久々の化物語感想。ようやく今回で化物語最終回です。本当に最終回迎えるまで長すぎて感想を書けるか不安だったりしましたが、とりあえず無事終わって安心しています。化物語も良い最終回でした~。(7/2、OP感想ちょっと追記)
前回目覚めてしまったブラック羽川…。今回もブラック羽川が色っぽくてドキドキです。暦もいつもよりカッコいいかも。
ブラック羽川は羽川が暦のことが好きだと明かします。暦は冗談で済まそうとしますが、ブラック羽川は嘘を許さず…。そして暦の罪に関して追求。羽川は暦への片思いにずっと苦しんでいました。
追い詰められる暦。泣く羽川の姿が壮絶でした…。ここは原作以上だったかも。緊迫した状況の中、最終回スタートです。
OPは今回もスケジュールの関係で今回も実写ですが、来週OPも配信されるみたいです。早くアニメのOPもみたい…。どれだけ凝っているのか楽しみです。
続く暦と羽川と暦の会話。羽川は春休みの頃から暦に好意を持っていました。ですがひたぎが現われた事で状況が一変…羽川は失恋してしまいます。原作も面白かったので傷物語もいつかアニメ化してほしいです。アクションが多そうで面白くなりそう。画が大変そうですが…。ここら辺の表現は化物語らしかったです。
いくら言われててもブラック羽川のことを疑う暦ですが、ブラック羽川は暦の願いを打ち砕いてきます。そしてひたぎへの恋が本物かどうか迫ってくるのですが、このことに関しては暦も黙っていませんでした。
「でも、それはできないよ、猫」
「僕はあの性格を含めて
戦場ヶ原のことが好きなんだ
生まれてはじめて人を好きになったんだよ」
暦、男前~。ここは前々から気になっていたところだったので言ってくれてよかったなーと思ったり。暦はひたぎのことを確かに想っていました。ひたぎはその頃文化際の準備を羽川の代わりに仕切っていました。ひたぎはひたぎで暦との約束を果たそうとしていました。
そして暦は羽川が自分から告白せず、ブラック羽川に言わせたことを責めてきます…。さすがにそれはあんまりだと思いました。言いたくても言えないこともあったはず…。今回の暦は半分逃げていたのかも。
ここで吸血鬼・忍の話に…。誰でも優しいのは特別な人間がいないと語るブラック羽川。暦の今までの行動が問われようとしていました。
1話のような勉強光景で話の続き。暦はまだ答えを見つけられず。今までのヒロインを思い出す暦ですが、その中でいうことを聞くキャラはいない…という言葉で何かに気付き始めますが、見ている時はさっぱりだったり…。
人の気持ちは変えられないと語るブラック羽川。それでも羽川に好きになってもらったことを誇ろうとする暦でしたが、ここでブラック羽川が次の手に出ます…。それは――。
後半。後ろから暦を抱きしめるブラック羽川でしたが、それは暦の殺すための罠。暦は無残にやられてしまいます…。とても壮絶でした…。そうしてブラック羽川は暦(羽川のストレスの原因)を殺して羽川のストレスを消そうとします…。
「確実に、殺す」
迫るブラック羽川、想像以上にすごかったです…。BGMがまた独特で良い感じでした。
暦は羽川のことを思い出しながら、死ぬことを受け入れようとします。
「羽川のために死ねるなら…」
でもここでもし自分が殺されたら、ひたぎが羽川を殺すかもしれないと考え、抵抗することに――。ですがもうブラック羽川を引き離すことができず、苦しみます…。一向に考えを変えない暦にブラック羽川もしびれをきらします。
「じゃあもういい、お前死ねよ」
そうして暦は首を絞められ、殺されそうになります…。助けはこず。ひたぎは文化祭の準備・まよいはポストを見ている・神原、撫子は捜索続行と、助けてくれる人は誰もいないと思われました。
ですがただ一人、暦の近くにいた人物がいました。それは――
「助けて…忍」
その声で影から忍が出現!忍は凄まじい勢いでブラック羽川を捕食。あっという間でした…。それでブラック羽川は元の黒髪の羽川に戻ります。
ですが忍はまだ止まらず…。どうにか暦が説得して止めますが、ここで記憶がフラッシュバック…。暦と忍の二人は特別な何かで繋がっていました。ですが忍は何も言わず黙って影へ戻っていきます…。平野さん、最後までやっぱり出番がないままで残念…。
そうして事態は収束。朝が来ました。羽川は寝言で暦に話しかけます。
「阿良々木君…
私との友情よりも恩返しする方が大事だなんて
そんな寂しいこと、言わないでよ…」
