カリフォルニア料理の聖地、サンフランシスコ。
世界一美味しいお野菜が作り上げるカリフォルニア料理をご紹介します。
お昼過ぎに、ちょうど近くを通りがかったのでこちらでランチ。
夫はよく来ているらしい。
ここの売りは、何と言っても清潔な空間で飲茶を食べれること。
6-7割は非アジア系のアメリカ人。
味の傾向もディープさはなく、淡白な感じです。
ショウロンポウが美味しかったです。
他に美味しかったのはサラダ。中華?というよりカリフォルニア料理。
シュウマイ、餃子ともに皮が少し固めというか・・・
やっぱりHarvor Villageがなくなったのは大きい。
Yank Sing Restaurants
101 Spear St, San Francisco
評価:★★(★)☆☆(2.5/5)
以前にご紹介した こちらのお店で、休日ブランチ。
人、人、人。ものすごく混んでいます。
付け合せのニンジンのピクルスが美味しかったです。
美味しいけど、脂っぽいものを頼んでしまった。
もう少しヘルシーなものを食べたかったです。
平日の方がゆっくり、寛げるので好きです。
tartine bakery
評価:★★★☆☆
ハンバーガーを食べにサウサリートまで。
店内はチャコールのいい香りが漂っています。
私はチキン。
場所柄か観光客が多い。アメリカ人観光客にとってはSFのごはんはヘルシーすぎるのかも。
737 Bridgeway Hamburger
Sausalito
評価:★★★☆☆
メキシカンマーケットに行く途中で軽く昼ごはん。
ちょっと遅めの時間だったので、ブランチは終わっていてカフェメニューでした。
映画を見ながら食事ができるというコンセプトのこちらのお店。かなりの大箱です。その割には結構お料理美味しかったです。何れも一皿10ドル以下で、軽くCafe利用としては満足です。
House cured sardines & mackeral, greens, romesco
ここにスイスチャードを添えてあるのが個性的。アーモンドとトマトペーストとの相性もばっちり。
Grilled truffled brandade panini, caperberries
brandadeは乾鱈。付け合せのサワークラウトもベイリーフの香が効いて自家製っぽいです。
cafeメニューなのに自家製のアンチョビがあり、乾鱈を使っていたり、食材のバラエティーがあって楽しい~。
Foreign Cinema
2534 Mission St, San Francisco
評価:★★★☆☆(カフェ利用)
(今回フラッシュを使って撮影したので写真がイマイチです。)
友人とディナー。
久しぶりに力強いフレンチを頂きました。幸せ~
今回はワインは頂かなかったのですが、カリフォルニアの極上カベルネとのマリアージュが似合いそうなシッカリしたお料理でした。(お酒を嗜まない人には、濃厚すぎるお味かもしれないです)
次回は特別な日に、特別なワインとともに頂きたいです。
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アミューズ。えんどう豆のピュレとニンジンのムーズ、ウズラ卵のカナッペ添え。
やさしい味です。こちらのお店がベジタリアンメニューで有名なのも納得です。
(私の前菜)TASTING OF COLD ARTISAN SONOMA FOIE GRAS
-foie gras and smoked duck breast in Gewurztraminer gelee
-pistacio crusted foie gras 'mi-cuit'
-traditional foie gras terrine
ブリオッシュは別皿で供される。
どれも素晴らしく丁寧に仕事されたフォアグラ。
