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コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

君に届け 2ND SEASON 第4話 「わかってない」 感想

2011-02-02 22:49:18 | 君に届け1&2期(2009秋冬-2011冬)

 今回もまた爽子と風早メインに話は進んでいきます。ますます遠ざかっていく二人…一体どうなるのでしょうか。皆から責められるばかりで、なんだか観ていて風早がかわいそうになってきました…。

 風早の言葉の意味を考える爽子…。それで爽子はますます答えから遠ざかってしまいます…。風早のことに関して悩む爽子はこれまではニヤニヤして見てきましたが、今回はどうもムラムラしました…。鈍感であるのもある意味罪かもしれません…。

 風早と健人。健人は風早に軽く話しかけてきます。風早はなんだかムッとしています。健人、風早が爽子が好きだとまったく分かっていませんね…。本当に余計なことを…。 そして健人は爽子がクラスに馴染んで欲しいと思うなら、風早は爽子に近寄るべきじゃないと言います――。ここは原作以上にハラハラしました…。風早もムキになって反論しますが、爽やかスマイルにムッとする風早が~。風早ももう今まで通りとはいかないようです。健人は風早の思いを汲み取ろうとせず、状況を引っ掻き回してばかり…。KYな感じがします…。
 この時風早が気になったのは健人の爽子と風早は違うという言葉…。今の風早には結構堪えたようです。

 帰る風早。健人に言われたことが気になっていました。

『遠いって、俺が…?』

 風早もまた爽子との距離に悩んでいました…。いつになく風早深く悩んでいます。

 その頃、ワンピースを選んでいた千鶴・あやね。徹の結婚式は親族だけで行うようです。徹を明るく送り出そうと頑張る前向きな千鶴が良い感じでした…。
 その帰り、風早と会う千鶴。ですが煮え切らない返事をする風早に千鶴はもどかしさを感じます…。そんな中での風早の自分と爽子は違うのか…というその問いに千鶴は特に考えることもなく、逆効果な返事をしてしまいます…。

「分かってないんじゃない」

 そしてこれまでのことを振り返る千鶴。爽子やあやねが偏見で苦労してきたことを思い出します。真田も野球部で苦労していているようですね…。
 でも風早には今までそういう経験はなさそうで…。だからこそ千鶴は風早が遠い存在なのだと言います。

「そういう意味で
 爽子から一番遠いのは風早かもしんないね」

 この流れでまた遠い発言…更に風早の気分は暗くなっていくばかり…。ますます追い詰められる風早でした。まさか風早がこう悩む側にまわるとは思っていなかったです。


 翌日。爽子の講習会を提案したのが健人だと聞き、胡桃が反応…。健人がよからぬ動きをしていると勘付き始めます――。
 昇降口で出くわした爽子と風早…。やっぱりぎこちないです…。でも風早は寂しげに「おはよう」とあいさつをして行ってしまいます…。表情にどこか陰っているのがなんだか切ないです…。
 いつもと変わらず風早からあいさつされたことで、爽子はそれが普通なんだと、自分がうぬぼれていたと思い込み、また落ち込んでしまいます…。
 そんな二人を見て、千鶴・あやねもまた違和感を感じることに…。

「なにあれ…」

 爽子と風早、二人の距離はますます遠ざかるばかり…。あやねはどう動くのでしょうか。


 後半。あやねはこれまでのことを爽子を問い詰めます~。たじろぐ千鶴が~。それから爽子にこれまでの事情を聞き、どういうことになっているか聞きだします。
 で、あやねはまず何故チョコを風早に渡せなかったのかと爽子に聞こうとします。それで爽子は涙を流しつつ、これまで溜めてきた思いを千鶴・あやねに打ち明けます…。能登さんの演技が素晴らしい…。
 そしてあやねはこのままでいいのかと、爽子に問います…。千鶴なんか良い感じ。確かに今こうなっているのは風早だけでなく、爽子がはっきりしないからというのもあるのかもしれません。
 それでまたほろりとしてしまう爽子…。そこでピンからお呼びの放送が…。爽子日直のようです。とりあえず考えてみろということでお開きに。

 千鶴・あやねはその後風早と真田と会います。あやねの強い押しに風早たじたじ。そしてムキになる風早…風早もまた苦労していました…。あやねも風早がかわいそうだと理解しているみたいですが、なかなか上手くいかないようです。
 ここで千鶴もようやく風早もまた爽子が好きだと理解します…。千鶴気付いていなかったんだ…。最初から問題はなかった…そのことを知った千鶴は張り切って爽子にそのことを教えにいこうとしますが、千鶴も風早の第三者介入をよく思わないことを知っていて思いとどまります…。過去のエピソード。風早は真面目すぎました…。それで千鶴も思い留まりますが、止めるあやねが面白すぎでした~。
 またあやねは今のまま爽子と風早が付き合ってもいいのかと考えるようになります。あやねは変な引け目を感じずに風早と付き合えるようになって欲しいと思っているようです。

「だって嫌じゃん。
 お互い好きなはずなのに、
 片方が付き合ってもらっているって
 思っているなんてさ…」

 千鶴も納得して見守ることに。そもそも爽子が信じないだろうと気付きます…。ここのあやねのセリフが今回爽子と風早がギクシャクしてしまっている原因なのかもしれません。やっぱり爽子がはっきりと風早への思いを自覚しないと先には進めないみたいです。
 そして千鶴もここで昨日の自分の過ちを思い出します――。千鶴はどうにかごまかしますが…。これは後が怖いですね…。


 クラスでも爽子の講習会のことが評判になっていました。気まずい空気の中、教室に入る爽子でしたが、これまでの反応とは逆に歓迎されてしまいます!そのことに驚く爽子でしたが、嬉しそうでした。
 こうしてクラスに馴染みつつあった爽子でしたが、逆に風早は爽子を遠くに感じているようで…。そんな風早を真田、千鶴・あやねも見ていました…。

「わかんね…」

 今回最後はそんな今の状況を表した1枚絵が出てきて終わり…。妙に気合を感じました。最後にきたからかインパクトがありました。話がただでさえ暗いのに、この1枚絵…。更にブルーな気分になってしまいました。風早の孤独感が~。1期の頃はまさか風早がここまで爽子のことで悩むとは思っていなかったです。でも悩む風早は観ていてなんだか面白いです。
 今回の画はいつもより独特な感じがしましたが、風早がいつもよりそれっぽくてよかった気がします。しかも作画に千葉さんと番由紀子さんが~。妙に気合を感じた1話でした。


 次回は「すきなひと」いよいよ学園祭に向けて話が進んでいくようです。学園祭で何か起こったりするんでしょうか。そろそろ2期で期待していたあのシーンも見れそうで楽しみです。この時点でも焦れているように見える風早ですが、この後またとんでもないことに…。爽子と風早がまた自然に接するようになるのはいつになるんでしょう。ニヤニヤタイムと言っていた頃が懐かしいです…。

 ではまた次回に!