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サンフランシスコ・グルメライフ

カリフォルニア料理の聖地、サンフランシスコ。
世界一美味しいお野菜が作り上げるカリフォルニア料理をご紹介します。

Turtle Tower でフォー

2006-09-02 14:34:34 | レストラン-サンフランシスコ
久しぶりにリトルサイゴンへ。
ちょっと前までは毎日通っていたこのあたり。
毎週のようにここでフォーを頂いたり、サンドイッチを買ったりしてました。


久しぶりに優しいチキンストックの味が恋しくなって。
やっぱり安心できる味。

揚げ春巻きも旨し。ベトナムの市場で食べた味を思い出します。
二切れだけ食べて、残りは夫のお土産に。

Turtle Tower Restaurant
631 Larkin St San Francisco
評価:★★★★☆
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A16

2006-09-02 12:55:58 | レストラン-サンフランシスコ
平日がoffとなった最近。
一人でランチ。

トマトと小麦粉にこだわったピザ。
こだわりの石釜で焼いたピザはこおばしいです。


気付けばベジタリアン・メニューばかりを注文。


そういえば、ここのお店はちょっと前の料理王国の記事になっていました。

A16
評価:★★★☆☆
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Chez Panisse Cafe

2006-08-25 18:14:48 | レストラン-サンフランシスコ
夏休みレポートの途中ですが、本来のブログの趣旨のカリフォルニア料理のご紹介を。

一ヶ月ほど前に友人の誕生日で、シェパニーズの2階のカフェに行ってきました。
途中で彼女の従妹もピックして3人で。

一階のレストランにはNYから友人が来たときに訪問したのですが、あまり強い印象も残らず。
しかしちょっと前にここのキッチンを拝見する機会があって、美味しそうなものができる空気を感じ、再訪したいと思っていました。

今回は本当に美味しかったです。前回は50ドルのお得ディナーの月曜だったことも関係しているのかもしれないです。


(私・前菜)
Minestrone with pasta and pesto
ミネストローネ。厳選されたオーガニック素材が滋味あふれる味を出しています。丁寧に仕上げられた手打ちショートパスタの触感もよく。


(友人・前菜)
Tuna Confit with Romano beans, black olives, caper, lemon, ans rosemarry
私はそれほど感じなかったのですが、彼女は少し魚臭さが気になるとか。


(私・メイン)
Alaska King Salmon baked in fig leaf with beets, cucumbers, squash blossoms, and anise hyssop
フィグの葉っぱの上にサーモンが。フィグの風味がほんのりとサーモンに移っています。友人の従妹はビーツに唸っていました。前回ナパのRedd Restaurant で食事したときにも彼女はビーツに喜んでいた気が。


(友人・メイン)
Creek Ranch lamb leg with eggplant, green beans, and mint
これが絶品。ラムの旨み、ミントの風味、そして茄子。絶妙ののコンビ。シンプルなのに激ウマです。ラム・レッグは安価な肉というこれまでのイメージを払拭されました。ソーセージはケース(ソーセージの皮)も羊の腸でできていて、柑橘の香りが爽やか。


(私・デザート)
ラズベリーのソルベ


(友人・デザート)
フィグのパイ
パイの部分が丁寧に仕事されたお味がします。作りはやや厚めでアメリカ風のパイですがそれがまたいい味をだしてます。


アメリカではフレッシュハーブティーを置いているお店は貴重。

Chez Panisse Cafe
1517 Shattuck Avenue
Berkeley, California 94709
評価:★★★(★)☆(3.5/5)
コメント (8)
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French Laundry ~お料理編~

2006-06-28 01:50:09 | レストラン-サンフランシスコ
前回に引き続き、フレンチランドリーのレポートを。

お料理に関しては、The French Laundry Cookbookでレシピを見たことがあるのですが、とにかく工程が多く、細かいところまでこだわりのあるレシピです。
野菜の切り方一つをとっても、単に’ジュリエンヌ’と書いてあるのではなく、フレンチランドリーのジュリエンヌを大きさが定義してあり、また野菜の取り扱い方も丁寧に記されています。

そんなフレンチランドリーのお料理は、エル・ブジのような奇をてらった(!?)斬新なものではなく、フレンチをベースに極上の素材を如何に生かすかということにこだわったお料理。アメリカンスタイル、カリフォルニアスタイル。。というよりは、トーマス・ケラーの美学で作ったフレンチでした。

