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コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

けいおん!! 第26話(番外編2)「訪問!」感想

2010-09-29 04:29:11 | けいおん!1期&2期(2009-2010)

 今度こそけいおん!!本当に最終回…。さわ子先生の見舞い回かと思いきゃ、今回もまた色々ありました。まさかBDのパッケージ絵が本編に出てくるとは思いませんでした。また唯達と梓の関係にも微妙な変化が…?でも最終回でもいつも通りのけいおんでした。
 そしてまさかの映画化決定!これ以上何をする気が予想できませんが、まだまだけいおんは終わらないようです!


 今回は受験回の後の話。はじめは梓が入部した頃の話から。で、入部記念ということで、何故か写真撮影をすることになるのですが、普通にとったらつまんないということで唯達はマジックで顔に何か描くことに…。でもマジックって~。4人とも目を開けているのが乾いて苦しそうです…。
 それから5人揃って写真を撮ります――。もしやこれはBDのあのジャケットの~。最後の最後であのジャケットの謎が明かされましたー。でも何故こういうことをする必要があったかは謎です…。その場の勢いとかなんでしょうか…?
 その写真を観て、一人その写真を撮った時のことを思い出す梓…。一人というのが何だか寂しいものが…。梓はまだ先輩ばなれができないようです。唯達の卒業を目の前にした梓はその前に唯達に何か示すことはできるんでしょうか…?

 部室でみかんを食べる5人。本来ならもう授業もなく、下校しているはずの唯達でしたが、大事なものが届くんだとかで部室に…。その間には唯がみかんをかめはめ波みたいに掲げてみたりと、ここでまたBDパッケージの図が~。またもやパッケージの謎が解決。もうこれはその場のノリですねー。 
 そこに和がやってきて、卒業アルバムの見本を見せてくれます。大事なものとは卒アルのことだったようです。で、緊張しつつアルバムをめくる4人…。ですがやっぱり理想と現実は違うようで落ち込んでしまいます…。結構そういうものなのかも。唯はぱっつんヘアーのことを気にしていて、どうにかしてもらおうとしますが、和に軽くあしらわれてしまいます。ここで唯がおばあちゃんになった時の想像を…。唯は本当想像力ありすぎです~。結局唯と和どっちもどっちということに。

 その後和は唯達に困ったことについて相談します。卒アルをさわ子先生に見本を見てもらう必要があるようですが、今日さわ子先生は学校に来ていなくて、チェックを通せないんだとか…。律達のじらし方が上手かったです。むくれる梓が~。最終回までけいおんの画は安定です。
 唯はさわ子先生なら自分の写真を交換してくれるに違いないと思い、和の頼みを引き受ける事に!紬も先生の私生活が見れるかもとワクワク。こうして唯達はさわ子先生の家へ。梓はまだ授業。何か言いかける梓の姿がまた切なかったです…。なんか儚い…。

 さわ子先生の家へ向かう4人。さわ子先生の家は学校からそう遠くないところにありました。でも唯のさわ子先生イメージって…。
 途中部屋を間違ってピンポンを押してしまいますが、留守で助かります。でも隣の部屋からさわ子先生が…!ですが何か警戒しているようで、唯達は何か=彼氏を隠しているのではないかと怪しみます――。で、突撃してみることにしますが、気にしていたのはゴミ捨てを行く途中で誰かと出くわさないかと心配していたからで、特に何事もなかったようです。またもやけいおんらしいオチでしたー。で、事情説明し卒アルを見てもらうことになります。

 一方学校の梓。唯達が早く戻ってこないことにショックを受けつつも、何かしようとします。どうやら憂・純にも関わりがあることのようですが…?


 後半。さわ子先生の家でくつろぐ面々。さわ子先生も風邪を引いているものの、それなりに元気なようでした。に、してもさわ子先生の昔の衣装すごすぎ…。これだけでも充分秘密になりますね…。あとさわ子先生の卒アルも出てきますが、やっぱり今とあまり変わりないようで。
 そして本題に入ることに!唯は自分の写真を変えて欲しいとさり気にお願いしますが、かわいいじゃないで終わり。あっさり終わってしまいました~。
 その後クラスの集合写真の唯の肩に手がのっかっているのを発見し、皆ビビってしまいます…!澪びびりすぎ~。相変わらず怖がりな澪でした。ここ最近あまり澪がビビるシーンがなかったせいか妙に安心しました。
 で、この犯人はやっぱり律でしたー。律はその事実に気付き隠し通そうとしますが、澪も敏感に察知…。結局ばれてしまいます~。澪のフェイントお見事でしたー。律も観念してしまいます。結局謎も解けたということで写真はこのままにしておくことになります。
 で、さわ子先生のご飯を作ることに。ですがこういう時勝ってしまうのが唯…。なんだか心配です。1合が何キロって…。ですが唯はやる時はやるようです。

