今回は前回までと打って変わって学園でのギャグ回。ルルーシュを巡るドタバタ劇には思わず笑いが。咲世子は今までルルーシュの何を見てきたんでしょうか。
でもその合間に、気になっていたあのキャラの動向とかが出てきて、今後の展開がますます気になってきました。R2もいよいよ盛り上がってきたようです。
まず始めは中華連邦から戻ってきたルルーシュが、咲世子からの報告を受けるシーン。でも咲世子はるルーシュの留守中に色々とんでもないことをやらかしていました。シャーリーとのキスだけに留まらず、108人の女性とデートの約束を取り付けたりとやりたい放題。108人って水滸伝みたい・・・。
これにはルルーシュは、
「違う・・・間違っているぞ」
と内心かなり動揺している様子。咲世子はルルーシュのキャラクターだからとさらりと言いましたが、ルルーシュって実はこういうことには奥手なんですよね・・・。咲世子は一体何年もルルーシュの何を見てきたというのでしょうか・・・。ちょっとルルーシュがかわいそうに思えました。
この咲世子の行動にはロロも随分腹立たしく思っていたらしく、つっかかってきます。ここで咲世子の正体も明らかになるのですが、まさか本当にくのいちだったとは。正確にはSPで、篠崎流37代目だそうですが。こうなると何でもありですね。
そして咲世子は最後にルルーシュへ今後の予定をつきつけます。それは・・・
「睡眠を3時間として、
108名の女性と約束をさせていただきました。
キャンセル待ちが14件、
デートは6カ月待ちの状態で」
という超過密スケジュール!こんな予定をこなしていたら、もう打倒ブリタニアなんてしているヒマなんてないのでは・・・。咲世子はキス以上にとんでもないことをしでかしたのかも。こうしてしばらくルルーシュは日夜女性とのデートに追われることになってしまいます。
その後はシャーリーのシャワーシーンが。湯気が濃いです。その中でシャーリーはルルーシュとのキスのことを思い出し、ちょっと浮かれ気味。そしてそれをミレイに聞いてもらおうとしますが、ミレイはというと、どこか上の空。ミレイにしては珍しく迷っているようですが・・・。
この後は女の子とのデートに追われるルルーシュの姿が。どうやらかなり無理しているようです。しかも中華連邦と行ったりきたりと24時間ずっと過密スケジュール。シャーリーにも女性達の前で問い詰められるわ、ジノ・リヴァルに賭けチェスに連れて行かれそうになるわで、ルルーシュはもうお手上げ状態。それを見たロロは思わず、
「咲世子の奴、体力のない兄さんに、こんなハードスケジュールを・・・。
それもデートばっかり。これじゃ人格破綻者だよ」
と、呟いてしまいます。メルマガでこのセリフを見てから一体ルルーシュに何が起こったのかと気になっていましたが、納得しました。このロロのセリフがすべてを物語っていたと思います。咲世子、やりすぎ。
またここではアーニャがルルーシュに幼い頃の写真を見せ「これはルルーシュ?」と聞くシーンも。ルルーシュは慌ててこれを否定しますが・・・。とりあえずルルーシュはアーニャのことを知らないようですね。
この後もルルーシュは女性とのデートに追われ続けます。そうしてデートの待ち合わせ場所に行こうとしたとき、またシャーリーがルルーシュを待ち伏せして、
「今度はどなたとお約束かしら?」
とルルーシュを問い詰めようとします。シャーリーが怖いです・・・。ルルーシュはどうにかシャーリーの機嫌をとろうとプレゼントを渡そうとしますが、逆効果。ルルーシュは、
『いけない。何か間違えたらしいが、どうすれば・・・。
ええい。こんな時、C.C.がいてくれれば・・・』
とへっぴり腰。ルルーシュはやはり女性と接することに本当は慣れていないようですね。咲世子の読みは本当に間違っていたようです。完璧そうに見えるルルーシュの隙が見えたシーンでした。
と、このピンチの中、幸運にもミレイの発表があったおかげでルルーシュは窮地を逃れます。そのミレイの発表とは・・・
「決めました!私の卒業イベント。名付けて、キューピッドの日!」
と、またまた波乱の学園イベント。ミレイはどうやら今度こそ卒業する気らしいです。このイベント内容は、男女とも違う色の帽子を被り、男女違う色の帽子を奪い合うというもの。そして奪われた人と奪った人はミレイの命令で恋人同士になってしまうというルール付き!これに学園は騒然に・・・またまた波乱の予感です。