例えば、通常冷製のフォアグラはブランデーやシャンパン等のアルコール類でマリネしますが、ここのレシピではアルコールは使っていません。キッチンノートにも「アルコール類でマリネするのであれば、アルコールがたんぱく質を変性させるのを避けるために、完全にアルコールを蒸発させること。」と記されています。
昔は冷蔵技術が発達しておらず、アルコールでマリネし、たんぱく質や雑菌を変性させることも重要なプロセスだったと思われます。しかし、現在は冷蔵技術も発達し、さらに専用の牧場と提携しているフレンチランドリーの極上素材には、アルコールの風味は蛇足でしかないのかもしれないです。

斬新さでは少し肩透かしなところもありましたが、やはり世界の一流店。夜の9時過ぎから9品目頂いても、とてもよい気分で家路に着くことができました。

□□□
着席していよいよお料理。

メニューはテイスティングメニューのみ。通常のものと、ベジー用の2種類が用意されている。

私達は全員、通常のティスティングメニューを。

そしてワインも注文。

ソムリエさんにオーバーパワリングでない、ソノマコーストのシャルドネを伝えるとこれしかないと、お奨めされたのがこちら、peay 2004。なんと、610ケースしか生産されていない希少なワインのようです。

私の感想は、グリーンアップル、ライム、ペアー、ミネラルといったところでしょうか。かなり好みです。
ワイナリーのテイスティングノートではホワイトフィグ、ベイクド・アップルとも書かれています。また、「The oak is well integrated without the overt characteristics of butter, vanilla, raw wood, or char common to California Chardonnay」ともあり、所望したそのものです。
peay 2004 chardonnay

それではお料理のご紹介を。

(amuse1)

petit choux with goat cheese
ゴートチーズの入ったシュー。生地に少しチーズが入っているのか、香ばしい感じです。

(amuse2)

"CORNETS"
Salomon Tartare with Red Onion Cream Fraiche
サーモンのレモン風味が爽やかで、スターターにぴったりの一品。コルネ風のクラッカーのクリスピー感とサーモンの柔らかさも絶妙にマッチ。後でちょっとレシピを調べたらレモンオイルを使っているのが特徴のようです。

(1st course)

"OYSTER AND PEARLS"
"Sabayon" of Pearl Tapioca with Beau Soleil Oysters and Russian Sevruga Caviar
タピオカには下味がついており、サバイヨン風の卵黄ソースでプリンより少し柔らかい状態になっています。その上に、オイスター、キャビア、チャイブの入ったbeurre blancソースが掛かっています。ちなみに、beurre blancはオランデーズに並び、ほぼ100パーセントバターといっても過言ではないほど濃厚なソースです。左脳で考えると全部食べるのは怖い一品(笑)。。

(Bead & Butter)

sea saltの効いたブリオッシュ。バターは2種類サーブされる、塩分の効いたバターと、ヨーロピアン・スタイルのバターという説明。生産者名は失念。。前者は醗酵バター系のお味で、後者はClarified Butter(清ましバター)風。ブリオッシュのお味が濃厚なので前者のバターの方が合うかなと個人的には。ヨーロピアン・スタイルのものは、バターを楽しむという点では、少しブリオッシュに風味負けするような。
こちらのパンはブリオッシュではなく、パン・オ・レだそうです。やすこさんご指摘ありがとうございます♪

(2nd course 選択肢1)

SALAD OF HAWAIAN HEART OF PEACH PALM
English Cucumber, Red Radish, Taisoi Leaves Young Ginger Gastrique
2品目はパームの芯のサラダか、フォアグラの何れかをチョイス。
こちらは友人がオーダーした品。少しだけいただいたのですが、素晴らしいサラダ。かなり薄味の仕上げですが、野菜の風味が生きていて。特にピーチ・パームの芯にまぶされたYoung Gingerが爽やかな風味で。あまり生姜自体の強い風味は感じず、恐らく何度もソークして生姜の土臭さやエグミを抜いていると思われます。

(2nd course 選択肢2)

