今回は刹那・沙慈がまたルイスに会おうとダブルオーライザーで頑張る話。ルイスの元に向かうまでは本当にハラハラしました。沙慈と再会したルイスの心は動くのでしょうか。2人の再会シーンもとてもよかったです。
そしてラストではいよいよあのキャラが覚醒し、とんでもないことになりそうで…。今後は更に見逃せなさそうです。
前回子供達を庇って撃たれたかと思ったマリナでしたが、追っ手をクラウスが撃ったため、マリナは助かりました。最近00は無駄に引きやりすぎです…。
それからマリナ・シーリン達はクラウスと別れ、防空壕から避難することに。その最中シーリンはもしもの時のためにと、マリナへ銃を差し出しますが、これをマリナは拒否します。
「それを持ったら、
この子たちの瞳をまっすぐ見られなくなるから…」
やることをちゃんと果たしていればそういう選択もありかと思いますが、今のマリナにこの選択を取られてもあまり重みを感じません。あと銃を持っているシーリンの前で言うのが更に微妙です…。ヒロインとしてはその選択を取るべきだとは思いますが、今回で更にマリナの印象が下がってきました。スタッフさんがマリナに一体何をやらせたいのかもう分からないです…。
一方ソレスタルビーイングはアロウズとの戦いに。相変わらずダブルオーライザーに乗る刹那・沙慈が熱いです!
「沙慈、ルイス・ハレヴィに会いに行くぞ!」
「ああ!」『ルイス…』
「ダブルオーライザー、先行して敵部隊を叩く!
彼女の機体を捜せ!!」
やっぱりこの2人が最近輝いて見えます。何か期待以上で嬉しい限り。早速沙慈はルイスを探そうとしますが、なかなかルイスの機体は現れません。その最中、リヴァイブがダブルオーライザーに攻撃してきますが、ここはティエリアに任せて先へ。ティエリアとヒリングの戦いになります。
またソーマもアンドレイを探し出そうと躍起に。今のソーマにはセルゲイの仇を討つことでいっぱいになっていました。そんなソーマを「マリー!」と止めようとするアレルヤでしたが、ソーマには「ソーマ・ピーリスだ!」と言われてばかり。アレルヤにこう言われるたび、そう返すソーマは律儀だなと思いました。
ライルもハロと共に戦いますが、ライルには迷いが。
「お前らをぶちのめせば、アニューがどこの誰だろうが!」
ライルは出撃前感じたアニューへの違和感を気にしているようです。ライルはアニューに何かあると勘付いていても、アニューを信じようとしていました。このライルの想いが報われるといいのですが…。
一方リボンズは刹那が出撃していることに対して動揺。
「ヴェーダの予測では、
彼の細胞異常は致死レベルに達しているはず。
ツインドライヴが関係している?
まさか、変革をはじめたというのか…?
刹那・F・セイエイ」
どうやらダブルオーガンダムのツインドライヴが刹那に何か影響をもたらしているようですが…。これがリジェネの言っていた何かとの対話に繋がったりするのでしょうか。ダブルオーガンダムの謎が深まります。
ルイスを探す沙慈。途中ヒリングが襲い掛かってきますが、ここもダブルオーライザーの力であっさり撃退。ブリングとデヴァインの仇を討とうとするヒリングにちょっと笑いが。あの2人が何のために出てきたのか、未だに謎です。
その中で沙慈はプトレマイオスに近づく隕石が二つあることに気付き、刹那に知らせます。それを聞いた刹那は急いでプトレマイオスへ!あとこの最中トランザムにより、GN粒子がまた散布され、辺りに影響が…。ソーマはそれで2人がルイスを探していること、アレルヤはハレルヤに。
「はっ!ルイスを捜す?」
「この加速粒子、俺らの脳量子波にギンギン来るぜ―!
そうだろ?アレルヤ~!」
ルイスと知り合いのソーマがこのことを知ったことでどういう影響が出てくるのか気になります。しかしハレルヤは何かすごくご機嫌ですね。見ているこっちが不安定になってきます。でも今回ハレルヤが出てきた理由が正直よく分からなかったです…。特に見せ場がなかったような…。
GN粒子が散布される中、隕石から出てきたルイス・アンドレイの機体がプトレマイオスへ――。これをクルーの面々は撃退しようとしますが、ここで、
「やめろ――!」
と、刹那・沙慈がGN粒子を通して、必死に止めに入ります――。またGN粒子散布時恒例の裸で。ちょっと焦ったり。アンドレイは幻聴扱い、ルイスはこれに「まさか…」と沙慈が近くにいることを感じます。
そして2人はそれぞれ自分の想いを叫びます――!
