ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

音の和 彩の波 響き合う
五感豊かなひとときを♪ 

【 十二ヵ月の風の詩:8月 夏の影 幻想】

2022-08-27 | 十二か月の月の詩

ライトフロウズノウト 新しい1ページにようこそ♪

 

このところ急に朝晩涼しくなってきました。

空の色や雲の様子はもうそろそろ秋の感じですね。

8月前半のような猛暑はさすがにもう来ない気がします。

 

どうも7月後半のワクチン副反応多少の持続から

8月は集中しにくい環境が続いて

書きたい話題は2・3あるのに、まとめられずに

おりました。更新できていない間にもblogを読みに来られた

方々もいてくださり本当に感謝ⅹ感謝であります。

 

そろそろ落ち着いて色々書いていけると思います。

 

元々、集中スイッチが入らないとしっかり書けないのですが

スイッチが固い=自分的に良い環境整えて1人にならないと

書けない、のに加えて「書く」のが遅い…

という困った性分があります‥;

(「読む」のは早いのですが)

何せ7月~8月ざわざわすることが多かったです。が

これは私だけではないかも知れないですね。

今夏はコロナ感染の話題も大人&子供さん多く聞いたので

夏の終わりに無難に過ごせたらそれで良し、

とも思います。

 

blogの他に幾つか書きものがあるのですが、

書きたいのに書けない どうも妙な消化不良を自分で

起こして その結果 高品質なノートやスケッチブック、

多色セットのカラーペンや色鉛筆の新品ばっかり

いくつも未使用で机の角に積んでいる

ということになっております。

書けば/描けば解消するのです…

涼しくなったしそろそろ課題を片付けて

いこうと思います。

 

そうこうする中で

8月の風の詩を書きました。

今回は私の気ままな想像の世界です。

イラストも描ければ良かったですが、また更新

遅くなるのでまたイメージに近いフリー画像とともに。

 

 

【 十二ヵ月の風の詩:夏の影 幻想】

夏の影は
細い指先で
季節の向こうを指し示す

明るい季節の彩りたちは
言葉を忘れて
影の身を包む薄い衣の
裳裾に纏わり漂う

夏の影はその掌で
過ぎゆく日々を温めている
人の姿をしていた時の
自らの懐かしい記憶とともに

夏の影は優しい無言歌を
口ずさんでいる
柔らかなアルトの声で
無垢な旋律を
忘れてしまった人のかわりに

夏は少しずつ
白い風に洗われて
輝く景色を組み立てていた
色の光を失いながらも
その内奥の影を深くする

風の中で
少し俯く夏の影は
長い銀の髪をなびかせて
その美しい移ろいを見守る

時は歩みを止めない

過去も未来も
時の流れに運ばれてゆく

今を生きる
それが至上の命題と
知りつつ心は
幻を選び彷徨いだして
憧れたものを探し続ける

誰も知らないリアルの在り処
重なり取り巻く電子の映像

夏の影も白く清しい風の中に
もうじき消える
透き通って姿を失くすほんの少し前
次の季節の影の姉妹の
姿をみとめて微笑み交わす

 

 

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【 十二ヵ月の声の詩:7月 夏の音の環 】

2022-08-07 | 十二か月の月の詩

 

ライトフロウズノウト新しい1ページにようこそ♪

 

今年は梅雨明け宣言が早かったせいもあるのか

夏の過ぎるのが早い感じで

気が付くと8月に入っていたようでした。

 

7月のちょうど中間にワクチン3回目、

その副反応が何日か、プラス猛暑日で

数日夏バテ気味になり、そんなにハードスケジュールでもないのに

外出後は帰宅~休息~活動再開(主に家事)にいつもの倍は

時間かかりました。帰宅の坂道アップ&ダウンで

自転車で日傘をさせないより歩く方を選んだせいもあり。

元々暑いのには弱めの私ですが、これはバテ気味と

はっきり気づくのは、例えば

家の中で携帯電話やリモコンスイッチが行方不明になるとか、

朝食のコーヒーに入れるミルクを目玉焼きにかけそうに

なったり、卵割るのを失敗して殻が盛大に砕けたとき。

そして先日は久しぶりに電車に忘れ物してました。

それがどこで、というのが思い出せず。

忘れ物した、と気づいたのは最寄りの生駒駅

改札出たときでしたが

その日の行き先の橿原~西大寺~生駒駅までの

どのバスか電車の時か立ち寄ったお店か

さっぱり見当つかないのです。

忘れたものは橿原イオンモールの喜久屋書店で買った

英語教材用の本と、隣の文具店の鉛筆とペットショップの猫おやつが

入った書店のロゴ入りの青い袋でした。

近鉄電車の忘れ物センター、相互乗り入れで三宮までつながる阪神電車

の忘れ物センター、奈良交通バスの営業所、や買い物したケーキ屋さん

数か所に電話をして当日には見つからず、

買ったばかりの本と猫おやつのことを思い

とても悲しい気持ちになり諦めかけたのですが

翌日近鉄の忘れ物センターもう一度お電話したら

(翌日届くこともあるとのことだったので)

幸い京都に届いていた、とのことでした。

そういえば大和八木駅から乗った橿原線の電車は

私は西大寺で降りたのですが京都行きで、

忘れ物だけが京都まで行ったというのが

少しおかしくて^^;また見つけてくださった乗客のどなたか、

あるいは車掌さんか清掃のかたに大感謝したことでした。

 

私のようなぼんやりは皆様そうはなさらないと

思いますが、今日八月七日の立秋は暦の上だけで

まだ名ばかり、来週も暑いとの予報ですので

どうぞ皆様も色々お気をつけてご安全に。

 

さてそんなこんなで7月の分の詩が8月のブログアップに

なっていますがようやく纏まったので

もしよければご覧ください

これは忘れていた、とかではなく

一度形になったと思ったけれども

作り直しの回数が以外に多くなっていた詩です。

 

詩作は自分の中でも不思議な作業で

しっくり言葉が収まりきれてないと感じても

それ以上触れず終了になったり

今回のようにできたと一度思っても

言葉や行そのものを何度も置き換えるようになったり、

けれど確かに今回のは最初できたときにやや・・・やけど

これでいいかなと曖昧な感覚がほのかにあり、

やはり落ち着くまでいろいろな箇所が変わってきたのでした。

要は今もこれからも精進必要‥ということですね。

さっと手際よく作れないものか、それは違うのか・・・

 

さて夜の飛行機の音を上空遠くに聞きつつ

これから画像とともに7月の詩を”投稿”いたします。

 

 

 

 

 

 【 十二ヵ月の声の詩: 夏の音の環 】 

    蝉しぐれ
        降り注ぐ
    鳥たちの囀りが
       澄み渡る
    緑深く重なる木立を
       風が吹き抜ける
    空と日の色を映した
       夏雲たちが行き先を告げる

夏の声たちは
それぞれが世界に一つの
楽譜を持って
命を歌う

鮮やかに
大気を揺らし

ひと時ごとに
彩りを変えて

無数の余韻を
夏の影の中に
置いていく

最も明るい陽射しの季節
それでも

陽の気は遠に満ち終わり
影が日ごとに深くなる


全ての音は
ひと度響けば

宙に振るわせて
どこまでも翔ける

ここは音霊の生きる国

音の環たちが声を幸わう
蒼い水の星

音たちはどれも
その日その時生まれたばかり
刹那と永遠 二つの時間を
生きてゆく

時の河の
流れが織り込む
果てない音の色合いと模様


夏の日の
光と影の
交差の中で

音の環たちが
嘉しているのは
永遠と刹那

透き通る
意識と心の

二つの世界


 

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