 そこに梓から電話がかかってきます。梓はしばらく唯達がそっちにいると知ると寂しそうに…。ですが切り替えてどこかに向かっていきます――。今回の梓達はなんだか行動に謎が多いです。


 ここからは穏やかに時間が過ぎていきます…。唯達の姿にさわ子先生も和やか。ついうたたねしてしまいます――。で、さわ子先生は夢の中でも唯達を撮影していました。ここでまたもやBDのパッケージが~。わざわざトロンプルイユもみたいに撮ろうと頑張っていたんですね…。ある意味感心です。
 思い出す唯達との日々。さわ子先生にとっても軽音部のみんなと過ごした日々は大事なものになっていました。そしてそのことを思い出したさわ子先生もまた寂しい気持ちに…。

「静かになっちゃうんだな…」

 まさかさわ子先生が寂しがる様子まで見られるとは…。これで本編最終回を見返したら更に泣けてきそうです…。
 ベランダで夕焼けを見つめる唯達。そんな唯達の姿もまた輝いて見えました。
 
 と、そこに軽音部OBの皆さんが…。唯達はここで切り上げる事にします。そして大学に合格したことを報告します。先輩達も喜んでくれましたー。
 でも先輩達は来年の軽音部を心配…。唯達もちょっと不安があるようでした。本編最終回辺りで一応ひと段落した問題でしたが、やっぱり不安ですね…。ですがここで声を上げたのがさわ子先生!


「大丈夫!
 軽音部はなくならないわ!」

 これには皆驚き。いつになくさわ子先生が真剣でした…。

 学校へ向かう唯達。さわ子先生の自信に唯達も疑問に感じていて、色々推理します。
 で、学校に戻ってきた4人。入った瞬間、ギターの音が聞こえてきます――。梓のギターの音でした。唯はそれを聴き、ワクワクしながら部室へ向かいます――。ここの移動描写がまた見事でした。この時唯は梓が一人だと思っていました。
 ですが部室に入ろうとした時、憂・純との会話が聞こえてきて…。それで唯の動きも止まってしまいます。どうやら動揺してしまったようで…。これまでは梓が寂しがるシーンが多く、そっちに意識がいっていましたが、唯もまた梓離れできないでいたのかもしれません…。これもまた意外でした…。この持っていきかたにはやられました。
 練習の邪魔をしちゃ悪いと去ろうとする唯でしたが、そこで梓が出てきます。なんにしろこのまま別れないでよかったです…。そこに澪達も。ですが唯はたまらず他の3人と駆け出してしまいます!
 
「逃げろ――!」

 唯はこの時にはもう笑っていました――。練習中だった梓も笑みを浮かべ、見送ります。この瞬間、先輩と後輩の間で何かが引き継がれたんだろうな…と思ったり。これもある意味で「卒業」だったのかもしれません。
 そして梓はふわふわ時間を弾き出します――。なんだか音色が懐かしいような…。このシーンにとてもぴったりでした。学校の外へ向かって駆けていく唯達はどこか楽しそうでした。この流れはまさにけいおんという感じがしました。
 そんな学校を駆け抜けていく唯・澪・律・紬の4人……。4人ともまた何かへ向けて踏み出そうとしているように感じました。

「せーの!」

 でもここで終わりかと思いきゃ、また違うシーンに切り替わります…。またBDジャケットのシーン~。これは1期最終巻のものでしょうか。さわ子先生が5人を撮影しようとしていました。


「よーい!せーの」

「あっ、飛び遅れた…」


 これからに向けて飛び出す5人の姿で今度こそけいおん2期、おしまいです!でもまだまだけいおんは終わらない…そんな感じがしました。まだまだこれからです!

 最終回の今回は花田さん脚本。今回もさわ子先生をはじめ、けいおんの緩い空気が最後まで一貫して描かれていたような気がしました。画も人数が多いからか、かわいい画が多く満足です~。に、してもまさかここでBDのジャケットの話につなげてくるとは思いませんでした。で、撮影しているシーンはやっぱりシュールで…恐るべしけいおんです。


 こうしてけいおん今度こそ終わりか…と思いきゃ、ED後に白背景の画面に唯が登場…!そして流れるこれまでの名シーンの数々。1期のOPがグッときました。そうして唯が画面から去った後、出た文字は――


「けいおん!」映画化決定!!


