今回は一応中華連邦の話がひと段落になります。あれからどう逆転するかと思えば流石はルルーシュ。見事な手腕でした。でももうひとりのルルーシュの種明かしは無理があるような・・・。今回はシンクーと天子が良い感じだったので満足でした。今後もお幸せに!
今回まず始めはもう一人のルルーシュについての種明かしが。ロロがルルーシュを地下基地に呼び出し、注意をします。その会話は・・・
「兄さん、少し調子に乗りすぎではないですか」
「そのように見えましたか?申し訳ありません」
「他人に対し、いい顔しすぎです」
「しかし、人間関係は円滑にせよと・・・。ゼロのご命令ですし」
「指示に従うのは当然です。
しかし影武者としての分を超えるのは問題です。
理解して下さい」
という会話+変装を解いたことから分かるようにその正体は咲世子!!咲世子がルルーシュの影武者になっていました。まあよくよく考えてみればこれが一番打倒な答えでしたね。予想が当たった人はおめでとうございます。でもあそこまで変装できるもんだとは発想がいきませんでした。声も変えるとは・・・。まあルルーシュの仕草等についてはやはり熟知している咲世子でないと無理だったとは思います。でもロロから叱られる咲世子がちょっとかわいそうです。いい顔しすぎって~。
でも咲世子の信念はしっかりとしたものでした。
「分かっています。
私は、ゼロと・・・ルルーシュ様に仕える女ですから」
ディートハルトに仕えている咲世子ですが、ルルーシュ・ナナリーへの忠誠心は本物だったようで。あのタイミングでのゼロの正体バレもこういうことだったんですね。とりあえず危なっかしい点はあるものの、学園でのルルーシュの立場も守りきれているようです。
一方中華連邦での黒の騎士団の戦況は厳しいものに。中華連邦・ブリタニアに囲まれ八方塞がりで今にも攻め落とされそうです。しかもシンクーも中華連邦の裏切りに遭い「今の天子は埋葬する」「既に新しい天子も手配したしな」と宣告され、苛立ちを見せますが、ラウンズ相手にどうすることもできません。とりあえず今回で宦官が本当に外道な存在だということがはっきり分かりました。
あと今回この辺りと中盤辺りで捕らわれたカレンも出てくるのですが・・・捕らわれたカレンが何というか・・・エロすぎです。それを見て同人誌で何かありそうだなと思ってしまったり。今回はサービスシーンの作画が異常なことになっていました。スタッフに何があったんでしょう。
危機的状況を前にしてC.C.もまたナイトメア・暁に乗って出撃することに。ここでのルルーシュ・C.C.の2人のやり取りがまた良い感じでした。
「不利になったら、脱出しろよ」
「ふっ。その前に手を打っておけ」
何だかすっかり夫婦っぽい2人でした。何だか話はすっかりC.C.ルートという気がしますね。そうしてC.C.も出撃していきます。C.C.のアングルがまたサービス的な感じが。
その後は激しい戦いが展開されていきます。個人的には藤堂と四聖剣の掛け合いがお気に入りです。やっぱりこの3人が好きです~。というか今更ですが四聖剣と呼んでもいいものなんでしょうか。ちょっと迷っています。
とりあえず戦闘中、
「反乱軍は・・・せん滅」
と砲撃であっさり敵を殲滅するアーニャが怖い子だと思いました。流石はラウンズに選ばれた存在だけあります。攻めるブリタニアでしたが、天子のとどめはあくまで中華連邦にやらせようとしている様子。ブリタニアは自分達が天子殺しになるわけにはいかないと考えているようです。
そんな中ゼロは中華連邦の宦官達に通信を繋げ、降伏の交渉をしようとします。でもそのゼロの善人的な物言いは何だか違和感が・・・。宦官達も理想主義者だとゼロを相手にしません。そして宦官達は人民を虫けらよばわり。それにゼロが怒りをあらわにします。でもこれも作戦のひとつ。後の展開に影響を及ぼします。
と、激しい戦いが続く中、天子が
「おかしいわ、こんな・・・こんなの!」
と外に出てしまいます!と、これを機にと宦官達が天子に攻撃してしまいます。が、そこにシンクーが駆けつけ、神虎を盾に天子を守ろうとします!そしてシンクーは天子に逃げるように言いますが、
「でも、あなたがいなきゃ!シンクー!!
