトルコライスにしたのです。(写真撮り忘れ)
ものすごいボリュームで食べきれなかった・・・。


次はいよいよ軍艦島です!

2015長崎 1 ~初めての長崎、ソラシドエア!~

2015-03-14 15:27:15 | 2015 Nagasaki
ひじょーに久しぶりの更新となりました。。
私生活が忙しすぎてブログどころじゃなかったのです。。
忙しい中で無理やり行ってきた長崎の備忘録を更新していきたいと思います。


なぜ長崎に!?というところなんですが、
私の大学の友人が長崎にUターン就職し、いつか遊びにいきたいなー!と思ってたから。
地元北海道とは全く違う空気感なんだろなぁという好奇心も。

「どこ行きたい?」と聞かれて閃いたのは「軍艦島」でした。
廃墟マニアではないんですが、軍艦島を知ってから、いつかこの目で見てみたいな、けど無理だろうな・・・と高校生の頃から思ってたのです。
そしたら長崎港からツアーが出てるではありませんか!
友人は一度行ったことがあるとのことでしたが快諾してくれ、廃墟マニアでもない女二人で軍艦島に行くことになりましたw


さて、どのエアラインで長崎に行こうか?
1つめはANA・・・高い
2つめはSKY MARK・・・安いけどよーくみたら神戸経由!?土日しかないから時間がもったいない!
3つめはソラシドエア。安いし当り前だけど直行便!
てことでソラシドエアです。
予約後に気づきましたが、2万マイル以上あったからANAの特典航空券で取ればよかったかもーー(+_+)




当日は朝早くの便だったので4時半に家を出ました・・・。


当然、家では朝ごはんなんか喉を通りませんので、ラウンジで無料のパンを。

久々の第2ターミナルです!!


54番スポットからの搭乗です。

いつもは札幌行なので「長崎」の文字に心躍りますね!!!

眠たい目をこすりながら初めてのソラシドを写真におさめなければと思い・・・
シートはかわいらしいデザイン。

とっても女性向け!!
CAさんもとても親切で、機内アナウンスも、他社に比べると少しだけフレンドリーさが感じられました。

ドリンクサービス。

いつも機内ドリンクはスープばかり飲んでるんですけど前日のお酒が残ってたのでアップルジュースです。。


窓側を確保したのでパシャりまくります。


九州だなぁーと実感する、小さな島がたくさん見えてきます。


長崎らしい町並みが見えてきます。


そして着陸!

長崎空港、かわいらしい建物です。

バスではなくボーディングゲートへ


荷物受取もかわいすぎる!
「よかとこ長崎 ようきたね」



長崎空港からはバスで長崎市内へ移動。


駐車場からみたターミナル。


さて、次の更新からは長崎市内観光です。