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森川博之 「私的な遊戯」

私的に色々綴って行きます。
曲↓http://www.myspace.com/morikawahiroyuki

アニメ「pupa」に喰らった衝撃、その後日常でのお久し振り実験台モルモット体験

2014-04-20 06:39:17 | Weblog
お早う御座います、新しい職種について色々と気にかけて下さった皆様、先ずはお礼を申し上げたい、
そんな心境の男、心底有難う御座います。本当に嬉しかったです。

「やれんのか、おい」、そういう心配と狼狽が混じった声も多数頂きましたが、
取りあえずやってみます。何事も経験、35で未だ言うか的な発言ですが、今更
性分は変えられませぬ。やれると思います、多分。

大きなアクシデントが無ければ、6月には塾の先生と言う何があった型シフトチェンジ転職
ですが、生温く見守って頂けたら、と。

あ、ツタヤは並行して続けます。劇的に減りますが。



で、画像はそのツタヤ独占!別名安定型地雷作品提供コーナーからの、アニメ「pupa」。
いや、正直最近はツタヤ独占!面白い作品増えてきたんですが、これは・・頂けませんでした。

兄妹愛をカニバリズム、まあ人喰らいという形式で描き切る、という今作、レンタル前はグロイだの
放送禁止だの放送コードギリアウトだの、まあ相変わらずハードルを上げてレンタル開始の運びと
あいなりました。

うーん、先ずグロくない。というか、グロい!と思わせる程の画のクオリティに至っていない様な・・

良く良く観ると、シーンによっては背景が絵の具でベタベタやったんですか?レベルの
やっつけ仕事にしか思えない雑さだし、そうですね、背景凄く気に成りました。あれはどういう
意図なんだろう。

で、そこが疎かと同時にテーマである究極の兄妹愛、それも特に刺さらない。
延々喰ってる、妹が兄を延々喰ってる。とある1話なんてその画だけで終わりましたから、
ポカンとなりました。画も雑ならば、テーマに対してもボンヤリ、取りあえず可愛い妹に兄貴
喰わせとけ、萌え入れとけ、違うとしてもそう取られてもおかしくない物語構成。

上の画像は妹捕獲場面。椅子に鎖、目隠し・・その鎖、すり抜けられそうですね。
というか、設定的に妹化け物なんだから、そんな安い拘束で乗り切れるわけが無い。

「椅子に拘束され目隠しされた、可愛い妹」、その画が欲しかっただけとしか思えないワンシーン。

全てがチープ、ツタヤ、やってもうた。レンタルは避けて下さい。身内ですが断言します。
身内だから断言します。



で、そんなやや消化不良な観賞を行った数日後、私警察に捕まりました。
いや、正確には止められました、モルモット的な役割で。

車をね、運転してたんです。職場への道中です。
基本遅刻はしないが結構ギリギリに職場へ向かう私は、その日も通常のペースで、
軽快に運転していました。

「前の車、左に寄ってクダサーイ」

バックミラーで確認すると、赤いランプパラパラさせて「アレ」が追尾してきてます。

が・・いや待て、俺は何もしてないと。

信号無視、してない。速度オーバー、してない。一旦停止、した。
大丈夫、非は一切無い、一片も無い。

思えば、彼等には東京時代に相当なストレスを与えられ、それに従い「国を守る正義の人」から
「人を観る目がミクロも無いド阿呆」へと彼等に対する脳内評価がズンズン下がって行った。
それが私的な現在数多存在する警官への、正直な価値観。

勿論、本当に正義感溢れる良い警官がいる事は信じてます。
ただ、それを凌駕する東京時代の職質遭遇率が、私的な偏見を肥大させる。
ライフワーク、そう言っても過言では無い止められっぷりでした。

思い出す、その憎悪を思い出す。ああムカつく、嗚呼熊本でもお前らかと。

イライラします。普段はストレスレスな私ですが、これは数少ないイライラスイッチ。
先制攻撃、それしかない。
そう思い、車を左に止めた直後、後ろのパトカーへツカツカ歩き、横柄に(そう見える)窓を下げる
助手席の警官に「何ですか?」と伺ってみた。だって何も違反してないと確信してるからね、ふはは。

「左側のブレーキランプ、切れてますよ」

ごめんなさい。

ただ・・んー、そうですか、それで止めますか。
確かに違反だろうし、危ないだろうし、お仕事なんだろうし、分かります、勇んで歩み寄ったのも
少し恥ずかしくなってるし。確かに、止める理由が警官にはあった。もう一回ごめんなさい。

ただ、どうなんでしょう、止めるかね?そんな理由で車社会のド田舎で、わざわざ止めるかね?

