コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

機動戦士ガンダム00 第14話「決意の朝」 感想

2008-01-13 14:34:18 | 機動戦士ガンダム00 1&2期(2008-2009)

 今回から2クール目開始。やっとOP、EDも変わりそれっぽくなってきました。今回は次回へ向けての前振りと言った内容でしたが、その次回何が起きてくるのかが気になります。
 あとグラハムの部隊名も正式に決まりましたね~。待っていました!でも予想通りでふいてしまいました。ガンダム調査隊の方がマシだったかも。・・・この作品にはネーミングセンスがかけているのかもしれませんね・・・。あとライバルも出現してきましたね。これからどう対抗していくのか気になってしまいます。


 今回からOPが変わりました!前評判から不安がありましたが、OPは思っていたより良かった気がします。私は前より好きかもしれません。流れは1クールのキャラの裏側を振り返ったようなもの。途中のグラハムの出撃シーンには過剰に反応してしまいました。
 ただ新キャラ等見たい部分を見せてくれなかったので、そこは不満ですね。ここは種みたいに先の展開を思わせるカットとか入れてくれると楽しめたんですけど、残念です。ちょっとインパクトという面では欠けている気がしました。

 始めは各国のお偉いさんが集まってガンダムについて話し合っているところから。いよいよ各国ガンダム鹵獲に本気で乗り出してきそうです。
 アレルヤは宇宙で任務にあたっているようです。アレルヤを気遣う技師でしたが、アレルヤはというと、

「大丈夫です。僕の体は頑丈に出来ていますから。
 それに、少し考えたいこともあって・・・」
「我らはもう事を始めてしまった。後悔も許されぬ所業だ」
「・・・分かっていますよ」

 最初のアレルヤの言葉がハレルヤを思い出させてくれて笑えました。でもアレルヤ達はこれから自分達が何をするか分かってそうです。一体ソレスタルビーイングの真の目的は何なのか気になりますね。
 その頃スメラギ、留美は水着でプールのベンチに寝転がり会話。スメラギの胸につい目が・・・。2人は人類が宇宙で暮らすことについて話していました。そういえばこの物語ではまだコロニーとか出てきていませんね。人類は未熟でいいとスメラギは話します。そしてお酒も・・・。しかしラッサの筋トレ、水着は・・・何だか妙な人に見えてきてしまいます・・・。フェルトはハロと花を見ていました。癒されます。
 一方ティエリアは今までの問題について振り返ります。それはデュラメスの攻撃力、ナドレを世界にさらしてしまったことと、刹那。さらりと流そうとしていましたが、一番問題を起こしているのはティエリアなんじゃないか?とつっこみたくなりました。割とティエリアは自分のことを棚に上げていますね。
 その頃刹那はアザディスタンでマリナがアレハンドロと太陽炉に関する契約を結んだというニュースを見て複雑そうな様子。ロックオンはひとり車でドライブをしていました。ロックオンは整った街を見て、過去テロに襲われた時見て崩壊した街を思い出し呟きます。

「こんなにきれいになっちまって・・・」

 ロックオンは整った街を見て何を思うのでしょうか・・・。
 あとはこの作品の一番の気楽さをになっている沙慈サイド。こちらではやっと進展が。遂にルイス母が国に帰ることになります!・・・でも何だか死亡フラグを立てまくっていたような気がするので何だか心配です。今回のEDにしろ・・・。そんな中、刹那が通りかかります。

「こんにちは。最近見かけなかったけど、どこか言っていたの?」
「まあそんなところだ」

 なんだかここを見ていたら妙にフルメタの宗介を思い出してしまいました。やっぱり結構境遇が刹那と結構一致しているように思えます。フルメタも今再放送中なので特に刹那とロックオンが好きな方は是非見てみて下さい。
 そうしてルイス母は帰っていきました。刹那もさっさと家に帰ろうとします。と、そこで沙慈が刹那に「ねぇ、突然なんだけど今日時間あるかな?」と、あるお願いをします。それは―。
 各国がガンダム鹵獲に乗り出す中、ユニオンのグラハム達フラッグファイターの面々が。

「オーバーフラッグス?」
「ああ。対ガンダム調査隊の正式名称だ。
 公にはフラッグのみで編成された第8独立航空戦術機構隊として
 機能することになる」
「パイロットの補充はあるんですか?」
「だからこそ、ここにいる」

 どうやらガンダム調査隊の正式名称が決まったらしいですね。でもオーバーフラッグスって・・・。まだガンダム調査隊の方がマシだったのではないかと思ってしまいます。この作品にセンスというものはないのでしょうか・・・。その後もグラハムによって隊の戦力増強計画についても語られていきます。