 でした!けいおん、まさかの映画化決定です!まだまだけいおんは終わらないようです。ファンの方達にとっては嬉しいサプライズになりました。でも唯達が気持ちよく卒業したのに一体何をやるんでしょうか…。蛇足にならないことを祈ります。とりあえず武道館の伏線を消化を~!映画化ということでライブの方にも期待していきたいと思います。
 あとは映画が地元で公開されることを祈るばかりです。00でも痛い目をみているだけに更に…。茨城県、何故か公開される映画館が遠いところばっかりです…。


 こうして2期まで続いてきたTVアニメのけいおんがとうとう終わってしまいました…。映画化はめでたいですが、もう3期はないと思います…。思い返せばけいおんとの付き合いもいつの間にか長くなっていました。なんか1期を観ていた時が遠い過去のようです…。
 1期は基本原作に忠実という感じでしたが、2期では話を伸ばす必要もあってか結構オリジナル話・要素などが追加されていたように思えます。でもあまり違和感などはなく、すっと話に入っていけました。これはもうさすが京アニというしかないです。個人的には夏休み中の話、特に梓回がお気に入りです。今でもあの幻想的な空気が忘れられません…。あと2期では紬が中でも光っていました。1期の時はここまで気になるキャラになるとは思っていなかったです。

 そして原作とアニメの大きな違いはクラスメート達との交流。クラスメイトはさりげない存在でしたが、最終的にけいおん2期を語る上で欠かせない存在になるくらい大きな存在になりました。そのおかげでアニメを観る楽しみも更に増えた気がします。4コマ漫画が苦手だった自分もだからなのか、けいおんは毎回観ることができた+好きな作品になりました。

 そしてスタッフの皆さんお疲れ様でした、そしてありがとうございました!京アニ、そして山田監督・堀口さんがこの作品を担当しなければ、おそらくここまでけいおんがビッグな作品にならなかったと思います。そしてきっと京アニ以外のところではこのけいおんのまったりとした空気を再現・観ていて飽きない作りにすることはできなかったと思います。

 唯達はじめ女の子キャラが変にキャラっぽくなく、リアルの女子高生っぽかったのもよかったです。あとけいおんの驚くべきポイントのもう一つはあまりサービスシーンがなくてもファンの方から文句があまり出なかったことなんじゃないかと思います。サービスシーンが当たり前な今のアニメ界にとってこれは結構驚くべきことなんじゃないかと思うのですが…。改めてキャラは外見だけでなく、中身もまた大事なんだと気付かされました。

 あと原作4巻も購入しましたー。地元でもすごい積まれていて驚きでした…。アニメ、思っていた以上に原作寄りだったことにちょっと驚きました。同じシーンでも微妙に感じ方が違ったりして面白かったです。原作は原作でやっぱり好きです。結末がアニメともちょっと違うので、アニメを観ていた人でも楽しんで読むことができると思います。かきふらい先生、今までお疲れ様でしたー。でも映画化でまた描かれたりしないんでしょうか。

 なんにしろ映画化楽しみです~。そんなわけでけいおんはまだまだ終わらないようです!

 とりあえず一応TV版は終了ということであいさつを。
 ではこれまでTB・コメントを下さった方々、
 感想を読んでくださった皆さん、
 ありがとうございました~。

 



4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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次は、映画化ですね! (ひらがなでことみ)
2010-09-29 16:47:57
こんばんわ、ソウキさん。
 今回は、さわ子先生の訪問だけと思いきや、梓達の新歓ライブ向けて行動してるところが見れて良かったです。

 まず、さわ子先生が卒アルを見ながら、現実の4人を見てるところは、軽音部の顧問であり、はじめての担任を受け持ったクラスに軽音部4人もいっしょ。想いに浸ってましたよね。  あと最後に唯が梓達が新歓ライブに向けて練習してるところを梓に見つかり皆で逃げ出し、梓がギターを弾きだし、4人が廊下や階段を走ってる状況は最高でした。そして皆がジャンプしての撮影シーンも、良かったです。あのBDジャケットはこのシーンだったのですね。
 これで、TVのけいおんは終わりましたね。でも次は映画化とはっ!まだまだけいおん!旋風は終わりませんねー。映画館で観れる日を楽しみにしてます。(近場の映画館でしてくれたら、なお嬉しいですけどね)

