俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第2話「俺が妹とオフ会に行くわけがない」感想

　桐乃の衝撃的な趣味が明らかにされた１話。で、２話では京介と桐乃が秋葉原で行われるSNSのオフ会に参加することに。桐乃は友達を作ることができるんでしょうか…？遂に黒猫・沙織も登場し、話も盛り上がってきましたー。黒猫が予想以上にあれでびっくりでしたー。マスケラってああいうアニメだったのか…。

　はじめは学校での桐乃と加奈子の会話シーンから。加奈子は本当に声違和感ないですね…。今後はメルル関連のイベントもあるのお楽しみに。あとあやせも早くも登場！この時点では良い子に見えるあやせですが、話が進むと…。
　クラスの男子の妹ゲームの会話が気になる桐乃。ですがどうすることもできず、横をただ通りすぎていきます…。この気持ちもよく分かるような気がしました。

　ＯＰもお披露目になりましたが、なんかギャルゲーのＯＰっぽい感じが。なんかきしめんを思い出すような…。むくれている桐乃がかわいかったですー。でもサビの部分はもう少しなんかあってもよかった気が…。テーマは分かりやすいんですけどね。ＯＰは特にかんざきさんの絵そのもので驚きでした。

　高坂家。京介があまり妹ゲーを進めていないことにお怒りな桐乃。どうやら難易度が高くてクリアできないようです。クリアするのも色々大変なんですね…。に、しても妹に妹ゲーを勧められるのってやっぱり不思議な光景に見えます…。
　京介は妹ゲーに付き合わされるのにうんざりして、学校の友達と話せばいいだろうといいますが、ここで京介も桐乃にそういう趣味の友達がいないことを知ります…。そこで京介は同じ趣味をもつ友達を作ろうと提案。確かにいい考えですねー。京介の話もごもっとも。
　またここで桐乃の趣味に対する考えも明らかに。桐乃はギャルゲーも愛している、学校の友達も好きだと、両方好きなのが自分だと考えていました！桐乃らしくて良い感じです。
　ですが桐乃は世間の目をひどく気にしていて…。で、学校の友達に趣味がバレないように作ろうとしますが、策が浮かばず…。話はここで区切りに。

　翌日、学校の京介。悩む京介を見て、麻奈実が気遣ってきます。こうして見ると麻奈実は完璧な幼なじみキャラですねー。京介色々恵まれすぎ。最初麻奈実をつっぱねていた京介ですが、結局折れて悩みを打ち明けることに。京介と麻奈実の関係も気になるところです。
　その晩、麻奈実からの提案を受け、京介は某ＳＮＳに桐乃を登録させることにします。桐乃もその提案にのり、ぶつぶついいつつも乗り気に。すぐコミュニティに入ったりと桐乃結構思いきりいいですね…。
　で、そこのコミュニティの管理人・沙織から早速メールが。沙織は同じ趣味をもつ同士きっと友達になれると、来週のお茶会に桐乃を誘います。で、桐乃も乗り気で参加してみることに。話がトントン拍子に進んでいきます～。

　そうしてオフ会当日。秋葉原に来た桐乃は初めてということもあってか生き生きしています～。京介も一緒に行く事に。こういう頼みを何だかんだで引き受けてしまう辺り、京介も優しいと思います。本当に嫌だったらここまで付き合ってくれないと思いますし。ここのそっけない会話も兄妹っぽくてよかったです。京介も兄としての包容力があるようで。桐乃もまんざらではなさそうです。このアニメ、実は妹じゃなくて兄萌えなんじゃあ…とちょっと思ってしまったり。この辺の兄妹描写は原作よりいいかもしれません。

　そして会場のメイドカフェに入る京介ですが、メイドカフェ文化にただただ戸惑うばかり…。呼び名を選ばされて戸惑ってしまいます。一般の人にはやっぱり厳しい文化ですね。
　そしてオフ会のメンバーが入ってきます。で、原作でもメインキャラの黒猫、沙織・バジーナ登場！やっぱりこの二人がいて俺妹という感じがします！沙織、原作よりイメージ的に女の子っぽいかも。こうしてみるとあの変な格好もありかもと思えてしまいます…。に、してもごさる～って。今はこれでこそ沙織という感じがしますが、初めて原作を読んだ時はかなり戸惑ったのを覚えています。

　で、オフ会のはじまりー。桐乃は早くも緊張気味。話もなかなか上手くできず、会話に入ることができません。そしてオフ会が進むうちにメンバーも固まってきて、桐乃は孤立してしまいます…。賑やかな雰囲気としょんぼりする桐乃の描写になんだかやるせない気分になりました…。これは辛いです…。多分自分もオフ会に参加したらこうなるんじゃないかと思います。話下手なので…。

