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あこパパの大腸癌日記

24年5月直腸癌摘出手術StageⅡ。その後26年2月、同9月、28年9月肝臓転移が見つかり摘出手術を受けました。

今朝もガンのニュースが

2015年05月24日 | 自分の死について
毎朝、新聞やネットのニュースを見ると
有名人がガンの手術を受けた事や亡くなったニュースが毎日あります。
今日は、「愛が生まれた日」の大内義昭さんが亡くなった記事と
大橋巨泉さんが手術した事、そして自宅に泥棒が侵入未遂のニュースでした。
ガンの手術はオマケだったのかな。

私のガンも友達関係でニュースになったようです。
昨日、何年も会っていない同級生と偶然会ったら
幽霊でも見るような目で見られたため
「おう、どうした?」と言ったら
「大丈夫なのか?」と聞かれた。
「知ってるの?」と言ったら
「うん」だって。
だって大腸ガンだけならともかく
去年は半年で2回の肝臓転移手術だもんね。
噂では末期で、「もう死んじゃったんじゃねぇ」だよね。
「可哀想に」と。

ガンなんて聞くと=死だったけど
冗談じゃないよ。
そんな簡単に死なないつうの。

ハスミワクチン

2015年04月02日 | 自分の死について
3月23日から始めたFOLFURI3回目も10日で気にならなくなりました。
しかし、今回の副作用はきつく、続けていく自信がなくなりました。
抗がん剤治療の大半が半年で12回の治療が基本になっていますが
ブログ友達などの経験を見ると、好中球などが下がり計画通り続けられなくなる方が多く
次の手が打てないことに困ってしまうようです。
体へのダメージが大きいのでしょう。
抗がん剤の副作用を考えると疑心暗鬼になり
こんなことを続けていたら・・・・肝臓とか腎臓とか悪くなっちゃうんじゃ?
そんで・・・・死んじゃうんじゃないか?
と考えてしまいました。

以前から考えていたハスミワクチンを始めようと考えています。
珠光会BSL-48クリニックで自分の尿からハスミワクチンを作ってくれるそうです。
これから電話して予約や治療費用などを確認してみようと思います。


ネガティブですみません。現実を見る

2015年03月11日 | 自分の死について
抗がん剤の副作用の辛さは経験しないと分からないと思いますが
その辛さも期待するものにより何とか我慢できると思います。

自分はFOLFIRIに何を期待しているのか?
主治医は「抗がん剤の効果と副作用は比例しないんですよね」とよく言います。
苦しい副作用に耐えても全く効果が無い場合もあると暗に言っているのでしょう。
更に付け加えれば、その場合は「あきらめて」と言っているんでしょうか?
また「そんなに簡単に腫瘍マーカーは下がりませんよ」とも言います。
あまり期待しないで抗がん剤を受けてね。
ということでしょうか?

ところで義父が数年前から耳鳴りを気にしており
耳鼻科や内科など何箇所かの病院で検査を受けたり
通販でサプリなど買い漁っています。
しかし、中々改善されず本人もイライラしているようです。

実は、薬やサプリなどで少々楽になることはあっても治ったりするものではない
「老化現象」のようです。
何もしなかったらどんどん酷くなる耳鳴りをサプリや薬は
ブレーキをかけて遅らせることは出来ても
止めることは出来ないということのようです。

しかし、本人は中々受け入れられないようです。

私もそうなのかな?
ガンも老化現象の一つです。
抗がん剤に対しガンを完治させるという効果を期待するのは難しく
せいぜい再発や転移を少し遅らせる事しかできない。
と考えるべきなのかもしれません。

私も、中々受け入れられないですが他に方法がない限り
受け入れるべきなんでしょうね。

アンコンの結果は銀賞

2015年01月18日 | 自分の死について
12月の予選大会で県大会出場権を得た吹奏楽アンサンブルコンテストの
県大会に行ってきました。
さすが県大会に出場するチームだけあって全て素晴らし演奏でした。
結果は残念ながら銀賞でしたが堂々とした演奏で親ながら惚れ惚れとしました。
大会が終わり「来年度は必ず金賞」と悔しさというよりも
ビッグマウスをほざいていました。
まだ1年生なので悔しさは無いようですね。
中学生はいいですね。夢でいっぱいです。キラキラ輝いています。
(時々毒を吐きますが)

明日は、先週に受けたPET検査の結果を受けに行きます。
嫌だな。

10年後の切腹と癌の告知

2014年10月10日 | 自分の死について
「蜩ノ記」映画が公開されました。
話題作は映画を見る前に原作を読むことにしています。
そこで原作を読みました。(映画は見ていません)

10年後の切腹
主人公に対する同情や不条理、藩や要人の思惑などごちゃごちゃしているのだが
不義密通の罪で10年後の同日に切腹を命じられることが、このドラマのインパクトがあるところです。

次元は違いますが、10年後の切腹と大腸ガンのステージ4とどちらが良いか?
癌患者として考えてみました。
10年経過する前に、何らかの病気や事故で死んでしまう事もあるでしょうが
まぁ10年は生きられるという事です。
この主人公である戸田秋谷は、誠実な人柄で、とても藩主の側室と不義密通などするような方ではない
(ネタバレにならない程度)
誠実な人柄が主人公に対する同情と他に真実があるのではないか?
がドラマとなる訳です。

でも私だって、藩主の側室(社長の妾)も他人の奥様とも不義密通などしておりません。
そこそこ誠実に生きてきました。
しかし、大腸ガンステージ4で5年生存率が20%程度です。
10年を待たずして・・・・切腹ではありませんが
死んじゃう可能性が凄く高いのです。

戸田秋谷も私も不条理と言えば神も仏も無い訳ですが
病死は、値打ちが無いという事でしょうね。

10年後の切腹と大腸ガンのステージ4とどちらが良いか?

どちらも嫌です。

20日にイオンシネマで映画見てきます。
お客様感謝デーで1,100円ですからね。