ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

音の和 彩の波 響き合う
五感豊かなひとときを♪ 

【 十月の光の詩 :小さな光の隠れ家は 】…11月になりましたけど。

2019-11-13 | 十二か月の月の詩


ライトフロウズノウト 今日の一ページにようこそ

ここ数日はお天気続きで

お昼の秋空の雲~夜は綺麗なお月様

を見るのが楽しみなのですが

 

昨夜はまた ひと際美しい満月でした

写真を撮った時は お月様ちょうど薄い雲の

後ろ側のように見えてたのですが

不思議な色の光の輪っかとともに写りました

 

多分 私のスマホカメラの画素が荒いせいもあるのですが

こんな感じ‥ 今夜はどんなお月様でしょう



さて ひとつ前のよもやま話が

とても中途半端に終わったのでm(..)m

続きをと思ってましたが

ピアノの練習をしていた頃の記憶

幾つか繋がって出て来て

それが自分の中で、「記憶」とか

「ひとの手」の不思議なことと結びつき

すぐに纏まらなくなり


そうこうするうち

十月の分の詩が出来ました ~ 今11月ですが…

八割ぐらいできてから

何回か変わり ようやく落ち着いたので

 

なんてことはない

秋のつぶやきですが

もしよければお付き合いください



 【 十月の光の詩 : 小さな光の隠れ家は 】


秋の箒に
空が掃かれて

澄みわたる
青のその奥

星まで透けて
見えそうなころ


日ごとに沈む
陽なたの色の

親しい景色の
かたちの影で

小さな光が
かくれんぼする


風の朝に聞く
小鳥たちの声

道ばたに群れる
猫じゃらし

軒先の赤い
小さな実たち

薄の穂波

空き地の野花の
優しい彩り

色づく木々の
シルエット


目に映っている
景色の後ろ


  次の時を待つ
  小さな光は



静かに乾いた
空中に響く

終いの笛が
聞こえたようでも



それぞれの場所で
寛ぎながら

金糸銀糸の
ひと玉ほどに

小さく瞬き
息づいている







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