私はあなたと・・・あなたと!」
「ああ・・・もったいなきお言葉。されど――」
やっぱりこの2人のやり取りは和みますね~。やっぱり天子にはシンクーでないと。でもシンクーは天子を守りきるので精一杯。攻撃に転じることもできず、シンクーは今のこの状況を嘆き、願います。
「わたしには救えないのか。守れないのか。
あれから6年。すべてはあなたのために準備してきたというのに。
誰か!誰でもいい!彼女を救ってくれ!!」
ここは本当にどうにかして~と思いました。と、ここで主人公登場!
「分かった、聞き届けよう。その願い」
ここでゼロが新ナイトメアでシンクーの前に現れ、守ります。そのナイトメアはナイトメアフレーム蜃気楼。その絶対的守護領域は世界最高峰の防御力を持つ機体。守りに関しては絶大な力を発揮する機体のようです。
でもこの絶妙なタイミングでのゼロの登場。これもゼロの作戦のようで、ゼロはシンクーに自分こそが値する相手、国を率いるのはシンクーだと言います。でもシンクーはまだ部下になる気はないと断ります。でも次第にシンクーも、
「そのナイトメアで、この戦局を変えられると思っているのか?」
「いいや、戦局を左右するのは戦術ではなく、戦略だ」
と、これからゼロの引き起こす奇跡を前にして考えを変えていくことになります――。
それからゼロの作戦が発動され、先ほどのゼロと宦官のやり取りをTVで見た人民たちが中華連邦全土で暴動を引きおこしていきます!虫よばわりされたすべての人民が怒り、黒の騎士団に味方することに。ゼロの作戦は見事に成功しました。これにゼロは、
「天子のおかげで、大宦官の悪役っぷりが際立った」
と不敵な笑みを浮かべます。これにより状況は逆転。宦官達は追い詰められていきます。
一方ラウンズと戦うC.C.達。そこでC.C.はアーニャと謎の共鳴を起こします。これにより錯乱するアーニャ。アーニャはこの隙を突かれ危機に陥ります。何だかガンダムっぽい・・・。C.C.はこの時アーニャから流れてくる幼い頃のルルーシュの姿を見ます。それにC.C.は、
「そういう・・・ことだったのか」
と納得します。アーニャはやはりルルーシュ、ギアスに関わる人物のようです。アーニャの過去には一体何があるのでしょうか。結局この後アーニャはジノ達によって回収され撤退、シュナイゼルも、
「国とは領土でも体制でもない。人だよ。
民衆の支持を失った大宦官に、
中華連邦を代表し、我が国に入る資格はない」
と言い放ち、帰っていきます。こうして今回の戦いは黒の騎士団の勝利に終わります。でもシュナイゼルはここでも、
『兄上。あなたならそうすると思った。しかし・・・』
「皇帝陛下ならどうしたかな」
と、ゼロへ思います。シュナイゼルはゼロの正体に気付いているのでしょうか・・・。
この後ゼロはカレンを救出しに宦官の元へ直接乗り込みます。が、既にカレンはアヴァロンに収容された後。ゼロは用無しと宦官達を撃ち殺します。またしてもスザクに大切な存在を連れていかれたルルーシュはまたスザクへ対して怒りをあらわにするのでした。そしてカレンを取り戻すことを決意します!