MOULARD DUCK "FOIE GRAS POELE"
Tokyo Turnips, Glazed Frog's Hollow Peach and Garden Mint "Vinaigrette"
このフォアグラのポワレ自体には塩を振っておらず、3種類の塩がサーブされ各自でお好みの塩でシーズニングして頂く趣向。(3種類の塩は、ハワイの海塩(泥の混ざった赤いもの)、フランスの海塩、4000年前のモンタナの岩塩)
この趣向自体は楽しいが、モンタナの岩塩を除いてはそれほど目新しい塩でもなく。どちらかといえば、折角の高級食材なのでフレンチランドリー流の塩の振り方を見せてほしかったです。付け合せの蕪の塩分もかなり強めで、全体的に意図したい塩分はあるはずで。。
この一品の素晴らしい点はソースと付け合せ。まずミントのビネグレットが、ほのかに甘く爽やかなお味。そしてポーチした桜桃も甘味と酸味がよいバランスで、果実感を失っていないです。



(3rd Course)

OLIVE OIL POACHED FILLET OF ATLANTIC HALIBUT
Sauteed Summer Squach, San Mrzano Tomato "Compote", Nicoise Olive Oil and "Fleur de Courgette Croquante"
低温でポーチされたHalibutの火の通し具合は素晴らしく、つややかな透明感がある。しかし、既にHalibut自体、かなりの塩味がつけられている。
アメリカ人の魚に対する塩のシーズニングは、日本人からするとかなり塩辛いことが多い。こちらも例に漏れず。
甘く味付けされたトマトのコンポートと一緒に頂くとやや和らぐ。ただ、その下のニンソワー・オリーブのペーストがかなりの塩分で。やはり全体的に塩分がキツイ。Halibutのポーチ加減は素晴らしいのに。。この辺は日米の感覚の違いでしょうか。
ズッキーニの花のフライがアメリカ人の大好きなクリスピー感をだしています。


ちなみにお野菜は、フレンチランドリー名物のダイアモンドカット。
確かに、ダイスとかブルノワ(いずれも正方形のみじん切り様カット)にされるよりもお野菜の味が引き立ち、食感も良いかも。

(4th course 選択肢1)

MAIN LOBSTER TAIL "CUITE SOUS VIDE"
Roasted Glove Artichoke, Cipollini Onion, Serrano Ham and Pimenton Emulsion
4品目はロブスターかソフトシェル・クラブ。
こちらは友人がオーダーしたロブスター。"CUITE SOUS VIDE"をオンライン辞書で調べると”Cooked under Vacuume”と出てきました。恐らく真空調理。
先程のHalibutの火の入れ方と比べると、こちらの方がシッカリめ。 pimenton(イタリアのパプリカの一種)のソースはGOOD。

(4th course 選択肢2)

CHESAPEAKE BAY SOFT SHELL CRAB
Hearts Of Romaine Lettuce, Black Truffle and Sweet Corn "Pudding"
私以外の3人はお奨めのロブスターにしたのに、私だけソフトシェルクラブを選択。
この一品、ソフトシェルクラブ以外は素晴らしい。スイートコーンのプディング(実際はプリント言うより、ソース)はコーンの甘さが引き立つ。ロメインレタスのソテーも生で頂くのとは違う、エンダイブのようなほろ苦さがまたよい。
しかし、ソフトシェルクラブは単なるの唐揚げ、、それに塩分がまたキツク、折角のスイートコーンのソースのお味が打ち消される。
ロブスター等でいただきたいソースでした。

(5th Course 選択肢1)

"JAMBONNETT" OF DEVIL'S GULCH RANCH RABBIT
Melted Collard Greens, Yukon Gold Potato "Puree" and Blis Maple Syrup
Melted Collard Greensはホウレン草とスイスチャード。
"JAMBONNETT"は肉などの詰め物をして洋梨のような形にしたもの、らしいです。ここれはウサギをそのまま頂くよりも、さらにウサギらしさがでていた一品。メープルシロップのソースも肉(Force Meat)の塩分との良いバランス。

(5th Course 選択肢2)

"BOUDIN AUX CERISES ET PISTACHES"
Braised Belgian Endive and K&J Orhards Bing Cherry Sauce
こちらは友人のチョイス。牛と豚のソーセージにチェリーやピスタチオが入って。よくあるウズラ等の詰め物の味付けと同じようなスパイスの感じで。その中でもクローブの風味を感じる。これはローヌ系の赤ワインとあわせたいお料理です。


(6th Course)