「驚くのはまだ早い!プロフェッサーエイフマンの手で
 フラッグ全機がカスタム化される予定だ」
「本当ですか?」
「嘘は言わんよ。
 調査隊が正規軍となり、12人ものフラッグファイターが転属、
 かなり大がかりな作戦が始まると見た!引き締めろよ」
「了解!」

 隊の正式名称の決定に加え、オーバーフラッグスの戦力増強も行われるそうで、今後のガンダムとの戦いが期待できそうです。パイロットが増えるとなると、ガンダムもピンチに追い込まれていく可能性が高くなっていきそうですね・・・。今後どこまでガンダムを追い詰めていくことになるのか注目していきたいと思います。
 一方セルゲイ、ソーマもガンダム鹵獲作戦に参加することに。セルゲイは気負うソーマに言葉をかけますが、ソーマはその気遣いを全く分かっていませんね・・・いつになったらソーマにセルゲイの心遣いが分かる日がくるのでしょうか・・・。
 その頃のコーラ。コーラはなんと彼女とデートをしていました!!意外にプレイボーイなコーラです。コーラのくせに!と思ったのは私だけではないはず。きっと軍のパイロットだから寄ってくるのではないかと思います。コーラは彼女と別れ際、

「悪いがそろそろ時間だ。この埋め合わせは今度な!」

 
と言ってから彼女にウィンクします。この瞬間は笑うしかありませんでした!で、その後コーラは遅れて軍の基地に。が、遅れたことでコーラは女性の上官からボコッ!と頬を殴られてしまいます!!何だかティエリアみたいな女性軍人です。殴られたコーラはDQNみたいな反応で、

「何だ女!よくも男の顔を!」

 と、反抗します。が、またまたぶたれ・・・「2度もぶった!!」と誰かさんのセリフを思わすような発言をします。コーラは本当に負け犬がお似合いですね。でもコーラは女性上官が美人だと知るとなると『いい女じゃないか』と開き直り、「遅刻して申し訳ありませんでした、大佐殿!」と態度を改めます。コーラ、気持ち変わるの早!!コーラは、

『惚れたぜ・・・』

 と女性上官に想いを寄せながら女性上官に従うことにします。さてこれがどうガンダムとの戦いに影響してくるのか見ものです。これは今までのようにすぐ退場にはならない予感がします。果たしてコーラは某オレンジのような存在になれるのでしょうか。
 そして高みの見物を決め込んでいるアレハンドロとリボンズ。2人はアザディスタンでのエクシアの行動を見て、

「このような力で戦争根絶など」
「ガンダムの性能を、神の力だと勘違いしているんですよ」
「バカバカしい。ガンダムの力は兵器だよ。
 目的を遂行するため、人を殺める為に作られたものだ」

 ガンダムごときで世界が変えられるはずはないと、あからさまにガンダムをバカにした発言をしていました。ここにきて遂に本性を現してきました!これはいつか刹那達の敵になりそうな予感!!いつか刹那達がこの2人を見返す瞬間を見てみたいです。やっぱりこの2人は嫌な奴でした。
 その後はスメラギのシャワーシーン。胸のアングルがきわどすぎます・・・。どこまでやるのでしょう。と、そこに通信。相手はカタギリ。カタギリはスメラギに見てもらいたいものがあると言いますが・・・。

 後半は来週へ向けての布石みたいな感じで進んでいきます。各々どう動いていくのが気になります。で、まず沙慈の部屋から。あれから刹那は沙慈のお願いで沙慈の部屋に。沙慈は母親が帰って寂しいと騒ぐルイスをなだめようとします。刹那がここに呼ばれたのは人数が多いほうがいいのではないかという沙慈の考えだったようです。が、ルイスは刹那の

「母親が帰っただけで何故泣く?」「寂しいからよ!」
「会おうと思えばいつでも会える。死んだわけじゃない」

 つれない態度を気にくわず、刹那を嫌います。・・・やっぱりこの2人気が合いませんね。でも刹那が言ったことは両親を亡くしている刹那が言うだけあって重みがありますね。むしろ優しい言葉に感じるかも。ルイスに逆らえない沙慈はやはりヘタレ。2人の馴れ合いを見て刹那はふと