「そうか。そうやってお前は俺からすべて持っていくつもりか。
しかしそうはさせない。
必ず・・・必ずカレンはこの手にとりもどす!」
何だか燃える展開になってきました。しかしカレンに対するスザクの目つきが・・・。
その後遺跡にいるオレンジことジェレミアのシーンに。1期でオレンジを改造したバトレーが、V.V.とオレンジに呼び出されていました。そして、
「うん。僕が頼んだの。
だって君たちがは改造したんだよね、ジェレミア卿を。
C.C.の力を再現しようとして」
「貴公しかいないだろ?私の最終調整を執るものは。
これは名誉である」
と、調整を命令されていました。バトレーはすっかり怯えています。どうやら頭はまともに戻ったものの、やはりまだ調整が必要な状態のようですね。これはオレンジがルルーシュの元に現れる時が楽しみです~。本格的な出番はもう少しです!今度もただではすまない予感が・・・。
そうして戦いが終わった後、シンクーと天子は再会を果たし、指きりを交わします。ここのシンクーのプロポーズ的な言葉には、もう見ていて萌えて大変でした。シンクーの笑顔が眩しかったです。
「よろしいのですか?」
「だって、朱禁城の外をみることができたし、
それに・・・あの、おしまいってことじゃなくて・・・あっ・・・」
「これからもお守りいたします。永久(とこしえ)に・・・」
「変なの・・嬉しいのに・・うっ・・私、嬉しいのに・・・」
天子はシンクーの言葉に嬉しくて涙します。とにかくここは良かったねとだけ思いました。そしてそれを皆暖かく見守ります。やっぱりこの2人が一緒にいるところを見ていると和みます。でもここの話を聞く限り、天子は外に出ることはやめて城に戻るようですね。天子はこれから中華連邦でどうするのでしょうか。まあシンクーが傍にいる限り大丈夫だと思いますが。
と、ここで感動をぶち壊すディートハルトの進言が。それは天子の婚約が無効になったことを世界に知らせ、黒の騎士団の誰かと天子を結婚させようというもの。ディートハルトは空気を読むべきですね・・・。しかもこれにゼロまで頷いてしまいます。ここでの「藤堂、いや玉城あたりにでも・・・」と本気で考えるルルーシュ(あげくに玉城!)には本当に絶望しました。そしてここで私の中のルルーシュ株が急降下でダウンしました・・・。なんでこうルルーシュは鈍いのでしょうか?ここもルルーシュの欠点のひとつですね。もう何だか呆れてしまいました。
でもそれはどうやら作中の女性陣も同じようで皆そんなディートハルトの提案に反対します!
「なりません!
単純に恋の問題です。政治で語ることではありません!」(神楽耶)
「うん、そうだな」(C.C.)
「お前は黙っていろ」(千葉)
と、女性陣は皆反対意見!これにはディートハルトもうろたえてしまいます。ここは見ていて爽快でしたね。ゼロは神楽耶に詰め寄られ戸惑います。やっぱりこういう時の女性には誰もかないません。
そんな中そこにちょうどよく玉城登場!ゼロはこれ良しにと逃げるようにして玉城に話があるとそこから抜け出します。C.C.に反対され、ルルーシュは、
『まさかC.C.まで反対するとは。
シンクー達ならギアスを使えば簡単に賛成するのに。
一体どこに問題が・・・』
とうろたえ気味。これが分からないようならルルーシュはまだまだですね。その最中玉城はゼロにまた役職の話をしますが、ここでシャーリーからの着信が。ミレイの卒業イベントについての用件でした。またまたゼロはそこから抜け出します。結局また玉城の役職は決まらないままです。
部屋に入ったルルーシュはそこでシャーリーに、
「その、あるカップルを別れさせたいんだけど
まわりを説得するには・・・」
と、客観的意見を求めようとちょっとうろたえつつもシャーリーにそう聞きます。それからシャーリーは2人が政治的要因で別れさせられると聞いて、転びそうになりつつも「だめだよ!」と、全力でそれを否定します!
「恋はパワーなの!
誰かを好きになるとね、すっごいパワーが出るの!
毎日毎日その人のことを考えて、詩を書いちゃったり、
早起きしちゃったり、マフラーをあんじゃったり、
滝に飛び込んでその人の名前叫んじゃったり・・・
私だって!!あっ、その・・・ルルにはないの?
