あこパパの大腸癌日記

24年5月直腸癌摘出手術StageⅡ。その後26年2月、同9月、28年9月肝臓転移が見つかり摘出手術を受けました。

10年後の切腹と癌の告知

2014年10月10日 | 自分の死について
「蜩ノ記」映画が公開されました。
話題作は映画を見る前に原作を読むことにしています。
そこで原作を読みました。(映画は見ていません)

10年後の切腹
主人公に対する同情や不条理、藩や要人の思惑などごちゃごちゃしているのだが
不義密通の罪で10年後の同日に切腹を命じられることが、このドラマのインパクトがあるところです。

次元は違いますが、10年後の切腹と大腸ガンのステージ4とどちらが良いか?
癌患者として考えてみました。
10年経過する前に、何らかの病気や事故で死んでしまう事もあるでしょうが
まぁ10年は生きられるという事です。
この主人公である戸田秋谷は、誠実な人柄で、とても藩主の側室と不義密通などするような方ではない
(ネタバレにならない程度)
誠実な人柄が主人公に対する同情と他に真実があるのではないか?
がドラマとなる訳です。

でも私だって、藩主の側室(社長の妾)も他人の奥様とも不義密通などしておりません。
そこそこ誠実に生きてきました。
しかし、大腸ガンステージ4で5年生存率が20%程度です。
10年を待たずして・・・・切腹ではありませんが
死んじゃう可能性が凄く高いのです。

戸田秋谷も私も不条理と言えば神も仏も無い訳ですが
病死は、値打ちが無いという事でしょうね。

10年後の切腹と大腸ガンのステージ4とどちらが良いか?

どちらも嫌です。

20日にイオンシネマで映画見てきます。
お客様感謝デーで1,100円ですからね。

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