「平和だな・・・」

 と呟きます。これは良い意味なのかどうか・・・。とここで刹那の端末に連絡が。刹那は用事が出来たと部屋を後にします。しかし「帰れ、帰れ、バーカ、バーカ!」ってルイス酷・・・。ルイス株が下がる一方です。刹那は各国家軍に動きありという連絡を受け、さっそく動き出します。
 ソレスタルビーイングもこの連絡を受けます。その話の中で軍事演習にソレスタルビーイングが介入すべきかという話になった時、ティエリアが口を挟んできます。

「何かがある。軍の派遣には莫大な資金がかかる。
 たがか牽制で大規模演習を行うなどありえない」

 そのティエリアの言葉にスメラギも同意見と頷きます。そしてスメラギは皆に出撃することになると告げ、今のうちに休みを取っておくようにと言います。フェルトはまたクリスティナに付き合わされることに・・・。かわいそう。ティエリアは空を見て、

「こうも世界が速く動くとは・・・
 ベーダにも予測できない人のうねりというものがあるのか?」

 
 と呟きます。今までの話を見ていると、人のうねりがあるのは確かなよう。果たしてこの人のうねりがどううごいていくのでしょうか。
 
 それからスメラギはカタギリとの約束でバーに。そこでカタギリはスメラギにガンダムのことをどう考えるかと問います。ガンダムのことを知るスメラギにそう聞いてくるとは・・・。それにスメラギは適当に自分の考えを述べてごまかします。でもカタギリはそれに満足そう。
 そんな中カタギリはガンダムを捕獲するためにはパイロットを疲弊させるのが得策だと言います。でもスメラギはその言葉をあんまり良く思わずオートで動くかもとごまかそうとします。確かにガンダムの性能のことを考えるとそれが一番手っ取り早い手段ではありそう。カタギリはそのスメラギの考えを褒めますが、スメラギは不機嫌になってしまいます。

「流石だね。君なりに分析していたんだ。ソレスタルビーイングを」
「やめてよ、そんな言い方」
「ごめん・・・」

 カタギリが何だかかわいそう・・・。それでスメラギは用事があるからとその場から去ろうとします。これに慌てるカタギリ。カタギリは動揺した様子でスメラギに他に待っている人がいるのかと聞きます。それにスメラギは、

「いるとしたら?」
「・・・穏やかじゃないね」
「本当に用事があるの。じゃあまた」

 と、そう言い残してスメラギは去っていきます。戸惑うカタギリは見ものだったかも。この言葉からするとやはりカタギリは本当にスメラギに気があるみたいですね。その後のカタギリの、

「いいさ、また会えるのなら・・・」

 という最後の一言が少しドキっとしてしまいました。これはかなり本気のように思えます!この2人の今後の関係も気になるところ。
 それから事態は徐々に動き出します。と、ここでグラハムサイドに。最新の武器を前にグラハムの部下達はわくわくしつつも、ガンダムにどこまで対抗できるのかと心配します。と、そこに

「出撃前から臆病風かよ?
 部下がこんなんじゃ、グラハム中尉の力量も知れるってもんだな」

 とあからさまに敵意むき出しで嫌味なことを言う金髪軍人が現れます。これはグラハムのライバル出現ですね!ライバルはガンダムだけではなかったようです。これは意外な展開に。・・・何だかこの人と似たキャラを知っているような気がするのですが、何故か思い出せずもやもやしています。まあよくいそうなキャラですけどね・・・。
 2人は「中尉じゃなくて上級大尉だ。新部隊編成で昇進なされた」と言い返し対抗しようとします。でも金髪は

「ほおそれはすごい。また上官でも殺したか?」
「根も葉もないことを言うな!」
「ふっ、せいぜい気をつけな。下手をこくと後ろから撃たれるぜ。
 上級大尉殿にな」

「貴様!!」

 とグラハムをひがみ、グラハムファンを敵に回すことを言います。これは許すまじ・・・。と、そこに我らがグラハムが「やめておけ」と颯爽と現れ!(やけに誇張してみる)笑みを浮かべつつ、

「君が何を言おうと、かまわん。
 だがその汚名戦場で晴らして見せよう」
「ふっ、期待していますよ。グラハム・エーカー上級大尉」

 と言い放ちます!グラハムやっぱりカッコ良いです~。これこそ軍人の姿!是非戦場で活躍する姿を見せ付けてほしいです!そうなるとガンダムがピンチになってしまいますが、気にしません。
 
 その頃留美は紅龍から今の状況を聞いていました。また服着替えていますね。まさしくチャイナ。でも留美は紅龍からすべてを聞く前に既に状況を把握しており、こう呟きます。

「的確なのよ。スメラギさんの予測は」

 一方そのスメラギ。スメラギはその頃ティエリアと会話しているところでした。スメラギはこれから中国の北部の砂漠で紛争が起き、各国がガンダムを手に入れる為に本気で攻めてくるということを予想します。それに対しティエリアは、

