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コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN 2「日本 独立 計画」 感想

2008-04-13 22:04:15 | コードギアス 反逆のルルーシュ1&2期

 今回始めの方でやっと1期のルルーシュ、スザクのあのシーンの後の続きが描かれます。その顛末には色々驚きがありました。まさかあの後こういう展開が待っていたとは…。でもこれでやっとR2の話を楽しめそうです。では2話の感想も張り切って書いていこうと思います!
 今回は頑張って当日うpにチャレンジしてみました。でも来週からはまた翌日になりそうです…。


 始めは反撃に転じる黒の騎士団の様子、そしてこれまでのことを思い出すカレンの回想から。話は1期最後ルルーシュ、スザクがお互いに銃をつきつけ発砲するシーンから始まります。あの後、ルルーシュの撃った弾はスザクのインカムに、そしてスザクの撃った弾はルルーシュの持っていた拳銃を打ち落とすことに。そしてスザクはその後ルルーシュを蹴りつけ、ルルーシュを取り押さえることに成功します。ここで運動神経の差が出てくるとは…ルルーシュはツイていなかったようです。
 カレンはどうしたらいいか分からず「ゼロ!」と動揺しつつも、その2人の戦いを見ます。が、スザクにこう言われ去っていきます。ここのスザクの物言いは何だか見ていて苛立ちが…。

「こいつはルルーシュだ!日本人を、君を利用した男だ!
 そんな男を守りたいのか、君は!
 ゼロ、君を終わらせる」

 スザクはなんと言うか相変わらずですね。スザクの自分こそが正論だみたいな物言いはやはり好きになれません。
 ここからはルルーシュの回想に。その後ルルーシュがどうなったのか

「俺は過去の自分に、スザクに敗れた…。
 そしてあいつに、ブリタニア皇帝の前に引きだされた」

 それからルルーシュを捕えたスザクはルルーシュを連行し、ルルーシュをブリタニア皇帝の元へ引きづりだします。そしてスザクは皇帝に自分の望みを話します。

「恐れながら申し上げます、陛下。
 自分も帝国最高の十二騎士ナイトオブラウンズに、お加え下さい」

 と、スザクはルルーシュと引換えに、皇帝にナイトオブラウンズに自分を入れて欲しいと言います。これにはルルーシュも動揺して反発。でもスザクは容赦なくルルーシュを突き放します。

「言ったはずだよ、ルルーシュ。
 俺は中からこの世界を変えると」
「友達を売って出世するのか?」
「そうだ」

 ここのルルーシュの言葉にはちょっと共感。どうもこのスザクのやり方は好きになれそうにありません。ウザク全開ですね…。こうして2人の友情は崩壊してしまったようです。スザクが自分をと呼んでいてちょっと嬉しかったかも。2期はこの路線でいってほしいです。
 このスザクのルルーシュを突き放す言葉に皇帝はスザクを気に入り、

「よかろう。今の答え、気に入った」

 と、その条件をのむことにします。その次に皇帝が命じたのはスザクにルルーシュの片目をふさげという指示。それにスザクは躊躇うことなく従います。そして皇帝はルルーシュを見下し、ギアスを発動させます――。この皇帝のギアスにルルーシュは驚き、ただ恐怖するのみ。怯えるルルーシュに皇帝はギアスをかけます。

「記憶をかきかえる。
 ゼロであること、マリアンヌのこと、ナナリーのこと」
「まさか、ギアス!」
「すべてを忘れ、ただ人となるがいい」
「やめろ!また俺から奪う気つもりか!母さんを!ナナリーまで!」
「シャルル・ジ・ブリタニアが刻む。新たな偽りの記憶を――」

 こうしてルルーシュは記憶を書き換えられ、偽りの記憶を植え付けられて今までC.C.をおびき寄せる餌として学園で生活していたようです。こうして見ていると結構ルルーシュもここに至るまで危機があったようですね…。思った以上にあの後のルルーシュの行く末は過酷なものでした。しかしスザクは汚すぎ…。