ピスタチオがトップにのせられた物は、マッシュルームの良い香りも感じられました。
(友人の前菜)LOBSTER
これが一番、美味しかったのですが、詳細を忘れました。分かり次第アップします。
(私のFISH)DAY BOAD SEA SCALLOPS PUMPKIN SEED DUST, TRUFFLES BREAD PUDDING
-red wine reduction, vanilla oil
トリュフの香と赤ワインソースのバランスがなかなか。
バニラオイルを使ったものはこれまでハズレが多かったのですが、上手くまとまっています。
セロリルートのピュレも別皿で供されます。
(友人のFISH)SEA BASS & SPANISH CHORIZO, BLACK MUSSLES, FENNNEL CONFIT
-accented orange and saffron sauce
野菜の味とシーバスが見事にハーモニーになった素晴らしいお皿。
(私のMEAT)ROASTED SQUAB STUFFED WITH FOIE GRAS AND TRUFFLES
-with a ravioli of squab leg confit, Sauternes ginger sauce
ソーテルヌとジンジャーのソースが甘く濃厚で、ワインがほしくなる。
生姜がジンジャーに変身していました。恐らくパウダーのジンジャーでしょうね。
(友人のMEAT)TRADITIONAL FILET MIGNON "ROSSINI" TOPPED WITH FOIE GRAS
-served with black truffles and truffle sauce
これはちょっと焼加減がイマイチだった気が。美味しかったですが。
(私のデザート)CLASSIC GRAND MANIER SOUFFLE
-with orange and cardamon ice cream
スフレの真ん中を割って、グランマニエのソースが注がれる。オレンジの香が爽やかです。
やはり、オレンジとカルダモンのアイスクリームは別皿で。
(友人のデザート)SAFFRON CREAM BRULEE
サフランのクリームブリュレ。如何なる物か。。これは不思議な味でした。
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一つ欠点があるとすると店内のインテリア。
アメリカンクラッシックな感じで。。
逆に外国人がロオジェやレカンにいっても同じような感覚になると思います。両店ともインフラがかなり古いですし。。
Fleur de Lys
Nob Hill
777 Sutter St.
San Francisco, CA 94109
415-673-7779
評価:★★★(★)☆(3.5/5)
garde-manger担当シェフが日本人の方らしいです。丁寧な仕事もそのことが大きく寄与しているとか。Suzzyさん貴重な情報ありがとうございます!
珍しく夫が早めの帰宅。まだ6時半。
久しぶりに夫婦の会話を楽しむべく外食に。
家での夕食は、彼が料理にコメントしつつ食事。
終わるとすぐにデスクに向かって仕事するというパターンが習慣になっており、なかなかゆっくり食事はできないのです。
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この日はジャパンタウンにある以前から気になっていたお店。
モダンな雰囲気のインテリア。東京での夜遊びが懐かしくなります。
メニューは日本の食材が使われ、Japanese Influensedなカリフォルニアフレンチ。
前菜は一桁台のお値段から始まり、高くても20ドル以内。メインも20ドル程度とお手軽。