「……」
阿良々木君。きちんと、しなさい」
「はい…」
そうしてまた朝がやってきて、双子の妹に起こされます。いつもの日常が戻ってきました。あの後暦と羽川は神原達に助けられたようです。
忍野に会いに行く暦でしたが、そこには誰もいなくて…。学校に行くとそこには羽川が待っていました。羽川はいつも通りに暦と接してきますが、あの時の記憶が残っているのかはまだ分かりません。もし少しでも覚えていれば辛そうですが…。羽川の気持ちも気になるところです。
自転車置き場で暦を待っていたひたぎ。ひたぎの腕まくり姿カッコいいです。そしてひたぎは笑顔で声をかけてきます。
「おかえりなさい」
「ただいま」
そしてひたぎとデートの約束!大きな進展です~。やっぱり自分はひたぎ派です。二人で並んで歩く姿にニヤニヤでした。蟹を食べに行く日が楽しみです。
再び暦・ひたぎ・神原・羽川で忍野がいた学習塾へやってきますが、でもやっぱり誰もいなくて…。忍野は既にこの街からいなくなっていました。そのことを暦も認めます。
『今なら分かる。
昨日ここを訪れた際、
忍野が野外に出ていたのは、
あれは撤収作業の真っ最中だったのだ』
『どうして気付かなかった
あのセリフそのものが、もうどうしょうもないくらい
別れのあいさつじゃないか』
『別れの言葉を決して口にしない
人との別れが何よりも苦手な
あの不器用な男の、精一杯の親愛の証――』
最後の最後で忍野のデレっぽい部分が…。原作でもこの辺で忍野の見方が変わりました。忍野もクールに見えて良い奴だったのかも。忍野はもう暦達ならどうにかできると思い、この街を去ったようです。忍野カッコよすぎです…。
夕方、帰る4人。4人はどこか楽しそうでした。
「まったくあれだよなー」
「そうね、あれだわ」
「あれだよね」
「うん、あの人はあれに違いない」
「お人よし!」
二人乗りする暦とひたぎ。物語は締めに向かっていきます――。
そして明日は文化祭。暦達のクラスはお化け屋敷をやるそうです。まさしく化物語といったところで化物語、おしまいです。スタッフロールがつぶれて読めなくてちょっと残念でした。最終回仕様になっているのは嬉しかったですが。久々の誰も知らない物語でなんかしんみりしましたー。
で、総評ですが、正直化物語の感想を書き出した時期がもう1年ぐらい前なので色々うろ覚えです。もっと早めのスパンでつばさキャットも見たかったと思います。さすがに4クールはないです…。とりあえずシャフトは締め切りがないとダメだと理解しました。TVだと毎週なんだかんだで見れたのに…。今後に生かして欲しいです。
最終回はデュラララ・おお振りの後だとあれですが、化物語も爽やかでそれなりに良いラストだったかなと思います。でも最終回がこれだけ待った価値があったかと聞かれれば微妙かも…。1話並のインパクトを期待しましたが、なんか普通に終わってしまった感が…。最終回は他のエピソードに比べると何か足りない気がします。他のエピソードは面白いと迷いなく言えるのですが…。原作を読んでいるからそう思ってしまうのかもしれません。
全体的に見ると斬新な演出が多かったり、キャラが個性的だったりと魅力が多い作品でした。特にひたぎクラブはかなり衝撃を受けました。また見返してみたいと思います。
是非傷物語・偽物語もアニメ化してくれないかなーと思いつつ。OPを見たらまたここに追記したいと思います。
(追記)
つばさキャットOP観ました~。クオリティが高く、公開が伸びた理由にも納得。羽川の苦悩する姿や内面がかかれていて、暦への恋心に悩む羽川の気持ちがよく伝わってきました。最終回に足りなかった部分が補完されたような気がしました。きっとどこか足りないと感じていたのは、本編で羽川が暦に関して悩んでいるシーンがはっきりあまり描かれてなかったからなのかも。これを最終回と同時に見たかったです~。
でも猫の手に追い詰められる羽川のシーン、あれ軽くR-18なんじゃあ…。後半ショッキングすぎでした。
ではこれまで感想を読んでくださった皆さん
ありがとうございました~。
「たすけて・・・」がなんかキタ
つばさキャット最高~♪
化物語はかえって原作を読まずに見たほうが楽しめたかもしれませんね。アニメを観た後原作を読めばよかったかなと思います。色々ありましたが、こうして無事最終回を迎えられてよかったと思います~。
ではでは。
次の方もご指摘ありがとうございます。早速訂正しようと思います。