誰かのために、いつも以上の何かが――」
そんなシャーリーの言葉にルルーシュは唖然・・・見事にルルーシュの企みは覆させられれしまいました。でもここのシャーリーのこけた図もすごかったですね。今回やけに力入っているような。そのシャーリーの話を聞いてルルーシュも、
『あっ・・・そうか。
俺も、俺もナナリーの為に世界を作り変えようと思った・・・』
と、自分がナナリーのことを思う気持ちと同じかと気付き、納得します。ルルーシュはまだ恋心を知らないようですね。1期でナナリーがスザクを想う気持ちには気付いていたようだったのに。
とりあえずこれでルルーシュは何かに気付き、電話を適当に切り上げて皆のところに戻っていきます。そして結論は・・・
「天子よ。あなたの未来は、あなた自身のものだ!」
と、その場で一番正しい答えを出してどうにか円満に解決!このゼロの言葉には、みんな満足!シンクーのゼロへの好感度も上がったことでしょう。
そして力関係の問題についても、
「力の源は心にある。
大宦官に対して決起した人々も、私たち黒の騎士団も、
心の力で戦ってきた!」
と上手いことをいってまとめてしまいます。ゼロは話術は上手いんですよね~。このゼロの言葉には扇・ディートハルトもとりあえず納得した様子。シンクーも自分達を助けてくれたゼロへ握手を求め、協力を申し出ます。
「ゼロ。君という人間が少しだけ分かった気がする」
「進むべく道は険しいが」
「だからこそ、明日という日は我らにある」
これでシンクーも今後ゼロの強い味方になってくれるでしょう。とりあえずシンクーが今回で命が尽きなくて良かったです。これからもまた天子と一緒にいるところを見れると思うと楽しみですね~。こうして中華連邦での戦いは良い結果に終わりました。
この頃学園では図書館にたまたまきたシャーリーが、書庫の隠し扉を見つけられまいと焦った、ルルーシュに変装していた咲世子に、
『いけない!見られるくらいなら・・・!』
と、キスをされてしまいます!!それにシャーリーはうろたえるばかり。そしてルルーシュ本人もそんな中、カレンのこともあるからと学園に帰ってくるようで!これはまたまた波乱の予感・・・。
ルルーシュが学園に戻る前、ルルーシュはC.C.と会話します。ここのねっころがるC.C.のアングルもまた異常。こだわりが尋常ではありません!今回のスタッフは様々な意味でキレていますね。ここでの、
「それに、見てみたいだろう?心の力を」
「成長したな。坊や」
「だまれ。魔女」
という軽い2人のやり取りがまた良い感じでした。それから話はギアスの使い手を生み出し、研究している組織・嚮団(きょうだんはこの漢字らしいです)の話に。ルルーシュは皇帝に対抗するためそれを探しているようです。ギアスについてもどんどん話がスケールアップしてきていますね。とりあえずルルーシュはC.C.に情報収集を任せ、学園に戻ります。
そしてルルーシュをロロ、咲世子が出迎え。すっかりロロはルルーシュにべったりです。何だか見ていると心苦しくなるような・・・。
と、教室に向かう中、ルルーシュはシャーリーと出くわします。でもルルーシュとキスをしたと思い込んでいるシャーリーの表情は晴れず。事情を知らないルルーシュはシャーリーを気遣おうとします。
が、ここで何故か制服姿でアーニャとジノ登場!なんと2人とも学園に転校してきました!!これは超展開ですね~。どうやら普通の学園生活を体験してみたいということらしく。何だかシェリルと被ったり・・・まあよくあることです。
ルルーシュは早くもこの2人に振り回され気味です。さてこの2人の転校はこの先物語にどんな影響を与えることになるのでしょうか。とりあえずルルーシュとアーニャの関係が気になるところですが・・・。
次回は「ラブ アタック !」話は再び学園サイドに戻ってミレイの卒業イベントの話になるようです。何だかアーニャ、ジノが転校してきたとなると、ただではすまなそうな気が・・・。どんな騒ぎになるのか気になります。ルルーシュが時をかけてる~!
しかし今回はカレン、C.C.と男性へのサービスシーンが異常な出来栄えになっていましたね。よくこの時間に放送できたなーと思ってしまいました。今後もエスカレートしそうな予感が・・・。今回はとにかくシンクーと天子が助かって安心しました。今後の出番がまた楽しみです~。
ではまた次回に!