 ソウキさん、感想お疲れ様でした。私もけいおん!4巻わざわざアニメイトまで行って購入して来ました(梓の掛け替えカバーの為に)あとオオカミさんと七人の仲間たちのコミックと流星の双子のガイドブックも。
 やばいです金欠です。次は劇場版Fate・マクロスFのDVDや、らきすた8巻のコミックとか、もうすぐだというのに…。いろいろ大変ですぅ。

 ではでは。
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コメントありがとうございます! (ソウキ)
2010-10-01 03:30:38
 ひらがなでことみさんコメントありがとうございました~。
 今回はさわ子先生メイン回かと思いきゃ、他にも色々な話があって面白かったですね。さすが番外編です…!
 さわ子先生も今思えば軽音部と共に進んでいたんですね…。ここで改めてそのことを思い出すとなんかこみあげてくるものがあります。また卒業式回を見返したくなりました。
 BDジャケットの撮影された経緯に関しては本当驚きでした…。スタッフの皆さんはそこまでちゃんと考えていたんですねー。最後5人がジャンプするシーンにも上手く繋げてきたなと思いました。

 観ている時はもうこれでけいおんも終わりか…と思っていたんですが、最後の最後できましたね!まさか映画化だとは予想していなかったです…。まあまずは地元で公開されるのかというところから気になってしまうのですが…。ひらがなでことみさんの地元近くでも公開されるといいですねー。

 ひらがなでことみさんもここまでお付き合いありがとうございました。
 私は結局4巻はワンダーグーで購入して、表紙のポスカをもらいました…。アニメイトの梓カバー羨ましいです~。とりあえず来月のきららの梓カバーで我慢しようと思います。こっちも何か戦争になりそうですね…。
 コミック版のオオカミさん私も購入しましたー。前々から描き手さんのファンだったので…。ページをめくるたびニヤニヤしてしまいます。流星の双子のガイドブックも購入されたんですねー。
 私もまだ金欠です…。しかも今月は更に出費がありそうで…。お互い頑張りましょうー。

 ではでは~。
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祝!! 映画化 (里緒)
2010-10-03 21:00:08
こんばんわ、ソウキさん。
先週は修学旅行で北海道に行っていて、コメントがだいぶ遅れてしまいました。PCは持って行ったのですが…、ホテルってインターネットを使うのに結構ぼったくるというのが分かりました(涙)

今回はさわ子先生の話と思ったら、意外にも軽音部メンバー中心の話でしたね。色々とサプライズがあって良かったです。まさかBDのジャケットが伏線だったとは…。
今までの思い出を振り返るさわ子先生も夕日もあってよかったですが、私的に今回の一番はやっぱり唯でした。どんなときも明るくて、落ち込んだり悩んだりする他のメンバーを癒してくれる唯ですが、梓の言葉に動揺していた瞬間が今までで最も、いつも明るい唯以外の顔を見れた気がしました。いつも明るいキャラクターがこういう反応をすると何だかジーンとしますね。今まで、軽音部メンバーの卒業の話は基本的に梓の話が中心だったので更に良かったです。

最後に全員でジャンプする場面(これもBDのジャケットですね)は、これから先に向かって進んでいくようで最終回に相応しいカットとなりました。

とうとう、「けいおん」もおしまい…、と思いきや、まさかの映画化!!
アニメにゲームと来て、映画化。けいおん人気はすごいですね。私も見たいので近くの映画館で上映することを祈ります。

ソウキさん、けいおんの感想お疲れ様でした。秋のアニメの感想も期待しています。

それでは、また(^^)/

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コメントありがとうございます! (ソウキ)
2010-10-06 04:03:37
 里緒さんコメントありがとうございました~。
 里緒さんの学校はこの時期が修学旅行だったんですね。北海道羨ましいですー。に、しても今は修学旅行にPCを持っていく時代になったんですね…。ちょっと驚きました。

 私も今回さわ子先生メインの話としか観る前は考えていなかったのですが、見てみたらジャケット撮影秘話など色々な話が出てきて驚きました。最後の最後でまた梓・軽音部の話があったのもよかったですね!これもまたある意味で最終回なのかなーとか観ていて思いました。

 けいおんの映画化、本当に驚きでしたね…。けいおんは一体どこまでいくんでしょう。これからの展開も楽しみです~。里緒さんの家からも近い映画館で上映されることを祈ります!

 里緒さんも忙しい中、これまでコメントありがとうございました~。
 秋からもマイペースで頑張ります!
 ではでは~。
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