 そして時は今に。ルルーシュはそのことを思い出してからC.C.に皇帝のギアスのこと、ナナリーと咲世子はどうなったのかと訊ねます。それにC.C.は皇帝にギアスを与えたのは自分ではない、ナナリーは黒の騎士団が壊滅していて探せない、咲世子はディートハルトと中華連邦で行動を共にしているとルルーシュに教えます。そのC.C.の話からルルーシュは今後まずは皇帝にギアスを与えていた者、ナナリーを探し出すことにします。と、ナナリーのことを思い出したルルーシュはここでもうひとつ、あることを思い出します。それは――

「俺に妹はいるが、弟はいなかった。
 誰なんだ、アイツは…」

 ということ。どうやらルルーシュはロロのことを知らないようです。やはり本当の弟ではなかったんでしょうか。これも皇帝の差し金だったのか、ロロにもやはり謎があるようです。そのロロはルルーシュと離れた後、ブリタニアの兵士と出くわしているようですが…。

 その後は戦闘に。ルルーシュはここを脱出するためブリタニアの兵士からギアスでナイトメアを奪い、それに乗り込みます。
 一方カレンは絶好調。紅蓮弐式に乗り込み、人々を襲うブリタニアのナイトメアを次々と粉砕していきます!戦闘中のカレンの、

「弾けろ、ブリタニア」

 がまた何だか恐怖です。夕方でもこの攻撃はそのままなんですね~。良いのか悪いのか。それにしても今回もカレンのアングルがすごすぎで驚きです。セクシーすぎるような…。
 それからはルルーシュの指示により作戦は順調に進み、ブリタニアの兵を次々と倒していきます。そんな中の黒の騎士団の卜部。ゼロの正体が学生だと知った卜部でしたが…、

「ゼロの正体が学生とはな。しかし、やはり物が違う!」

 と、驚きながらも、作戦は確かなものだと判断しルルーシュを信用。ちょっと卜部の好感度が上がりました。あと何だか偉そうなブリタニアの軍人カラレス総督も登場。でも「いいものだろう、人間狩りは」と言うなどいかにも悪という感じが。これは早くルルーシュに倒して欲しいと思いました。

 そうした状況下の皇帝、スザク。皇帝はスザクに、

「エリア11の餌に誰かくいついたようだな」
「C.C.…ですか?」
「まだ分からぬよ、枢。
 ここに入れるのは、ラウンズでもお前が初めて。
 シュナイゼル達も知らぬ場所よ」

 と、スザクを誰も入れたことのない場所へと連れて行きます。そしてその先にあったのは…

「これは…そう、神を滅ぼすための武器」
「武器?」
「アーカーシャの剣と言う」

 と、謎の剣。これをスザクが使うことになるのか、現時点ではよく分かりません。でもこれが戦況を大きく動かすものになりそうですね。1期ではギアスのことを何も知らなかったスザクですが、2期ではギアスに深く関わっていきそうです。

 そうした中ルルーシュ、カレンは2りっきりに。が、カレンはここでルルーシュに銃を向けます。そしてルルーシュへ

「ルルーシュ。あなたはずっと私を騙していた」
「ゼロが本当は君のクラスメートだったことか、それともギアスの力のことか」
「両方よ。答えて、あなたは私にもギアスを使ったの?
 私の心を捻じ曲げて従わせて・・」

 と問います。これにルルーシュは大笑い。まあルルーシュがカレンにギアスをかけて聞いたのは確かに今となってはどうでもいいことのように思えます。そしてルルーシュはカレンに、

「君の心は君だけのものだ。
 ゼロへの忠誠も憧れもすべて」

「カレン、誇りに思っていい。君が決めたんだ。
 君が選んだんだ。この、私を。信じられないか?」

 とただ真実だけを話します。ルルーシュにしてはなかなか良いことを言ったのかも。この言葉にカレンも心を動かされたようで、

「信じたい。だから、奴隷になってでも…」
「そうか」
「でも、私が信じるのはゼロで、ルルーシュ、あんたなんかじゃない!」

 とあくまで自分はゼロを信じるとルルーシュに言います。こうしてカレンのゼロ=ルルーシュの忠誠心もはっきりしました。まあこの2人らしいやり取りでした。この後のルルーシュの発言がちょっと面白かったです。