　こうしてオフ会は終了。ですが黒猫が店から出ると、皆外に出てしまい…。桐乃は一人取り残されてしまいます。

「全然話できなかった…」

　そして京介は桐乃のフォローに。京介、いい兄すぎる…。ここのシーンはＢＧＭ効果もあってじんわりきました…。ひとりぼっちほど辛いことはないです…。　でもまたすぐに桐乃らしさを取り戻します。こういうところも桐乃のいいところのひとつかも。
　と、店を出た直後沙織が戻ってきます。沙織も京介のことに気付いていました。そして自己紹介した後、沙織は２次会に桐乃を誘います。どうやら黒猫も桐乃と同じようにひとりぼっち状態だったようで…。どうやらまだ希望はあるようです。

　ファーストフード店で２次会スタート。黒猫の花澤さんの声がいかにも黒猫という感じがして良い感じです～。ですが黒猫はツンツンしたまま…。黒猫の沙織へ対するツッコミが冷ややかすぎてビビります。桐乃も。これをさらりと流す辺り沙織大人なのかも。
　タイプが正反対な桐乃と黒猫。穏やかに終わるはずがありませんでした。で、桐乃・黒猫の会話バトル展開に！そしてマスケラキタ～。やっぱり厨二っぽい匂いが…。桐乃はメルルを観ているからと反撃。ですがメルルという言葉が黒猫の逆鱗に触れたようで、黒猫もメルルを馬鹿にしてきます…。これはもうまさしく仁義無き戦いですね…。黒猫も「邪気眼」という言葉には耐え切れなかったようで…。地雷を踏んでしまったようです。
　原作ではもう少しさらりとしていた分、マスケラの画が濃すぎて驚きました。というかもろにギアス～。とりあえずメルルとマスケラ、２本のアニメが観れて満足ですー。

　その二人の戦いをさすがの京介も止められず…。でも会話している二人はかなり生き生きとして見えました。これはこれで気が合っているんでしょうか。友達というかライバルに近いような。沙織も微笑ましそうに二人を見ていました。

　その後同人誌の店に。どっちの同人誌も妙に気合が入っていて驚きでした。ここまでこだわっている作品はそうそうないと思います。ポップも。メルル、どう考えてもＲ指定モノっぽい…。こうして見るとまだマスケラの方が普通に見えます。
　楽しく秋葉原散策をした後、黒猫・沙織とお別れ。二人も笑顔を浮かべていました。桐乃にとっても楽しいオフ会でしたー。

　その晩の高坂家。二人で行動していたのをごまかすので一杯一杯です。家族からしてみると仲良くみえるのかも。ですが高坂父はやっぱり厳しくて…。これは今後の話がますます怖いです…。高坂父は桐乃のことは気にするものの、でも京介はスルー。結構そういうものっぽいです。
　京介は妹ゲーをやっていましたが、どこか投げやり。なんだかんだでコンプしてしまいますが、京介のはしゃぎっぷりがなんだか…。京介もどんどん深みにはまっていくことに対し、色々複雑なようです。
　桐乃の部屋へコンプしたと知らせに。桐乃は詳しい感想を聞こうとします。これ、結構恥ずかしいそう…。京介の感想も聞けて桐乃も満足したようです。やっぱり自分の好きなものの感想を聞くのは嬉しいことですね。
　桐乃は黒猫・沙織の二人ともメアドを交換し、今後に繋げたようです。こうして桐乃にも同じ趣味の友達ができました。京介も微笑ましそう。

「そっか友達になったんだな」
「あっ…！うっさい、バカ！」

　でも桐乃は素直になれずツンツンしてしまいます。でもこれもまた照れ隠しなんでしょうね。その後またドアを開ける桐乃のシーンも良い感じでした。桐乃のデレなのかも…。
　今回最後は桐乃の人生相談が終わったと思っている京介でおしまい。

「人生相談、終了～」

　京介はこれで人生相談が終わったと思っているようですが、本当にこれで終わりなのでしょうか。これまでの流れ的にまだ何かありそうですが…。

　次回は「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」作品タイトルのまんまです～。もしかすると次回で１巻の山場までいってしまうのでしょうか。次回は話に大きな進展があるかもしれません。とりあえず京介（中村さん）に期待。京介もただの巻き込まれ系キャラではありません！
　今回も原作の空気そのものという感じでよかったです！なんかほぼ完璧なせいか書くことが思い浮かびません…。今回もまだ話の掘り下げ部分っぽいところなので、何か語るとしたら、来週辺りになりそうです。俺妹今のところ良い感じかも。

　ではまた次回に！