SNAKE RIVER FARMS "CALOTTE DE BOUEF GRILLEE"
Sacrament Delta Green Asparagus, Chantelle Mushroom, Rickled Rump Bubble and 'Bordelaise Mignonette'
Cap部分のグリルということですが、恐らくモモ肉(Top round)のCAPだと思われます。
この日のメンバーはみんな牛肉大好きらしく、お腹一杯なのにモクモクと頂きました。牛肉の作り手の説明を受けて、サシの入った脂身を楽しむものかと思っていたら、赤身の旨みが存分に味わえるお肉でした。特に外側の部分は、ビーフコンソメを頂いているかのようで、赤身肉の旨みたっぷり。
付け合せもソースもお肉を引き立てるものでした。

□□□

あ~、また行きたいです。

次回はチーズ&デザート編を。

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French Laundry ~序章~

2006-06-26 05:31:28 | レストラン-サンフランシスコ
「北米最高峰のレストラン」「至上最高のレストラン」と大絶賛されるフレンチランドリー。

2ヶ月前から予約をとるのも、至難の業。

そんなレストランにOpen Tabelでサクッと予約がとれたTweeさんKunyさんご夫妻が、ご親切にも食いしん坊な私を誘ってくださいました。それならば、と言うことで食いしん坊2号の友人も一緒に参上。

食い意地を這っていることをアピールしておいて良かったー。

□□□
当日は興奮のあまり、早く目が覚める。朝からテンションがあがっている私。
この日のためにカメラも新調と気合が入っています。

この日は9時15分からの予約。速めに9時前に到着。

レストラン裏の専用パーキングは満車で、ストリートに駐車。

まずは外観を撮影。


フレンチランドリーってどこにあるのだろう、と思っていたのですが、実はここのレストランの前を2回も通ったことがありました。。
素朴な幹事の外観です。

後で見学したキッチンも含めて、一軒屋でナチュラルな雰囲気なところが、どことなくシェ・パニーズに似ているような。

予約までに時間があるので、お庭で待機。
そうるすと、おおっ、キッチンが見える。


窓際には、ぎっしりとスパイス類が。
こんなに珍しい種類のスパイスが並んでいるキッチンを見るのは初めて。
トーマス・ケラーの料理へのパッションが早くも垣間見られます。


そして、キッチンが見える、ボックス席で一人で食事している女性が。
「予約は2人か4人単位が基本のはず。一人でディナーなんてあれはVIP席だわー」
と大騒ぎしつつ覗いていると、サービスの方がドアお開けてこられて
「キッチンを見学しますか~?」と嬉しいお誘い。



キッチン内は、オーガナイズされた明るい空間。
熱気が伝わってきます!



そして、いよいよ2階席に通されて、ディナーがスタート!


□□□
ディナーの様子は、この日結婚記念日だったTweeさん&Kunyさんご夫妻のブログでもアップされると思います。クロスレビューをご覧下さい♪
だんな様と一緒にアメリカ生活
california留学記
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ISA フレンチ small plates

2006-06-19 03:15:51 | レストラン-サンフランシスコ
Delfinaで予約がとれなかったので、第二希望のこちらへ。

あまり、というか全く期待せずに行ったのですが、予想に反してよかったです。
お値段もお手軽、しかしソース等もきちっと作っている。そしてカジュアルにサーブされる。

所得格差の大きいアメリカでは納得いくレベルで、西洋料理のカジュアルレストランを見つけるのは難しい。今回は大当たり!

ちょっとHPを見るとシェフのLuke Sungは、台湾系アメリカ人。

余談ですが彼の叔父がEliza’s Restaurantを経営。Elizaはカリフォルニア系中華となっているのですが、メニューには雲南料理が多く見られ、しかし??なものが多かったです。いま納得。経営者が台湾の方だったのですね。

彼自身もLa Folie、Masa's、the Dining Room...etc 名立たるファインダイニングを渡り歩く。

□□□
お店はマリーナのchesnuts & Steriner近く。
お洒落なお店が集まり、ヤッピーがたむろしている地域です。

Isaのエントランスは小さいものの、この一体でも一際、輝いている雰囲気。
エントランス近くにバーがあり、そしてテーブルがあり、キッチンを経てさらにパティオ風のテーブル席が奥にある。

お店のスタイルは小皿料理(small plate)で、全ての料理をシェアするスタイル。ギャルソンに「君たちはSmall apetiteと見受けられますから、二人で3皿程度で十分と思うよ」といわれる。

