読書・映画日記

 読んだ、観た情報をもう一度思い返して感想を書くことによって理解を深めるために始めました。

日記

2010年10月17日 | その他
 最近は読書のペースは落ちている。ただ、理解スピードは変わっていない気がする。これまで読んだ本それぞれの関連を考えているような気がする。

今読んでいる本
「科学的発見の論理」カール・R・ホパー

 この本は科学的な発見が何故信頼できるのかについてこたえたものだと僕は思う。まだちゃんと読んでないのでよく分からない。ただ、論理的と言うものがどう言う事か、多くのヒントを得たと思う。僕はもう以前のようにただ漠然と科学を信頼したりはしない。そのかわりさらに精度の高いものの見方を獲得したと思う。

 本当はちゃんと読書日記を書きたいのだけれど、どうも気が進まない。語ろうと思えばいくらで言葉は出てくる。しかし、僕はまだこの本を途中までしか読んでいない。今考えている事が読み進めるうちに変わってくるかもしれない。それはそれで面白い、だが中途半端な内容になるので避けたい。まだ書き上げるには少し時間がかかりそうだ。

 近頃は職場から帰宅してすぐ食事を取りながら日本経済新聞を読んだりパソコンでネタ動画をみたりする生活が続いている。新聞を読むのは為替取引のために情報収集する必要から、ネタ動画を見るのはストレス発散のだめだ。気がつくと睡眠時間が無くなってしまい、朦朧とした意識で職場に出た事もあった。
 職場といえば、以前書いた時間外労働についてだが、着々と証拠はそろいつつある。まだ不足しているものもあるが、そのうち手をつけよう。
 しかし、仕事に以前よりも意欲的に打ち込むようになってから職場の人間関係が若干変化したと感じる。それが何故僕にとって否定的に感じるのか、それはなんとなく裏切っているような背徳感があるからだ。まるで僕だけこっそり悪い事をしているみたいに感じる事がある。けど、それって間違った考えだと思う。雇用問題と職場の人間関係は別だと思う。僕は個人であり、血のつながりの無い人間を明確な他人とみなしている。いくら仲良くなっても、その点は揺ぎ無い。しかし、背徳感はぬぐえない。そもそも僕は時間外労働の告発を退職してからしようと考えている。これは自己矛盾ではないだろうか?今告発して改善する事が大切であるが、それができないのは僕が恐れているからだ。人間関係が悪化することを恐れているのだ。僕は中途半端な人間なのかもしれない。周りに自身の考えを理解してもらおうという態度を示さない事が問題だ。上司を、部下をみんなを説得すれば何の問題も無いはずなのに、それが出来る自信が無い。だから一番自分がストレスを受けない方法を直感的に導き出し、実行しているのが本当の所だ。
 父ならどうしただろう。まっすぐぶつかっていっただろうか?父ならやりそうだ。何度も上司と喧嘩して職を点々としたらしい。父ほどの信念を貫く意思は僕には無いのだろうか。
 いずれにしても今職を失う訳にはいかない。まずは100万をため、為替取引を軌道に乗せるのだ。そうすれば時間的余裕を作る事ができる。その余裕を利用して読書に専念し、より高みを目指したいのが僕の考えだ。その先の将来については考えていない。ただ、学ぶ事が楽しすぎるのだ。

 時々、ふと物語が欲しくなる。簡単な・・・でも濃密な物語が欲しくなる。もう、夜の世界は抜け出そうかとも考えている。2年間ずっと夜勤で生活してきた。これからもそうでありたいとは思わない。普通の生活にふと憧れを抱く時がある。夕日を見て広がっていく宇宙に夢を見るようなまどろみの中にもう一度沈んでゆきたい。僕はもう疲れた。いや、まだちょっと働かなきゃいけない。けど、いずれはこの生活を改めたい。
 夜の世界って静かだけど、どうも陰気臭い。ずっと居るとおかしくなりそうだ。昼の世界に戻りたい。そうすれば何か出会いがあり、喜びがあるはずだ。もうずっと、楽しい夢を見ていない。

最新の画像もっと見る