後でお店の人に伺って分かったのですが、こちらは日本人シェフSeiji "Waka" Wakabayashiさんのお店。以前はサウサリートのOndineでエグゼクティブシェフをされていたそうです。
お魚を頂いたあたりで、日本人のシェフかと思い質問しました。
ハーブの使い方等から、シェフは日本で料理のキャリアをスタートされたのではと勝手に想像します。
サービスの方は一生懸命頑張っていらっしゃる感じで好印象。
多少のミスも許せます。
板に付くまでには、もう少し時間がかかるかも。
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Wineはfire stoneのソービニオンブラン。
微炭酸がやや気になりますがボトルで30ドル。致し方ないです。
アイスバスで冷やせばそれも落ち着きます。
玄米入りのパン。
アミューズはパテとキャベツのタルト。
フレンチ食べてる~というお味。期待も高まります。
頭に浮かぶ情景はなぜか東京。
夫の前菜。マグロのタルタル。
夫の前菜2。ウズラのコンフィ。バルサミコリダクション添え。
メインが終えてから、食べ足りないので追加。
本日頂いたなかで、最も気に入った一品です。
バルサミコソースがなんとも芳しく、うっとりする香。
私。サーモンといくら、オリーブオイル掛け。かなり上質なオリーブオイルでした。
夫メイン。KOBEビーフ。
ステーキというより、タタキ的な仕上がり。
夫は大絶賛でしたが私的には普通。
ポテトの仕上がりがイマイチ若い気が。
アメリカ人受けするには、ポテトは重要。
私メイン。Brazini、heart of palm添え。
お魚は炭火で焼いたような仕上がり。
オランデーズソースの酸味のバランスが良いです。
二番目にお気に入りです。
抹茶シュークリーム。チョコをかけて頂きます。
スフレ風のチョコケーキ。
付け合せの牛乳のアイスが美味しかったです。
プチフールまで付いていました。
Bushi-Tei
1638 Post St
San Francisco, CA 94115
415-440-4959
評価:★★(★)☆☆(2.5/5)
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ガラス張りの窓際席で食事していると、ロンドン在住の知人が目の前に。
かなりビックリ。
出張中でこれからKAPPAに行かれるそうです。
そういえば、KAPPAレポートにしてなかったのを思い出しました。
店内は外国にいることを忘れてしまうほど、完璧な日本の世界が広がっているお店です。そのうちレポートにしたいです。
ちょびさん のHPでその存在を知ったテイクアウト専門のお寿司屋さん、MARUYA。
一見、営業しているのか否かよく分からない店構えで。何と我が家と目と鼻の先なのに、1年近く気付かずにいました。
そしてその味を知ってからはまっています。
こちらの名物は、紀州風の鯖寿司。
表面の昆布とレモン、きつめに〆た鯖。
そして我が家で鯖寿司に並んでヒットしているのがこちらの稲荷寿司。
醤油が控えめで、少し甘めに仕上げた油揚げが、おばあちゃんの作ったお稲荷さんを彷彿とさせる味で。
とっても優しく、懐かしい気分になります。
西の方ご出身の人には是非お奨めしたい一品です。
Maruya Sushi
1904 Fillmore St,
San Francisco
定休日は日・月のみ、営業時間は午前11時~午後6時半
ユニオンスクエアの近くで友人とランチ。
実は電話では何度も話したことがあるのに、お会いするのは初めて。
この近辺はランチに困るのですが、Scala's bistroを新規開拓。
ビストロと名前がついているのですが、Drake Hotelのダイニングで、店内に入るとじゅうたんもフカフカでなかなか優雅な雰囲気。そしてメニューの内容はほぼイタリアン。