迫る就業時刻、何となくモヤモヤする捕獲理由、時間的な焦りと合点のいかない心境が織り成す
心情の乱れ。うーん、やはり彼等と私は相性が悪い。

そうパトカーの横で一人思っていると、いそいそ運転席からパリパリの新調した制服に着られている、
一目で分かる新人警官が降りてきて、やや怯えが混じった表情と口調で免許証の提示を求めてきた。

そうか、君も俺を顔で怖いと判断するのか、大丈夫だ、私は怖くない。多分顔は不機嫌だろうけど。

同時にそういう事か、と納得する。これは経験済みだった。
警官はこういう季節、新人とベテランでチームを組み、職質の「練習」を新人にさせるのだ。確か。

で、東京時代、私はまんまとその実験台「モルモット」として、大活躍したわけです。

横柄「あー・・・あのワゴンアール、ランプ切れてんな、ちょっと止めてみようか、ペッ!」
新人「は、はい!」

恐らく、恐らくだがこういうやり取りがパトカー内であって、私を捕獲するに至ったと推測、
いや邪推する。

私の免許証を持ってパトカーにいそいそ戻る新人君。私は職場にスミマセン遅れるかもですと
携帯で連絡を入れつつ横目でパトカーの助手席を捉える。

偉そうにしてる、腕組んでる、ああムカつく、駄目だムカつく。

思い出される数多の職質記憶、慣れない口調で質問をする新人の後ろでふんぞり返る
偉そうなベテラン。
何故お前らはふんぞり返る、意味が分からない。嫌いだ、私はそんな偉くもないのに
偉そうな態度を取る人間は嫌いだ。

処理が遅い。そりゃそうだ、練習だもん、遅いわな。
立っているのも疲れてきた、車に戻る。そしてバックミラー越しに二人を眺める。
腕を組んだまま、首だけ新人に向けて書類の指導をしているベテラン、私の視線は最早彼に釘付けだ。

お前はどんだけ偉いんだよと憤慨を通り越し、最早ベテランのテンプレートな体勢態度に
呆れていると、本日三回目のいそいそ歩行で免許証と「整備通告書」なるものを運んできて
くれた新人君。いいよ、君の成長に繋がるなら、いいよ。お疲れ様です。頑張ってね。
ただ、ああいう風なベテランにはならないでおくれ、権力者です然とした、あの偉そうな奴みたいには。

新人君四回目のいそいそ歩行をバックミラー越しに見送る。ベテランはもう見飽きた。
時間は無いが、通告書を眺める。
交付者欄の階級を観ると、ベテランは本当に偉かった。少し笑った、偉いのかいと。

ただ、それはそれで、残念な態度だった。
偉い人は、偉そうではなく、堂々としていて欲しい。

彼等は職業上、確かに強気な態度で挑まなければいけない場面もあるだろう。
ただ、明らかに牧歌的で実験的なこのシチュエーション、その際にそのフンゾーリは如何なものか。

人間、謙虚さは抱いていたいですね。改めてそう強く感じました。

仕事は間に合いました、即座に怒った顔で笑い話にしました、点数は引かれてません。

日曜か、雨が止んだ。

おやすみなさい。













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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
なごんだで (やす)
2014-04-20 12:50:26
あんさん、おもろいな最後まで読んでしもた。
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はじめまして! (本人です)
2014-04-20 22:02:14
>やす様

コメント有難う御座います!

警官への愚痴で和んで頂き・・光栄です!笑

またお暇な時にでも、読んで頂けたら幸いです。
では、改めて感謝を!

失礼致します。
返信する
Unknown (n)
2014-04-21 15:34:34
歌舞伎町で職質され、軽く拒んだら新宿署で明け方まであーだこーだ取り調べの様なことをされた。

警察大っっっっっ嫌い(-_-#)
返信する
おお! (本人です)
2014-04-22 01:48:55
>n様

確かにnさんも・・捕獲対象な雰囲気です 笑

因みに私の捕獲ポイントは渋谷道玄坂、のりpが
ガヤガヤした付近でした!

本当に警察様は・・ねえ?笑

コメント感謝です!
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