2月も明日から中旬。しばらくまとまった雪も降っておらず、気温的にも平年並みかそれ以上でこの時期として過ごしやすい日々が続いていますね。天候に恵まれてさっぽろ雪まつりは盛り上がっているようですが、公私に多忙な筆者は今年も行けそうにありません(涙) ピコ太郎の雪像見たいなあ~(笑)
さて、本日は久しぶりに『お魚シリーズ』を兼ねて黒ガレイについて書いてみます。
北海道周辺にはたくさんの種類のカレイが生息しています。中にはほぼ北海道のみにしか生息していないカレイもいます。その代表的なカレイが黒ガレイではないかと思われます。黒ガレイはオホーツク海沿岸と北海道東部の野付水道から根室湾沿岸、厚岸湾などの海水と淡水が混ざった汽水域に一年中生息に生息しています。
黒ガレイの旬といわれている時期は秋から春ですが、3月中旬~4月下旬の産卵時期のものが美味しいと言われています。この時期は産卵前の栄養の貯えがピークになっているためだからだと思われます。
黒ガレイは新鮮なものは刺身でもいただけますし、その他煮たり焼いたり揚げたりといろいろの食べ方が楽しめますが、やっぱりおススメは煮付けだと思います。
臭みの少なく、身が淡泊でクセがないので、少し濃い口の醤油で甘塩っぱく煮付けのがポイントだと思います。甘塩っぱくすることでご飯との相性が格段にアップしますよ。
それから皮からコラーゲンが出て煮汁をさますと煮ごこりができますので、煮ごこり大好きな人にはたまらない一品となります。ちなみに森林公園店のお惣菜として煮付けを販売していますが、煮ごこりが入っていますよ!
黒ガレイに限らずカレイの煮付け(もっと広く言えば魚の煮付け)は家庭の味で筆者が小さい頃は日常的に食卓に上がっていたのですが、最近は煮魚を作る人が少なくなっているようですね。まあ時代の流れと言ってしまえばそうなのかもしれませんが、その家庭の味として「親から子へ・子から孫へ」と受け継がれればいいなと思っています。
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