どうでもいいこと書いてます

食べることと、ややマニアックなこと

「検屍官」

2006-07-26 10:53:40 | 
ひさかたぶりの読書感想文です(夏休みの宿題みたい)

パトリシア・コーンウェル 著。

主人公はバージニア州の女性検屍局長ケイ・スカーペッタ。

『数ヶ月の間に5人の女性が次々に殺される。
被害者はみな一人暮らしで、土曜の早朝に自宅で襲われ、絞殺されたという以外に
共通点はない。
典型的な通り魔的犯行であり、犯人を割り出すためには科学捜査に頼らざるをえない。
しだいに残虐性を増してくる犯行をくいとめ、6人目の犠牲者を出さないため、スカーペッタ
は犯人逮捕につながる科学的な証拠を見つけようと全力をあげて事件にとりくむ』
                            (訳者あとがきより)


CSI:科学捜査班」が大好きな私にはもってこいの本でした

ただ、書かれたのが1990年なのでCSIほど科学が進んでいなかったようです。
それでも十分楽しめました。
男性社会の中で生きる女性の大変さも書かれています

被害者と犯行現場に残されたキラキラ光る物質は何なのか?
というのに科学捜査の重点をおいて犯人をつきとめていきます。
ラストがちょっと想像できてしまったので、それが残念だったかな。

あと不思議に思ったのが、アメリカの検屍官ってすごく捜査に関わってるんだなーと
いうこと。日本ではあんまり聞いたことないので意外でした。
昨日の夜、静かな部屋で一人で読んでいたので、何か物音がするたびにびくっっ
としてしまいました

窓は閉めて寝ましょう・・・。

コメント (2)
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