あこパパの大腸癌日記

24年5月直腸癌摘出手術StageⅡ。その後26年2月、同9月、28年9月肝臓転移が見つかり摘出手術を受けました。

自分が死ぬ時

2014年03月03日 | 自分の死について
映画を見ていると「犯人はこいつだろうな」「そして、この人達は死んじゃう」なんて考えちゃう
アメリカのSF映画だと、主人公でもあるイケメンの男女、少し太った三枚目、人の良い黒人
ちょっとブスな女、どうでも良いようなオマケ達
最初に殺されるのが、どうでも良いオマケで。そこで事件が始まり
「そこに行ったら死んじゃうよ」・・・・・・殺される・・・そして次々と殺される
最後に残るのは、イケメンカップルだけ。
観客は全部お見通し(笑)

第二次世界大戦時のアウシュビッツ収容所で、なぜガス室に入るのに規則正しく並んでいるのか?
憲兵の数に対してユダヤ人の数が圧倒的に多いので、一斉に逃げれば何人かは助かるはずなのに・・・・なぜ逃げないか?
そこには、「自分だけは助かるかもしれない。」との考え方があるようです。
直前で中止になるかもしれない。飛行機が墜落しても・・・・自分だけは助かるかもしれない。
本人は、奇跡が起こると信じている。
しかし客観的に見ると99%結末は決まっている・・・・・・・・・・・。

これは癌患者と周りの人たちに似ているように感じる。
長くはない・・・・・・哀れだ・・・・・可哀想。あぁ死ぬんだ・・・・・・間違いなく死ぬんだ。
本人には見えないけど、周りの人には状況はハッキリ見える。

だから・・・・・・家族や周りの人達が泣いてしまうんだよな。
先が見えるから(哀)

本人が自分の死に気付くのは、体調が著しく悪くなってからだ
だから惨めなんだよね。


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1 コメント

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Unknown (りら)
2015-04-17 12:27:14
アウシュビッツに、関する「アンネの日記」と
生き残った精神科医の本、読みました。
収容されるほうが、多い。それなのに、従順に
日本人のように、列におとなしく、、
中国人なら、どうするだろうか?
みんな、流されるその場に、流される。
長いものに、巻かれろという感じで
列に、並ぶ、逃げようとしないのかなあ、
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