まやいんか、あすてからやりゃいいべ・・・ってな感じで延ばし延ばしにしてきたおさそいのページをやっと作りました。
マヤ王国、インカ帝国、アステカ帝国など数ある「謎の中南米古代文明」のうち、いちばん最後にほぼ時を同じくして滅んだ(滅ぼされた)のはアステカ(1521年滅亡)とインカ(1533年滅亡)です。中南米古代文明というのは鉄と車輪を知らない、いわば新石器時代のままに大きく進化をとげた古代社会であり、世界のほとんどが中世の真っただ中にあるなか、唯一古代の衣をまとって中南米にひっそり生息していた冗談としか思えない奇跡の文明たちです。
古代マヤでは、早く酩酊して神に近づこうと酒を浣腸していました。
古代アステカでは、戦争の捕虜をピラミッドのいただきで生贄に捧げ、その心臓を太陽に献じるとともに、生贄の手足を食べました。
文字を持たなかった古代インカでは、キープと呼ばれる結縄で情報を保存。キープの色、結び目の数・形・位置などで主に数字を表現しました。日本の相撲レスラーのサガリみたい。
アステカ人は
「太陽は宇宙の暗黒を照らし、夜と死と悪の恐怖から人類を救ってくれる。この太陽の力が弱まれば、日照りや豪雨,雷、そして火山の爆発、地震などが襲い、人間が永遠の破滅に陥る。だから,太陽の力が弱まらないように、夜な夜な虚無の暗黒と戦う太陽に力を貸さねばならない。太陽は、夜の闇の中の無数の星と戦っている。その星の数のようにたくさんの捕虜を戦争でつかまえて、いけにえに捧げなくてはならない。一人一人の捕虜が、一つ一つの星に相当する。破壊的な宇宙の力ときわどい戦いをつづける太陽に栄養を与え、人間の世界の生存を確保するために、いけにえの捕虜はピラミッドのいただきで虐殺され、どくどくと流れるその血や、生身からとり出された心臓は,太陽に捧げられねばならない」
というきわめて強い固定観念をいだいていました。これは神話に由来するものです。現代の科学が明らかにしてきた客観的な宇宙の実像を知らなかったアステカ人は、いにしえより伝えられてきた神話によってしか神羅万象(宇宙)を理解することができませんでした。神話こそが彼らにとっては現代の科学と同等の無謬性を有していたのです。
(wikipediaより引用)
ここで「もし・・・」の話になります。もし、アステカの遺民たちがある指導者にひきいられてどこかしかるべき土地に移住し、そこで幾世代も生き延び、やがて独立して新国家を樹立したとしたら。アステカの魂はその国で脈々と息づいて現代に至り、しかも、その国でオリンピックが開催されたとしたら。そしてその国の所在位置が現在のテキサス州だったとしたら。
テキサス州、そしてカリフォルニア、ネバダ、ユタ、アリゾナ、ニューメキシコ、フロリダの各州は、かつてはメキシコ領だったのです。アメリカは武力と金(買収)にまかせてこれらの広大な土地をメキシコから奪取しました。だから、テキサスの一州ぐらい、アステカの子孫が自領として現在まで守りぬいていたっておかしくはないと思います。
「塩はうまくてまずいです」より引用