「ああ、それでいい。
 ところで、いつまでその格好でいるつもりだ」
「見ないでよ!変態!」
「ゼロにむかってその言い方は」
「今のはルルーシュに言ったのよ」
「はいはい」

 何だか1期でカレンがルルーシュをゼロだと疑う回を思い出してしまいました。流石にルルーシュもこのカレンのバニーガールの格好にはツッコミたくなったようですね。和みました。
 と、そんな中カラレスがタワー付近にやってきて状況は不利になっていきます。でもルルーシュは勝機があるようで余裕な様子を見せます。そして黒の騎士団の面々に指示を出し作戦を進めます。と、その時黄色いナイトメア、ヴィンセントが現れ、次々と黒の騎士団を襲います。そうして敵はルルーシュの元に近づいてきます。これに動揺するルルーシュでしたが、そこにト部が来て、

「ゼロ、ひとまずあんただけでも逃げてくれ。
 もともと我らが陽動。捨て石の作戦だ。ならば―」
「違うな。間違っているぞ、卜部。
 切り捨てるという発想だけでも、ブリタニアには勝てない」

 と、自分が囮になると前に出ます。何だか死亡フラグのような気が…。でもここでルルーシュが頷かなかったのは良かったと思います。
 そうして嫌な予感は的中。ヴィンセントは神速とも言えるすばやい動きでルルーシュの目の前まで迫ってきます!でもト部は怯むことなく、ルルーシュを庇い、敵に立ち向かっていきます!ここのト部の決意にはもう涙が出そうでした…。

「ゼロ。おまえの正体が学生であろうとかまわない。
 切り捨てるだけでは、といった、
 その言葉に偽りはないと受け取った。紅月!」

「はい!」

「ゼロを頼む。彼だけが残された希望だ!
 …すまんな。ラクシャータ

 ゼロよ!
 日本を、民を、拾ってやって・・ほし~い!
 
 四聖剣とは、虚名にあらず――」

 こう言い残した後、ト部はヴィンセントを巻き込み、爆破。四聖剣のト部はここで死ぬことに…。四聖剣の面々は皆良いキャラばかりだったので残念でした。でも2話で死ぬのは早かったと思います…。が、それでも敵は爆破せず、生き残ったまま。カレンはそれを見てルルーシュが止めるにも関わらず、飛び出していきます―。

「ま、待て!」
「私も決めなきゃね。ゼロのためにね」

 ここはちょっと見ていてハラハラしました。と、ここでC.C.から準備が整ったとの通信が。それを受けてルルーシュは、

「そうか。
 卜部、おまえがつくったこの刹那、無駄ではなかった」

 と、作戦を実行することに。そしてその結果、タワーはカラレスのいる場所に倒れ、カラレス死亡。短い出番でした。作戦は成功に終わります。これを目の当りにしたルルーシュはただ笑いこの勝利に酔いしれるばかり。この時の笑みは本当に凶悪に感じました…。
 一方ギルフォードも軍で指揮を取り動いている様子。コーネリアがいなくなってもギルフォードはコーネリアの為に戦いを続ける気のようです。しかし他の部下は本当に美形ばっかりですね…。と、ここでスクリーンにゼロが映ります。そして、

「私はゼロ」

 と名乗り、演説を始めます。これに人々は驚くばかり。それでもゼロは一方的に語り続けます。

「日本人よ!私は帰ってきた!
 聞け!ブリタニアよ、かつ目せよ!力を持つすべての者達よ!
 私は悲しい…。戦争と差別。振りかざされる強者の悪意。
 間違ったまま垂れ流される、悲劇と喜劇。
 世界は、何ひとつ、変わっていない。
 だから、私は復活せねばならなかった。
 強きものが弱きものを虐げ続ける限り、私は抗い続ける!
 まずは愚かなるカラレス総督にたった今、天誅を下した!」