「ずっと待ってた、会いたかった!」
「兵器ではなく、破壊者でもなく、
俺と、ガンダムは変わる!」
「ルイス!」
ここは見ていてかなり熱くなりました~。ちょっとじんわりきました。前回からの2人は熱いです。その声は辺り一面の人々に伝わります。これでスメラギ達もGN粒子を通して刹那の声を聞くことに。スメラギはこの声で、
「聞こえたわ、刹那。
あなたの声が…あなたの想いが」
と、刹那の意思を感じ、何か思っている様子。これがソレスタルビーイングを更に変えることになるのでしょうか。
そして沙慈も、ルイスと再会する時が――。
「ルイス、ルイス!」「はっ…沙慈?」
「そうだよ、僕だ!沙慈・クロスロードだ!」
「沙慈…」
そうして2人はそのGN粒子を通じて再会することに――。地球が見える施設の中、2人が。2人はOPで着ていたあの服を着ていました。ああいう風になる時は来るんでしょうか。
そこで沙慈はルイスに話しかけます。ようやく沙慈の願いが叶う時がきました。沙慈は笑みを浮かべながらルイスと宇宙への想いを語ります。
「綺麗だ…。
5年前もこうやってふたりで、地球を見たよね。
あのとき僕は、この青い地球を見て宇宙で働こうってきめたんだ。
そしていつか、
この景色をもう一度君と見ようと、そう思ったんだ」
「もう、会わないと決めていたのに…」
「でも、僕たちはこうして出会えた。
ずっと待っていたんだ。君を、このそら(宇宙)で。
戻ろう、ルイス。あの頃へ。
何もかも穏やかだった、あの日常へ――」
ここの想いを語る沙慈がとてもよかったです…。4年前と沙慈の宇宙への純粋な想いは変わっていませんでした。それが救いのように感じます。
その沙慈の話にルイスの心も揺れますが、それにルイスは頷くことはなく。
「できない」
「どうして?僕の声を聞いただろう?
僕はソレスタルビーイングじゃない。
ただ巻き込まれてあそこに…」
「そういうことじゃない」
「だったら…」
ルイスは沙慈を拒絶し、険しい表情で沙慈に銃を向けます――。もう色々起こってしまった今、ルイスも後戻りはできませんでした。簡単に頷くのもどうかと思いますが、やっぱりこのシーンは見ていて心が痛みました…。ルイスは自分の目的を沙慈に語ります。
「統一世界、恒久和平を実現するため、私はこの身を捧げたの。
世界を乱す、ソレスタルビーイングを倒すため…。
そして、ママとパパの仇を!」
「ルイス…」
「邪魔しないで!もし邪魔をすれば、あなたを撃つ!」
ルイスもまたアンドレイと同じように平和を目指していました。でもそれはアンドレイ同様、どこか歪みがあるような気がしました。ルイスのあの4年間の経緯についても気になりますが、結局明かされじまいなような。小説とかで補完してくれるといいんですが…。
でも4年前、ルイスと幸せな時を過ごした沙慈はそれを受け入れることはできませんでした。沙慈は銃を向けられながらも、恐れず前へ進み、ルイスへの想いを語ります。
「おかしいよ、おかしいよ!君はそんな女の子じゃなかった!
何が君を変えたんだ!?」
「自分で変わったのよ、自分の意志で!」
「それは嘘だよ!
僕は知ってる。ルイスのこと。優しい女の子だってこと。
宇宙に行くために、一生懸命勉強したことも!