以前にも訪問経験のある友人によると、魚介類とお肉の煮込み系が美味しいらしい。
量が多いので二人で3皿注文。
CRISP CALAMARI AND ROCK SHRIMP, ONION, FENNEL, GREEN BEANS, SPICY AÏOLI
フェンネルが食べたく注文。大盛りのなかから、やっと一切れだけ発見。量が多いよ~。
GRILLED OCTOPUS SAFFRON POTATOES, NICOISE OLIVES, HARICOTS VERTS, MEYER LEMON VINAIGRETTE, SALSA VERDE
この蛸がとても柔らかかった。
RIGATONI “LIBERTY FARMS” DUCK BOLOGNESE, PICHOLINE OLIVES, PARMIGIANO REGGIANO
これは今回大ヒットな一皿。鴨の旨みがぎっしり詰まっています。東京でもこのレベルのパスタをお昼にいただけるお店は、多くはないです。
鴨のボロネーゼはかなりよかったのですが、メニューのチョイスによる当たり外れはありそうです。
アメリカのイタリアンの平均値から考えると、いけてるレストランです。
Scala's Bistro
432 Powell St.
San Francisco, CA
415-395-8555
評価:★★(★)☆☆(やや厳しめ)
またまた、昨年末の訪問記です。
この日はホームドクターの健康診断へ。
夫は、糖尿病や心臓病のリスクを軽減するために減量するように言われた。
今のところとても健康なのですが、BMI値を見て先生もビックリ。
いつもは天使のように優しく聡明な女医先生なのだけれど、
夫の健康への感心のなさに、やや飽きれ気味。
そんなことがあった帰り道、
「最近、家のご飯がヘルシーすぎて、パワーがでない」と朝からの絶食も手伝ってやや不機嫌な夫。
韓国人の友人が美味しいと言っていたジャパンタウンの韓国料理屋さんで早めの夕食を。意思の弱い夫婦です。
これまで韓国料理は外れの連続だったのですが、やっとまともなお店に出会えましたー。
チャプチェ。今回一番のお気に入り。
カルビ
ユッケは食べきれず、持ち帰って炒めていただきました。
この他にビビンバも。お腹一杯☆
New Korea House
(415) 931-7834
1620 Post St
San Francisco, CA 94115
評価:★★(★)☆☆(2.5/5)
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後日、その韓国人の友人に聞いたところ海鮮チゲ鍋がお奨めらしいです。
選ぶべきメニューの方向性が全然違う。。。
また行かなきゃ。
夕方夫より連絡があり、上司からチケットを頂いたとかで急遽サンフランシスコ・シンフォニーのコンサートに行くことに。
急なことだったのでその日の曲目も分からないままDavis Symphonyに到着。
実は私たち、本格的なオーケストラのコンサートに行くのはほぼ初めて。
この日は指揮者のMikko FranckがFluで倒れ、Leonard Slatkinが代役を。
Lisa Batiashviliのバイオリン演奏もありました。
サンフランシスコシンフォニーは小澤征爾も1970~1977年まで音楽監督に就いていたらしいです。
一時閉幕になったあたりから、「お腹すいた~」と訴える夫。
終わってすぐさま夕食を。
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もう我慢できそうな状態ではなかったので、斜向かいのカリフォルニア料理Jardinièreへ。
だめならワンブロック先のCITIZEN Cakeを思っていましたが、幸いすぐに席につけました。
店内は生のジャズ演奏が流れ、レンガ造りのインテリアが暖かみを醸し出す。
今日は軽くグラスワインで。
Tsar Nicoulai California Estate Caviar with Traditional Garnish
キャビアを食べて今年の縁起を担ぎたい、という夫。彼的にはまだお正月が続いているらしい。
「きっとアメリカだから本当のキャビアじゃないよ(※1)」といっていたら、オシエトラで正真正銘のキャビアでした。
付け合せのパンケーキはポテトやオニオンパウダーが入ったカリフォルニア風。
夫は大絶賛。それはそれで美味しいですが、キャビアの味を最大化できるのはやっぱり蕎麦粉パンケーキかな。
Tombo Tuna “Crudo” with Olive Oil Poached Cardoons,
Mediterranean Cucumbers, Crispy Fennel and Tonnato Sauce(※2)
私の前菜。本日、一番気に入った一品。
ビンチョウまぐろは表面だけ軽く、酢で〆ている。
ハーブ系の生野菜とのコンビネーションがよい。
ソースはツナソース(Tonnato)、生クリームに微かにカレーが隠し味で。
Dry Aged New York Steak with Slow Cooked Broccoli, Garlic and Lemon,
Fingerling Potatoes, Niçoise Olive Jus
夫メイン。
このお肉は火加減、塩加減とも完璧でした。
ドライエージということですが、ほどよい熟成感でした。
付け合せのブロッコリーは中東風なお味でした。
Liberty Farms Duck Breast with Amaranth, Baby Turnips,
Riesling Braised Quince, Ginger-Prosciutto Jus
私のメイン。
夫のお肉の火加減は完璧だったのですが、こちらはちょっと若めの仕上がり。
もう少し火を通して欲しかったです。
ソースはアジアを意識した感じで、生姜、醤油、ウスターソース、フォンドボー等が入っている感じでした。うーん。。
付け合せの蕪はなかなか美味しかったです。
もちろん、デザートも頂きました♪
オリジナリティーの高いお店でした。
Jardinière
300 Grove St.
San Francisco, CA 94115
415-861-5555
評価:★★★☆☆
(※1) フランスではセブルガ、オシエトラ、ベルーガの3種のチョウザメの卵のみがキャビアと規定されている。アメリカは規制が緩く、どの種のサメの卵か記述すれば、キャビアとして販売できる。
(※2) カルドン(Cardoon)は南米原産のアーティチョーク。
(※3) QUINCEは和名マルメロ。バラ科に属し、洋ナシ様の形の芳香のある果実。生食には適さない。
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3連休前夜から贅沢してしまい、連休はカウチポテトしようか。