一方今回はその学園でのイベントが行われている中、それぞれのサイドで動きが。ブリタニアではシュナイゼル、第一皇子のオデュッセウス、ギネヴィア、カリーヌの話し合いが。そしてナイトオブラウンズのナンバー1・ビスマルクが登場と、今後の物語で影響をもたらしそうなキャラが出てきました。
今回初登場のギネヴィアは第一皇女、カリーヌは第5皇女という地位に。特に気になるのはカリーヌが平和主義者のナナリーを良く思っていないということ。今後のナナリーの障害になってきそうな気がします。ここでシュナイゼルは今の中華連邦はバラバラだと言い、今なら示威行為と交渉だけで領土の半分は手に入れられると、結論を出します。
この後ビスマルクは会議のことを皇帝は静観。とりあえず皇帝は戦争は愚か者がやることだと、戦争を避けようとはしているようですが・・・やっぱり皇帝の真意はよく分かりません。
あとは亡くなったと思われていたコーネリアの再登場。髪型・衣装も新しくなり良い感じです。今コーネリアは、
「捕らえたぞ。ギアスのしっぽを。
陽の当たる場所に引きずり出し、ユフィの汚名を雪いでやる――」
と、ギアスの手がかりを求め、嚮団を追っているようです。どうやらこの1年でコーネリアもまたギアスのことを知り追っているようですが、まさかコーネリアが生きていたとは・・・あの後どうなったのか気になるところです。
そうして嚮団の中へ進入したコーネリア。そこでコーネリアは、ジェレミアの最終調整を施し、
「その仮説が確かなら、我々は史上最悪の犯罪に・・・」
「逃げましょう。ジェレミアの調整も終わっていますし」
「しかし、それは、国を捨てるということに・・・」
と嘆くバドレー出くわします。バドレーはそこに現れたコーネリアに皇帝に命令されてここにきたのだと、助けを求めますが・・・。ここでのバドレーの、
「このままでは、世界は滅びの道を・・・」
という一言が何だか不吉な予感が・・・。一体今のジェレミアにはどれだけの力が備わっているというのでしょうか。でもまさか世界を滅ぼすだけの力を身に着けることになるとは全然思っていなかったですね~。
あと捕らえられているカレンの下にナナリーの訪問が。このナナリーの訪問にカレンは思わず驚きます。この後2人が何を話すのか気になるところです。
話はまた学園に。イベント前ジノはスザクに学園のイベントに参加しないのかと聞きますが、スザクは総督補佐という役目があると断ります。と、これを聞いていたギルフォードが、あとで電話ぐらいしてもいいだろう、
「今という時間がいつまでも続くとは限らない」
と、思わぬ一言を。堅物みたいに見えたギルフォードですが、意外に柔軟なところもあるようです。それも、コーネリアの騎士としての立場からの言葉。今もギルフォードはコーネリアのことを心配していました。コーネリアがギルフォードに生存を知らせていないのはギアス絡みのことがあり、巻き込みたくないからという気がします。でも早くコーネリアと再会してほしいです。ジェレミアのことを知ったコーネリアがどう行動するのか注目です。
一方ルルーシュはこれを機にと、
「このままでは世界を壊し、世界を創造することなど不可能だ。
キューピッドの日。
今日のイベントで女たちとの関係を一気に清算する」
と、この日で今の状況を清算すると決意します。ここでの世界を壊し~というルルーシュのセリフが面白かったです。ルルーシュは本当に苦労していたんでしょうね・・・。ルルーシュはこれを成功させるために作戦を考えます。それはヴィレッタに帽子を奪ってもらうという作戦。まあそれが無難なのかも。
あとこの作戦で生徒から逃げ回る役目は咲世子に任せることに。ロロが言うには、
「おかしな女に捕まらないためにも必要です」
ということ。何だかルルーシュが哀れに感じてきました・・・。でもヴィレッタはそれに抵抗があるのか、
「あれは相当お前に惚れているぞ。
お前を守るために私を撃ったこともある」
とルルーシュに言います。もうヴィレッタはあまり打たれたことをそのことを気にしていないようですね。でもルルーシュはその時のシャーリーを知っているからこそ、こう言います。
「だから、もう巻き込みたくないんだ」
