goo blog サービス終了のお知らせ 

コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

GIANT KILLING(アニメ)#06 感想

2010-05-10 00:37:05 | ジャイアントキリング(アニメ感想&画像)

 ジャイアントキリング6話。今回はプレスカンファレンスでの話。ここでもまたまた達海が波乱を起こすことに…。他の監督の顔見せもあり、今後の試合が楽しみになってきました。外国人の監督に関しては言葉が英語なのに感動しました。最近のアニメでは珍しい試みです…。


 はじめは達海が有里にプレスカンファレンスがあるからと起こされるところから。相変わらずマイペースな達海でしたが、有里が達海を無理矢理連れて行きます…。有里に関しては本当にアニメになってもイメージにブレがないと思います。

 会場のETUの面々。村越の髪型にも変化が…。モヒカンカットになっていました。今までの真面目だった村越のイメージからガラッと変わりました。前回達海にキャプテンに再任命されたことで、村越もこうすることで気持ちを切り替えたかったのかもしれません。
 原作を追いはじめたのが単行本2巻までが発売された時期・本誌では4巻の話に入っていた頃だったので、当時は何故村越の髪型が変わっているんだろうと混乱していた時期がありました。繋がった時は本当にすっきりしました。 
 
 そして名古屋の監督・不破が現われます…。不破はETUを2軍落ちになった時の監督で、会長達とは色々しがらみがあるみたいです。それだけに名古屋との試合が気になるところ。

 その後セレモニー開始。各クラブのキャプテン勢ぞろいの図がなんか迫力ありました…。村越も今季は何かが違うようです。更に期待が高まってきます。
 一方大阪ガンナーズの監督のソノダとダルファー。ダルファーのキャラデザが思ったより良い感じでした~。
 各監督にあいさつをしていたダルファーでしたが、日本人の監督は闘志を見せないなとどこかつまらなそう。ダルファーのセリフが英語なのに感動しました。普通は日本語とかで終わらせてしまうパターンが多いんですけどねー。
 で、大阪は昨季2位で、得点力に関してはナンバー1。大阪も強豪クラブのひとつでした。そのことにダルファー自身も自信を持っているようでした。そんな中、ダルファーは達海の目を見て何か感じ取り、達海に興味を示します。


 昔のなじみの仲間と会話していた達海。原作ではここにも細かいやりとりがあったんですが、はしょられてしまいました。達海が話しかけてきた監督達が誰か分からず戸惑っているシーンが面白かったんですが…。
 そこにダルファーが達海に話しかけてきて、あいさつを。また達海も大阪が強豪クラブだと知っていて、ダルファーに軽く接しつつも、警戒…。

 そして握手をした瞬間、
 達海は挑発的な目線でダルファーを睨みます――。

 
ここの握手を交わすシーンが劇画タッチで良い感じでした。原作並に迫力ありました。達海の鋭い一面が垣間見えるシーンでした。
 そんな達海の迫力を感じ取ったダルファーは驚き、達海に何か可能性を見出します――。


「ひょっとしたら彼は…、
 とても才能のある監督なのかもしれない」


 大阪との対戦もまた楽しみになってきました…。


 セレモニーでの監督のインタビュー。平泉監督はすべてのタイトルを独占してみせると相変わらず自信満々でした。
 そして達海が話す番に…。いつも通りのノリに有里達も不安になってしまいます…。

「ETUは去年15位でしょー…
 厳しいよねー 勝てっかなー」

 最初はいつものような軽いノリでしゃべっていた達海でしたが、次第に本気モードに…。


「はーよかった
 負けて当然だと思われてる
 ってことは、

 ウチにとっちゃ最高の環境だ」


 と、むしろ達海はその方がプレッシャーがかからず、かえって良い状況だと語ります。しかも監督達に挑発まで…。さりげにネルソンや佐倉の出番もありました。あと原作も合わせて読んでいたら、この時点で佐倉が~。今まで気付きませんでした。そんな予想外の達海の発言に記者達もあ然…。達海は人を驚かせるのが本当に上手いです。
 達海はそれからETUがすごいサッカーをして、サッカー界を変えると宣言します――。


「まー見てなって
 この国の今年のサッカー界……
 俺が面白くしてやるよ」


 そんな宣戦布告に会場にはどよめきが…。やっぱり達海は達海でした。平泉監督はこの世界は甘くはないと、軽く見ていましたが、その一方で達海に興味を示す人物も…。そしてその人物はその後達海に接触してきます。ですがどこかのクラブの監督ではないようで…色々謎が多い人物です。

 その謎の人物・ブラン。ブランは達海を食事に誘い話をしようとします。どうやらブランは海外のあちこちによく行くようで、他のチームの監督とは何かが違うようです。しかも達海も見覚えがるようで…。達海でも知っているということは、かなりの大物なのかもしれません。意外に達海の英語の発音もそれっぽい。
 ですがブランは道に迷ってしまい途方に暮れてしまいます…。さすがの達海も戸惑い気味。そこで達海がブランにドクターペッパーと玉子サンドをごちそうすることに。そして小学生の子供達の試合観戦をしつつ、フットボールの話をします。話していくうちに達海とブランは打ち解けていきます。二人とも生き生きとサッカーに惹かれる様子。会話中のふにゃどんのニュアンスがなんか面白かったです。
 そこに達海を探し有里がやってきますが、達海が話している相手が日本代表監督・ブランだと知り驚き、隠れてしまいます…。ブランは日本代表の監督だったんですね…。驚きです。
 有里は二人が楽しそうに会話していることにびっくり…。