 この演説を学園の生徒会メンバー、キョウトのカグヤ、そしてナイトオブラウンズの面々も聞いていました。保志さん声のジノが、

「おやおや。いきなりやってくれるねぇ。
 イレブンの王様は。なあ、スザク」

 とスザクに話し掛けてきます。保志さんの声が良い感じ。これにスザクは険しい表情でただゼロを見つめるばかり。ゼロがいるのは中華連邦の総領事館。この事実にブリタニアの面々は国際問題になると動揺。それからまたナイトオブラウンズ。ジノはスザクにゼロのことを聞きます。

「なあ。死んだんだろ?ゼロは」
「ああ」
「じゃあ偽物か?どちらにしても、総領事館に突入すれば…」
「重大なルール違反だ。国際問題になるぞ」
「ゼロを名乗っている以上、皇族殺しだ。EUとの戦いも大事だけどさ」
「どっちもアリ地獄だ」

 ブリタニアにとってこの状況は思わしくない状況の様子。このゼロの作戦にカレン、シンクーは驚かされるばかり。またニーナもこのゼロの演説を見ていました。相変わらず怖い子です…。そしてゼロは再び世界へ日本の建国を宣言します!

「私は戦う。間違った力を行使する すべての者たちと!
 故に!私は ここに合衆国日本の建国をふたたび宣言する!!
 人種も主義も宗教もとわない。国民たる資格はただ一つ。
 正義を行うことだ!」

 このゼロの演説にヴィレッタは苛立ちの表情を、ラクシャータ達は面白そうにゼロの演説を聞きます。ディートハルトの反応はもうオーバーすぎて面白すぎ。2期でもゼロ狂信者なディートハルトが見れそうで楽しみです。
 一方中華連邦は中華連邦でゼロに協力しようとしている様子。まあ高亥がギアスをかけられてゼロに従っているだけのようですが…。シンクーも高亥の命令で領事館前で見張りをします。そしてそこにきたブリタニアの兵士を、

「これより先はわが中華連邦の領土となる」
「・・わかった。後日外交の場でお会いしよう」

 と、追い払います。シンクーを目の前にブリタニアの兵士は引き返すしかありません。と、ここにナイトメアヴィンセントが。そしてそこからロロが出てきます。

「ブリタニア軍ならすでにお帰り頂いた。
 それともゼロの身内のものかな?」

「さあ。どちらなんでしょう?」
「謎かけは好みではない」

「ええ。僕もそうですよ。知りたいんです、真実を。
 だから、殺しにきました。ゼロを」

 それからロロはこの言葉と共にギアスを発動させます―。果たしてロロはルルーシュの敵なんでしょうか。それとも味方になるのか。気になるところで次回へ続きます。


 次回は「囚われの学園」中華連邦の総領事館に来たロロが、記憶を取り戻したルルーシュに再会した時、ルルーシュにどう出るのか気になります。ルルーシュはロロを自分側に引き込もうとしているみたいですが…。「偽りの弟」のロロの目的・正体も明かされるのか気になります。また学園サイドのキャラも次回出番がありそうなので楽しみです。皆の記憶がどうなっているんでしょうか。
 とりあえず今回はあの後のルルーシュ、スザクの決闘の続きがわかってスッキリしました。やっぱりルルーシュはあの時負けてしまったんですね…。でも皇帝が何故ルルーシュを殺さずC.C.を狙うのかなど、まだ謎も尽きないようで、まだまだ物語はこれからという感じがしました。1話OPでもう分かっていましたが、皇帝もギアス使いだとは驚きでした。ギアスに関しては益々謎が深まるばかりですね。

 ではまた来週に!

 



3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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すいません (りぐ)
2008-04-15 14:28:26
すいませ~ん、TB間違えました(汗)
『雲の上からHello!』です。
お手数ですが削除しといてくださいm(__)m

PS.スザクは、なぜかイラッとしますねぇ。
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お気になさらずに~ (管理人:ソウキ)
2008-04-15 22:48:16
 りぐさん、わざわざご報告ありがとうございました。TB一覧から消しておきました。お気になさらずに~。
 しかし今回の放送ではスザクが本当に何故かウザかったですね…。流石はウザクというべきでしょうか。ここらへん今シリーズで変わってくれるといいんですけどね~。

 ではこれからもよろしくお願いします~。
返信する
Unknown (Unknown)
2010-06-27 10:32:45
this move is very wonderful I like it!
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