あくまでもルルーシュはシャーリーを自分のことにこれ以上巻き込みたくないと考えているようです。ルルーシュの本心が見え隠れしているように思えます。
そうしてイベント開始前に。ルルーシュの周りにはルルーシュの帽子を狙う女の子でいっぱいです・・・。しかもイベント開始前のミレイの、
「3年D組ルルーシュ・ランペルージの帽子を、
私のところに持ってきた部は、部費を10倍にします!」
という一言で更にルルーシュを狙う生徒が増えルルーシュピンチ!これは開始早々取られそうな予感が・・・。
そうしてイベントが始まりますが、ここでロロがルルーシュを手助けするために学園全体の時間を止め、
「さすがにきついな。これだけの人を止めるのは・・・。
ごめんなさい」
と、ルルーシュをロッカーの中に隠します。ここでロロがルルーシュの頭を壁にぶつけ謝るところが面白かったです。隠れた後また時が進みだします。このロロの助けにルルーシュは感謝。ますますロロはルルーシュにべったりです。
その後ルルーシュは咲世子と入れ替わるために図書館へと急ぎます。その最中ルルーシュはラウンズの2人が任務のためではなく、遊びにきているだけだと知って安心します。帽子を奪われてしまう局面もありましたが、ギアスでクリアです。
そして咲世子と入れ替わり、この後は面白場面続出に!学園皆が咲世子が変装したルルーシュを狙い追いかけてきます!ラグビー部は相変わらずやる気満々!良い意味で何だかバカですね。でも咲世子はこれを「とうっ!」と、時をかける少女のポーズでこれを飛び越えていきます!今回一番強烈だったのはやっぱりこのルルーシュの姿ですね。これにはルルーシュも、
「はあ?咲世子。変な掛け声はやめろ。
俺の人格が疑われる」
「申し訳ありません。思わず・・・」
と文句を言ってしまいます。流石にこれは~。この後ルルーシュは自重しない咲世子に悩ませられることに。でもちゃっかり、
『どう考えてもやりすぎだが、
咲世子は天然だから指示を出しても無駄か・・・。
仕方ない。明日から体育の授業はあいつに・・・』
と考えてしまうルルーシュがちょっと面白かったです。ルルーシュは体育がやっぱり苦手なようで。
この後は咲世子が逃げ回るシーン、学園総攻撃が更にエスカレートすることに!ここは放送で是非堪能して下さい。その中で幻惑部隊がちょっと強烈でした。まあ咲世子に、あっさり通り越されてしまいましたが。実際ルルーシュがこれを遭遇していたらどういう反応を見せたのかちょっと気になるところ。きっと心の中でかなり動揺することになるんでしょうね。
そうした中ルルーシュさえ想像していなかった事態が起こることに!なんとアーニャがナイトメアに乗ってルルーシュを追ってきました!これにはルルーシュも動揺します・・・。そしてアーニャは図書館へ攻撃してきてしまい・・・その場に何か感づいてやってきたシャーリーにも危機が迫ります。でもルルーシュはそんなシャーリーを放っておけず、
「危ない!」
と、ルルーシュがシャーリーを庇います!ここはルルーシュを見直しました。でもアーニャはこの瞬間2人のルルーシュを目撃していました。それにアーニャは、
「ルルーシュが2人?」
と疑問に思うばかり・・・。何だか早くもバレそうな予感が。その後ヴィレッタに注意されるアーニャの反応が面白かったです。それは・・・ダメでしょうね。
この後ルルーシュとシャーリーは2人っきりに。しばらく甘いやり取りが続きます。シャーリーはいつものルルーシュに戻ったと一安心。またルルーシュに急接近ですね。シャーリーに目をつぶってと言われ思わず構えるも、頬をつかまれ、
「キスされると思ったんでしょ」
「ああ、その・・・可能性の問題として」
と、かわかわるルルーシュがちょっとかわいかったです。頬が真っ赤です。そうしてシャーリーは、
「でもいつか、本当に好きにさせてみせるから」
言ったでしょ。恋はパワーだって」
と、ルルーシュの帽子を取りかぶり、ルルーシュの帽子と交換します。こうして一連の騒動はこうしてめでたしに。良いところに落ち着いたようです。ミレイはこの結果にちょっと残念そうな様子を見せます。ミレイもルルーシュが好きだったようですね・・・。が、すぐに取り直して皆にあいさつをします。そしてルルーシュ、シャーリー達に、
「あんたたち、もどかしいんだもの。