「それでもやるのがソレスタルビーイングです」

「ガンダムマイスターは生死よりも目的の遂行、及び機密保持を優先する。
 ガンダムに乗る前から決まっていた事です。
 いや、その覚悟なくしてはガンダムに乗れません」

 とりあえずまずはお前が出来るのか~!とツッコミたくなりました。やっぱり今までの八つ当たりな態度が気にくわなかったせいか、ティエリアの言葉にはいまいち賛同できないものがありますね・・・。とりあえずまずティエリア自身はそれを実践することが出来るのか気になるところ。何だかまたピンチになったもすぐにボロを出してきそうな気がします。そのころロックオン・アレルヤも作戦行動へ。アレルヤは宇宙から地球に向かいます。

「こいつはヘビーだ!手加減は出来そうにないな!!」

「これが世界の答え・・・」

 その頃刹那は夜のアザディスタンの王宮のマリナのいる部屋に忍び込みます。何だか色々ツッコミどころ満載です。ここは皆さんの感想が楽しみです。マリナは当分出てこないと思っていましたが、早くも再登場です。
 眠っていたマリナですが、刹那が接近してきたことを察知し目を覚まします。そしてその前に立つ刹那はマリナに問いを投げかけます。

「・・・何故、この世界は歪んでいる?神のせいか、それとも人のせいか?」「・・・・・・神は平等よ。人だって分かり合える。
 でもどうしょうもなく世界は歪んでしまうの。だから私達お互いのことを・・・」

 自分の考えを刹那に言うマリナ。しかしすでに刹那の姿はそこになく、刹那は

「何が歪んでいる・・・それは・・・どこにある?」

 と呟きつつ、ガンダムに乗ってその場から離脱します。最初見たときは刹那の考えが分かりませんでしたが、太陽エネルギーのニュースを見てマリナの様子を見に来たのでしょうか?そして・・・王宮にガンダムがきたことは誰にも知られなかったのか。・・・謎です。

 その頃AEUフランス外人部隊墓地。アリーは上官から指令を下し、機体「アグリッサ」をアリーに与えます。アリー髭剃ってる~。その場を後にしたアリーは

「楽しくなってきたじゃねぇか!これは戦争だぜ!!
 それもとんでもない規模のな!!」

 と目をぎらつかせながら、この先の戦場での戦いを楽しみにするのでした。今回はここで終わり。
 
 EDも今回から一新されました!!これであの空気を読まなかったあのEDとはおさらばです!!新EDはキスダムでも高い歌唱力でキスダム本編を見た後のあの何とも言えない気持ちを流してくれたステファニーです。中々良い曲でした。そういえばキスダムのDVDはいつリリースされるんでしょうか。そんなに修正が多いのか・・・。
 で、そのEDの内容はある日の刹那達の島での休息な時間を描いたもの。床屋なロックオン、お客さんの刹那が良い感じ。あとバーべキューをするアレルヤ、ティエリアも。妙に慎重なティエリアが面白いです。
 この後の鬱な様子の皆のカットも好きです。アレルヤのハレルヤを意識させるような鏡の前でのカットが特にお気に入り。眼鏡が割れたティエリアも気になります。ロックオンも決まっていますね。
 その中で今後の展開を匂わせていそうだなと思ったのはルイス・沙慈が哀しんでいるようなカット。ルイスの後ろにいる沙慈の存在がまた印象的です。この2人の回りの誰かが犠牲になる展開があるのでしょうか・・・。しかし最後の4人のカットは見せ付けられたような気分になりました。今回のEDは女性向けなのかも。


 次回は「折れた翼」どうやらソレスタルビーイングがまたピンチに陥りそうですね。予告の言葉が不吉。セルゲイサイドがでばってくるようですが・・・。
 2クール目に入ってようやくストーリーも加速していきそうですね。1期の終わりがどうなるのか気になるところ。多分きれいな終わりかたにはならないだろうと思うので、今から心構えはしておこうと思います。あと2クール目で楽しみなのが雑誌等でお披露目になったパイロット3人組。小西さん、浪川さん、釘宮さんと声優陣も豪華です。絵がちょっと女性向けな感じがしますが、刹那達にどう絡んでくるのか注目です。早く出番を~。2クール目はストーリー等いろいろ動き出してきそうで今後も楽しみです。