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小松水産オフィシャルブログ 「うまいっしょ! 来て見て食べて」

札幌市で魚屋・居酒屋・宅配&持帰り寿司店等を経営する小松水産のオフィシャルブログです。

本日は番外編・・・北海道に自生していない彼岸花

2015-09-23 09:07:36 | 日記

今日は「秋分の日」、つまり「お彼岸の中日」ですね。

彼岸は雑節の一つで年に二度あり、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間)を云います。彼岸の言葉の由来や彼岸にお墓参りする等の習慣の理由などについては、インターネットで検索するといろいろと解説された記事がありますので、詳しくはそちらで!


さて、「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、秋の彼岸以降残暑も落ち着き、暑さが柔らぐことを指しますが、基本的に残暑の無い北海道の場合は暑い時期は完全に終わりですよと云った感じかもしれませんね。実際、秋のお彼岸が明けると急に寒さが増し、紅葉の時期に突入ですからね。

花壇や野を彩っていた夏の花々も終わりの時期を迎え、代わってコスモスや菊などの秋の花が目に付く時期でもありますが、秋を代表する花でも北海道に無い花があります。それは、彼岸花です。


彼岸花は、その名の通りに秋のお彼岸ごろから開花することに由来しています。別名「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)とも呼ばれ、華やかな赤い花を咲かせます(稀に白い花もあるそうです)。本州方面では、里山の田んぼの畦道や土手など群生して見られるようですし、名所も多数あるようです。

※埼玉県日高市にある「巾着田」は面積約5.5haと日本最大級の彼岸花の群生地だそうです。下にその「巾着田」の曼珠沙華まつりの様子のYoutubuリンクを貼りましたのでどうぞ!

 

この彼岸花、残念ながら自生したものを北海道で見ることはできません。その理由は、彼岸花は寒さに弱く、また葉が展開した状態で越冬するので、寒く雪のある北海道では自生できないのです。彼岸花の自生地の北限は秋田県のようで、秋田県以南の東北地方でも積雪のある地域には無いようです。

道民にとって彼岸花は馴染みのある花とは言い難いのですが、見られないのなら見てみたいと思いますよね~(笑)。なので、この時期に本州方面に出掛ける機会があれば、ちょっと探してみるのもいいかもしれませんね。私(筆者)も群生した彼岸花を見たことがないので、機会があれば見てみたいなと思っています。

 

[4k]日本一の曼珠沙華の群生「巾着田」Lycoris(red spider lily) in Kinchakuda 曼珠沙華まつりDiscover Nippon


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