ぼやぼやしてると、学生終わっちゃうよ」
と言葉を贈り、そして卒業を宣言します。そんなミレイにシャーリーは、
「これまで、ありがとうございました」
と感謝の言葉を送ります。それにつられみんなも3年間楽しかったと、ミレイにおめでとうと言葉を贈ります。ここは見ていてちょっとジーンとしました。それからミレイの、
「これにて、モラトリアムとかいろいろ終了~!」
という言葉でお開きに――こうしてミレイは学園を卒業していきました。
そうして卒業していった会長のミレイ。ですがルルーシュ達は思わぬところでミレイの姿を見かけることに・・・それはTV。ミレイはなんとお天気姉さんになっていました!これは意外でした~。てっきり学園の先生とかになるんだとばっかり・・・。ミレイはちゃんと在学中にその資格を取り、事務所もちゃんと決めて色々動いていたようです。どうやら貴族だからと中途半端にそこに落ち着きたくなかったようで。ミレイはやっぱりけっこうしっかりしている人なんですね。
そしてもうひとつ驚きなのが、ロイドとの婚約解消!!まあロイドは対して気にしていないようですが。でもそれを知ったセシルのあの複雑そうな表情がちょっと気になるところ。やはりセシルはロイドに気があったりするのでしょうか。
と、ミレイはこれまで抱えていたものをばっさりと切り捨て、自分の道を歩みだします。そこにはミレイのある決意がこめられていました。それは――
『見てて、ニーナ。私は私で、向き合って見せるから・・・』
と、ニーナに自分自身で道を切り開いていくところを、見ていてもらいたいと思ったから。ミレイはミレイであのニーナとのやり取りの後感じるものがあったようですね。これにミーナも何か感じるものがある様子。ニーナもこれで何か変化が起きそうです。
このミレイの将来にシャーリーは会長らしいと電話でルルーシュと話します。シャーリーは雨の中、ルーフトップガーデンに植えるハーブの苗を買いに出かけていました。ここでの2人の会話を聞いていると、またまた2人は良い関係になってきたように思えました。
でもここはギアス。この後には大どんでん返しが待っていました。次の瞬間シャーリーは、オレンジ・・・もといジェレミアのかけた「ギアスキャンセラー」というギアス能力によって、ルルーシュにかけられたギアスの封印が解け、
「思い出した・・・。
私のお父さんを殺したゼロは――ルルーシュ?」
と、父の死の真相がゼロ=ルルーシュによるものだったということを思い出してしまいます!これまでの幸せをぶち壊すようなストーリー展開にはスタッフを呪いましたね・・・。流石はギアスです。
このギアスキャンセラーについてV.V.、ジェレミアはこう話します。
「しかし本当にギアスをかけられた人間が、
SPとして配置されているのでしょうか?」
「分からないからきれいにしているんだよ。
君はすべてのギアスを破壊する、ギアスキャンセラーを手にいれた。
だから――」
「了解しました。
誰がギアスにかかっているのかはわかりませんが
あとはアッシュフォード学園さえ落とせば、ルルーシュを・・・・・・」
ギアスキャンセラーというのは「すべてのギアスを破壊する」という本当に恐ろしいギアス能力のようです。これはルルーシュにとってかなり不利になるでしょう。しかも1回ジェレミアにギアスを使っているということで、倒すには一筋縄でいかない予感が・・・。今後のオレンジは更に手強いようです。果たしてルルーシュはオレンジに勝つことはできるのでしょうか?
次回は「過去 から の 刺客」遂にオレンジが本格登場です!しかも今度はギアスキャンセラーという協力な切り札を持って!これはルルーシュにとってかなり脅威になりそうな予感・・・。今まで人々にかけてきたギアスも解けるかもしれないと考えるとこれはかなりの窮地です・・・。ます気になるのは、シャーリーはすべてを思い出して、ルルーシュに何を思うのかということでしょうか。次回は更に見逃せなさそうです。
でも2期に入ってからギアス関係者いきなり増えすぎ~!ちょっと1年間の補足がないので戸惑ってしまいます。しかしコーネリアが生きていたとは・・・1期でてっきり亡くなったかと思っていました。でも1期の頃よりカッコよくなっていたので、これはこれで。コーネリアの今後の動向も気になるところです。
ではまた次回に!