昼の食事中に見ていたニュースに、180万円のカクテルが紹介されていました。どんな材料を使っても、さすがにその金額は遠そうに思えます。興味を一層深くし、食事の手を止め見ていました。カクテルはスパープレミアムウォッカ「ベルヴェデール」をベースに、ライムジュースを入れ、シェイクする「マティーニ」。そのマティーニをグラスに注ぎ、バーテンダーはおもむろに手袋をはめます。奏で始めた音楽を背景に、バーテンダーは . . . 本文を読む
今日の日経MJさんの一面記事です。「協賛金より繁盛店醸造」と銘打った、従来と変わりつつあるメーカーさんの動向が記されています。今までメーカーさんは、飲食店さんの内部に関してあれこれ言うことは少なく、備品の提供やお酒をサービスするなどと言った、どちらかというと金銭的な援助ばかりでした。（当方の地区はまだこの手法のような……）それが今回の記事では、手法が変わりつつあるとのことです。コンサルトの専門スタ . . . 本文を読む
今日も今日とて、ウチで扱ってないお酒の紹介を。今回は林農園さんの「五一わいん 山ぶどう 辛口 360ml」です。価格は360mlで2000円程度と、私が飲むにしてはちょっと高め。実はこれ、父親のおみやげ（自分で飲む用）だったりします。商店街の最後の旅行で長野に行き、このワイナリーさんに訪問。そこで「お客さん、ワインの事に詳しいね」と言われながら購入した、ちょっと曰く付き（？）のワインなのです。（格 . . . 本文を読む
着色が禁止されている焼酎ですが、樽で貯蔵することにより、自然と色が付くことだけは許可されています。それらは美しく、透明度の高い琥珀色。大手酒造さんですと「神の河（かんのこ）」や「田苑ゴールド」、ウチの取扱商品なら「萬屋次兵衛」などがあります。さて、今回のタイトルに挙げたように、焼酎にウイスキーほどの色を付けることは可能でしょうか？元々、ウイスキーも蒸留仕立ては無色透明のお酒。それが樽に長い間貯蔵さ . . . 本文を読む
「カクテルの由来が知りたい」――そんな欲求をぽろっとブログに書いた所、shuさんがわざわざコメントで教えてくださいました。これは読むしかない！ と、早速取り寄せ見てみました。「リッツ・パリのカクテル物語」――コリン・ピーター・フィールド著。冒頭にカクテルの真実の追究は難しいと触れられています。それでも、この本のほとんどがその「追求の結果」で埋められているのです。かなりまれな、カクテルの本ではないで . . . 本文を読む
だいぶ前にブログに書いた、「ビールデンウィーク」が27日まで開催されます。初めての共同作業と言うとちょっとあこがれますが、実情は新製品ラッシュの熾烈なシェア争い真っ只中。まさに呉越同舟を地で行くかのような感じさえ受けます。さらに4月のビール系酒類の出荷量は、前年対比-11％近くまで落ちています。前年は第3のビールが増税前と言うことで、かなりの仮需要がありました。ですからマイナスは予想されていました . . . 本文を読む
イギリスの世界的なワインコンクール「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」。そこで今年、「酒サムライ」さんの運動の結果、SAKE部門が新設された事は前に書きました。（こちらの記事）そして、その結果が発表されていたようです。マスター・オブ・ワインの称号を持つ専門家は、どんな日本酒を選んだのでしょうか？（「酒サムライ」さん。フリーか分からなかったので、googleで。ニュースに結果が掲載）その結果は . . . 本文を読む
ネットの梅酒売上ランキングでも、上位に入ってくる人気の梅酒。「和紅茶梅酒 くれはロワイヤル 嬉野アールグレイ 500ml」。佐賀県嬉野産の国産アールグレイと、大分県大山産の鶯宿（うしゅく）梅を使用。「純国産」と言う、安心感も売れている理由かも知れません。さて、写真はその紅茶梅酒のラベルに記載されている飲み方、「くれは ロイヤルソーダ」を試してみました。ラベルには「氷を入れたタンブラーグラスにくれは . . . 本文を読む
国内のビール販売では、依然苦戦中のサッポロさん。しかし、ある面に置いて他社のビールメーカーさんの追随を許さない面があります。それは、「原料生産」――サッポロさんの今年のテーマ、「ないものは、つくるしかない。」ですが、その言葉が示し通り、大麦の新しい品種を開発したそうです。その新しい品種「LOXレス大麦」は、ビールの香味が劣化しにくく、泡持ちも従来のものより向上しています。ビールの脂質を酸化させる酵 . . . 本文を読む
昨日、ちょっとパーカー・ポイントに触れましたが、その内容についてちょっと書きたいと思います。酒屋にとってありがたい反面、ある種のジレンマも感じてしまう話です。パーカー・ポイントとは、世界的有名なワイン評論家「ロバート・パーカー氏」が、実際にワインを飲み、それを100点満点で評した点数です。その内50点は基準点として与えられるので、実質は50点幅しかありません。まあそれは、100点満点の方がわかりや . . . 本文を読む