我がままを言って、相手の気をひこうとする、不器用なところも。
本当は、寂しがりやだってことも…。
僕は知ってるんだ。ルイス…」
そして前に進んだ沙慈はルイスの銃口を手で抑えます。ここの沙慈のセリフは何だか切ない気持ちになりました…。沙慈もまたルイスのことを想っていたんですね。沙慈のルイスを想う気持ちと勇気が伝わってきました。4年前のルイスがとても懐かしく感じました。
その沙慈の言葉に、ルイスもまた心を動かされていきます。沙慈はルイスを抱きしめます…。ルイスの沙慈を想う気持ちもまた変わってはいませんでした。
でもここでルイスの脳裏に4年前のあの事故のことが――。ルイスはこれで混乱。
「私は――!!」
「ルイス!」
やっぱりそう簡単にはいかないようで…。どうやらまだルイスを取り戻す「何か」が足りないようです。それにはやっぱりネーナまたが関わってくる気がします。この後トランザムの発動時間に限界がきて、2人はまた離れ離れに――。この先どうしたらルイスを取り戻すことができるのか気になります…。
一方ティエリアはセラフィムガンダムを駆使して、
「君には聞きたい事がある。答えてもらうぞ、イノベイター」
と、リヴァイブを捕獲。ようやく話に進展が起きそうです。
またソーマもアンドレイを発見。ソーマはアンドレイを討とうと必死に。2人の考えもまた交わることはありませんでした。
「何故だ!何故大佐を殺した!?」
「ピーリス中尉!なぜ生きて…」
「答えろ!!」
「あなたも、裏切り者か!!」
「貴様が言うセリフか!!」
アンドレイにはもう本当いい加減にしてほしいです…。決め付けすぎ。ソーマの貴様~という一言はもっともだと思いました。
2人の戦いも激化していきそうでしたが、
「もうよすんだ!マリー」
「邪魔をするな!私は大佐の仇を!」
アレルヤが来たことによって今回は終わりに。いつの間にかアレルヤに戻っていました…。でもソーマを止めようとするアレルヤの行動は良い方向に向いてきたかも。
と、ここでそんな復讐ばかりの戦場を見た沙慈の嘆きが――
「やめろ――!」
沙慈はそう叫び、今の自分の思いを語ります。
「もう、やめてくれ。
何も変わらない。仇を討っても、誰も生き返ったりしない。
悲しみが増えるだけだ…。
こんなことしてたら、みんなどんどんおかしくなって、
どこにも行けなくなる。前にすら進めずに…」
それは戦争に巻き込まれてきた沙慈だからこそ言える言葉。復讐をしても結局幸せにはなれません…。戦う上で決して忘れてはいけないことだと思います。沙慈のこの言葉が何か変えてくれることを祈ります。
でも、刹那・沙慈が目指すものを気にいらない人物が。
「とんだ茶番だ。あのようなぬるい戦い…。
私の好敵手であることを拒むか、少年。
ならば、私にも考えがある」
戦いを望み続けるブシドーにはその刹那の目指すものが気に食わないようです。刹那達が目指すものをまず阻むのはブシドーになりそうです。一体ブシドーは何を企んでいるのでしょうか。そろそろブシドーにも動いて欲しいところですが…。
マリナの方ではシーリンがマリナに子供達を連れて隠れているようにと指示。シーリンはクラウスの元へ向かいます――。ここのシーリンの、
「私は、カタロンは戦っているの」
というセリフには、マリナよりシーリンの方がヒロインに向いている気がしてきました。マリナ・シーリン、別れた2人はその後どうなるんでしょう。とりあえずクラウスが心配です。でも最近カタロンの存在意義が分からなくなってきました。話に今のところ意味を感じないような…。
戦闘後、ルイスを説得できなかった沙慈。そんな沙慈が気になり、刹那は沙慈の様子を見に行きます。でも沙慈の気持ちは沈んだままで…。刹那はそんな沙慈を見てそこから出て行こうとします。
が、その時沙慈は刹那を引き止め、ある決心を刹那に話します。それは…
「戦うよ。ルイスを取り戻すために。
僕は、僕の戦いをする…!」
と、戦い続けるということ。今回戦いの無意味さを感じ、皆を止めた沙慈。それでも沙慈は戦いから逃げず、ルイスを取り戻すために戦い続けることを決めます――。瞳がいつになく険しく、その思いの強さを感じさせます。何か良い表情になってきました。この戦いを終わらせるためには沙慈が重要な存在になってきそうな気がしました。刹那もそんな沙慈の言葉に頷きます。まだ、2人の戦いは続きます――。いや、何か予想以上にこの2人の関係良いです。
その頃ルイスは沙慈への想いに悩み、アンドレイはまたソーマも裏切りものだと決め付け。そして一方的にルイスの願いを叶えようとガンダムを撃つことを決めます。もう身勝手すぎて呆れました…。
リヴァイブに話を聞こうとする刹那達。でもリヴァイブは余裕。ライルはアニューと似ているリヴァイブを見て驚きます…。そしてブリッジの方ではリボンズの差し金か、遂にアニューが覚醒する時が――。アニューは目を光らせ、ラッセへ銃を向けてきます――。これに動揺するクルーの面々。そんな皆にアニューはこう告げます。
「何をする?そんなこと決まってるわ
だって私は――イノベイターなんだから」