『それもあんなに楽しそうに話してる…
 まるで友達みたいに…』


 二人の周りには穏やかな空気が流れていました。今後の可能性を感じさせるシーンでした。
 そうして子供達の試合が終わった後。夕焼けがきれいでした。ブランは達海ならできると、達海を励まします。その言葉に達海は意味深な発言を…。


「俺、フットボールの神様に、
 でかい貸しがあるし…」


 ブランがその後達海がその若さで何故現役を退いたのかたずねるシーンがありましたが、そこは省かれていました。あったほうがよかった気がするんですが…。達海が何故現役を早く退いたのか…それもジャイキリの一つの謎です。最近は原作でも明かされてきましたが、初めてこのシーンを読んだ時は本当色々考えました。アニメではどうなるんでしょう。
 そこにブランの付き人がきて、二人の交流は終了。有里怖~。そうしてブラン監督と別れることに。最後までこの二人らしかったです。

「うん またね」

 とても穏やかな時間でした…。アニメでは夕焼け効果が良い効果になっていました。そしてブラン監督も今日達海と出会えたことで、日本代表にもプラスになると感じ始めていました…。ETUから日本代表に召集される選手は出てくるんでしょうか。


 後半。コータ達が選手名鑑であてっこをしているシーンから。ポスターが結構カッコいいかも。日本代表だった頃の達海の写真、カラーで見ると更にそれっぽかったです。青いユニフォームのせいでしょうか。
 有里はブランと達海が話しているのを見てから、ETUの中からも代表選手が出るんじゃないかと期待していました。今後が楽しみです。後藤やコーチも気持ち新たに今シーズンへ気合を入れなおします。
 一方達海はこれから戦う試合相手への対策で、また部屋に籠もっているようです…。サッカーに関しては真剣な達海でした。
 サポーターの羽田達は明日の開幕戦に向けて垂れ幕の準備をし、気合入れをします!


「俺たちを信じろ
 チームを強くすんのはサポーターだ!」


 他の作品ではなかなか触れられないサポーターサイドの話…。羽田の言っていることは本当にその通りだと思います。応援してくれるサポーターがいるからこそ、選手達も戦うことができるのかもしれません。
 その後達海も夜のグラウンドで精神統一…。達海もまた本気でした。こうして見ると皆気合十分で連勝とかできそうですが、どうなるんでしょうか…。


 そうして磐田とのリーグ開幕戦へ。女性ばかりヒイキするパッカに笑。相変わらずです。
 そしてこれからETUを追いかけることになるフリーライター・藤澤さんの出番も!何故かさんをつけないと気がすまなかったり…。ジャイキリでは貴重な女性キャラです。有里とは対照的にクールな性格のようです。
 藤澤さんは昨日の達海の宣言が気になり、達海がこの試合で何を見せてくれるのかと期待していました。でもETUの番記者なのにやる気のない山井に早くも苛立ち気味…。アニメでも強気な藤澤さんでした。
 ETU全体もスカルズが垂れ幕を出したことで大盛り上がり!垂れ幕が出てくるシーンは原作と同じぐらいの熱気を感じました。ジーノと赤崎のイタリアの夏祭りネタもあってよかったです。黒田も張り切っていましたが…。
 藤澤さんもフリーライターの1年をかけているだけあって、必死…。また磐田の監督もなんだか曲者の様子…。達海も磐田の監督に苦手意識を持っているようです。
 村越もキャプテンに再任命されたことで、今までとは違うということを示そうと気合を入れていました――。


「俺たちは変わる!
 勝ってそれを証明してやる!」


 そうして気持ち新たに試合開始。最初の頃は良い調子で責めていました。ですがふとした隙をつかれ、なんとETUは序盤から失点してしまい…。いきなり空気がガラっと変わってしまいました…。なんともいえない空気の中、次回へ続きます――。いや、厳しいですね…。

 今回は3巻の後半の半分を1話残し大体消化。前回よりはなだらかでしたが、原作の持ち味であるコミカルなシーンがはしょられたのがちょっと残念…。特にダルファー。アニメから原作を読むとまた違った印象になるかも。ただ今回も決めるシーンはちゃんと決めていたのでよかったと思います。

 キャストに関して。何故か藤澤さんと山井のキャストが同じ岡さんで地味に気になります。偶然でしょうか。あと少年のキャストが喜多村英梨さんなのが妙に気になりました。何故…?


 次回は磐田戦の続き…。ETUはこのまま終わってしまうんでしょうか。画がちょっとあれですが一時的なものだと信じたい…。藤澤さんの行動にも注目です。ゲーム大会の話に入っていくということで、黒田・杉江メインの話になっていくと思います。この二人の話も良い話だったので、アニメでどう描かれるのか楽しみです~。

 ではまた次回に!