覚醒したアニューがとても怖かったです。まさかここまで変貌するとは…。いよいよアニューが本気に。そしてアニューはラッセへ引き金を引きます――。イノベイダーの逆襲が始まろうとしていました。ラッセの行方が気になりすぎます…。
Cパートではアニュー…のその後ではなくすっかり忘れていた留美サイドの話メイン。まずはリボンズ・リジェネのやり取り。リボンズが更に小物に。あと遂にリボンズがリジェネの頬を打ち、おしおきを。
「君はやんちゃが過ぎる。
今度勝手なまねをしたら…分かってるね?」
リジェネにもいよいよ反逆フラグが立ってきました。
一方前回リジェネからヴェーダの位置データを受け取った留美。早速プトレマイオスへ向かいます。が、そこで艦の操縦が効かなくなり、留美・紅龍は焦ります…。誰がそんなことをと思えば、それはネーナの仕業でした。これまでの留美への鬱憤が今、最悪の形で晴らされようとしていました…。
「何でも持ってるくせに、もっともっと欲しがって…
そのくせ、中味は空っぽ。
私ね…そんなあんたがず~っと嫌いだったの。
だからさあ、死んじゃえばいいよ!」
相変わらず留美は歪んでいますね…。久々のネーナの狂気はやっぱり恐ろしかったです。留美も、もう少しネーナのことを気にかけておくべきだったのかも。
そうしてネーナの裏切りにより、破壊されていく艦。しかも攻撃は1発ではなく、数え切れないほどのもの…。これは絶望的ですね…。崩壊していく艦の中で留美はこの事態に動揺。今の留美は普通の人間と変わりありませんでした。
ここで気になったのはやっぱり「留美!」と紅龍が留美を庇うシーンでした。最後の最後で紅龍が…。艦の崩壊に巻き込まれていく留美はどうなるのでしょうか。ネーナの笑い声が響きわたります…。とて~も気になるところで次回へ続きます。
次回は「アニュー・リターン」いよいよアニューが覚醒し、ソレスタルビーイングに危機が…。リボンズが狙っているらしいダブルオーがどうなるか気になります。いよいよイノベイダーが仕掛けてきました。
あと留美がここで退場になるのかも。ここで死んだら本当1期1話から出てきた理由がよく分からなくなるのでもう少し何か欲しいところ。何かソレスタルビーイングにヴェーダの位置データを送って、世界を変えて~とか言って死亡とかありえそうで怖いです。またしてもネーナはやってくれました…。今期もネーナの狂気は健在のようですね。これをアンドレイに向けてくれればスカっとするのにと思ったり…。
と、アニュー覚醒、留美の危機など更に見逃せない展開になってきました。心臓に悪いです…。
ではまた次回に!
ライルが驚いたのはリヴァイブの瞳が(様子が変になる時の)アニューと同じだったからではないかと。
というか先週と今週の引きがまったく同じ展開だよ…(笑)
アニューが覚醒した事により、ライルとは“悲劇”で終了しそうで怖いです…。あの監督&脚本家ですし…ハッピーエンドにはしなさそう…。(汗)
お仕置きの裏手ビンタされたリジェネの今後は…やはり離反でしょうかね? 個人的には、ティエリアと一緒に戦ってほしい所なので、離反は大歓迎です♪
次回は、ライアニュと王兄妹が、とにかく気になりますね!!
ちなみに私は、戦わないマリナを支持しています!!
上手く説明出来ませんが…マリナまで戦ってしまったら『00』での“救い”が無くなる気がするんです…。
戦争に巻き込まれている上に自国まで亡くして、普通なら“戦う”選択を嫌でもしてしまう筈なのに、頑ななまでに“戦わない”選択をしている彼女が、私は好きです☆
長々と失礼しました…。
灯篭さんコメントありがとうございます~。
アニューを操ってるのはリヴァイブの方ですかねー。
そう言われるとそんな気が…。
これまでのアニューの意識がどうなっているのか気になります。
予告を聞く限りだと別人格でまだ存在していそうな気がするんですが、
今回は先が読めません。
に、しても本当発砲して次回へ続くって先週と同じですよね…。
ここまでやられるともう危機感を感じなくなってきます。
今回も釣りだといいんですが…。
アニュー・ライルサイドは確かに悲劇で終わってしまう気が…。これまでのガンダムシリーズを見ているとどうもそんな感じがしますよね。黒田さんですし…。せめて2人に何らかの救いがあればいいのですが…。
今回見る限り、リジェネは何だかもう離反しそうな雰囲気ですよね。私もティエリアと共闘するところを見てみたいのでそうなったらいいな~と思います!留美・紅龍も生き延びていていればいいのですが、次回どうなるんでしょうね。ここで死んだら役割的に微妙なので、何かあればいいなと思います。次回が本当気になります…。
マリナに関しては刹那とは違う形で、マリナはマリナで平和への道を探して欲しいと思ってはいますが、最近のマリナを見ているとどうも戸惑い気味です…。今回の選択もこれでよかったとは思いますが、これまでのガンダムのヒロインを見ているとどうしても…。マリナの方が普通なんでしょうけど…。
でも確かに自国が滅んでもルイスみたいにならず、戦わないことを選び続けるマリナは意思が強いのかもしれません。マリナもまた平和の象徴的なキャラなのかもしれませんね。マリナがこれからどんな道を選ぶのかにも注目していきたいと思います!
ではでは~。