しかし、もう胃袋は十分にアメリカサイズになった私たち。とりあえず3皿を注文しましたが、余裕でもう一皿入りそうなボリュームでした。

それではお料理を。写真がちょっと暗めですが、ご容赦を。
□□□


Dungeness Crab Salad with mango
スターターとしては中々爽やかでいい感じ。ビネグレットもよいバランスで、マンゴの甘味と蟹肉の上に掛けられたはにーマスタードがよいバランスになっている。


Halibut with faba bean rissoto and morrel
今日のお奨めというこちらの一品。どのテーブルでも注文されていました。ギャルソンのお兄さん奨め上手です。お魚の表面もかりっとしていて、リゾットもよい感じですが。ただ、リゾットにビーンスプラウトが混ぜられていて。この辺りではよくある組み合わせですが、お米の国の人間としては。。


Seared Duck Breast with braised red cabbage, blue berry sauce
これが秀逸な一品。バルサミコ等でbraiseした赤キャベツ、ブルーベリーのソース、鴨肉がハーモニーを成す。これ、プレゼンテーションを変えてファインダイニングでappetizerにサーブしても違和感のない一品です。


セミフレッド・アマレッティ
美味しいけど食後に頂くにはちょと重め。
ちなみに、イタリア語で「セミ」は半分、「フレッド」は冷たいという意味らしいです。


mango soup
食後のデザートはこれぐらい軽めの方が好きです。

□□□
これまで紹介したレストランではChez Nousに似た感じのこちらのレストラン。chez Nousは前菜が中心でちょっとメインは尻すぼみな感がありますが、Isaはメインも確りしています(その分お値段も少し高くなりますが・・・)。Chez Nousはランチで、Isaをディナーでというのがお奨めです。

ISA
3324 Steiner St
San Francisco, CA
評価:★★★☆☆
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AME キレイめ和食?!

2006-06-16 11:56:50 | レストラン-サンフランシスコ
オープンしてからネット上でも話題のこちらのお店。
リアクションは人それぞれ。

夫の希望で3人で予約ましたが彼は突然の仕事で徹夜することになり、友人と私の2人でランチ。

半年前にオープンしたばかりのセントレジデンスホテル内のお店。
ホテル内は小奇麗でモダンなインテリア。
六本木ヒルズ等を彷彿とさせる感じです。

私たちが到着すると、お客は数組。
その後も2組ほど入ってきたが、ホテル滞在客のようで。
場所柄か週末はお客が少なく、オープンキッチンも落ち着いたもの。

ここのレストランのオーナーシェフや奥様であるペイストリーシェフについては他のブログでも紹介されていえるので、お料理だけ手短に。

料理のカテゴリーはザガットではNew Americanとなっている。他にもContemporary AmericanとかJapanese Fusionにカテゴリーされていたり。

私が受けた印象では、サービスのスタイル自体は西洋料理であるのもの、完全な日本料理。ファイナンシャルディストリクトの創作和食店OzumoをJapanese Cuisineというなら、Ameもやっぱりジャパニーズにカテゴリーされると思う。Cafe Katiをジャパニーズというアメリカ人もいるなら、イワンヤAMEをや。てな感じです。

このお店で評価できるのは、日本料理を骨格として据えているところ。
似たような印象のお店にハワイのアラン・ウォンズが挙げられるが、アジア料理の技術がベースなのか西洋料理がベースなのか不明確で、こちらのお店は残念ながら中途半端な印象を受ける。

日本人の私としてはお味の方は美味しいですが、特に目新しいものはあまりなく。。

お店もそれほど混雑しておらず、お箸の用意もある。
西洋料理慣れしていないゲストとちょっと気取って食事を取るには最適。


(私・前菜)“Kaisen” Sashimi Salad with Mizuna, Daikon and Shaved Dried Bonito
リケ○の青じそドレッシング系の味。削り節は贈答品御用達の某メーカーの真空パック??血合抜き削り節を愛用している者としては物足りない。
サーモン以外の白身魚の鮮度はGOOD。


(知人・前菜)Chowder of Maine Lobster with New Potatoes and Green Garlic
やさしい味。日本人が作っているのね~と思えるお味です。Green Garlicの風味はそれほど感じられず。


(メイン)Broiled Sake Marinated Alaskan Black Cod and Shrimp Dumplings in Shiso Broth
グリルしたギンダラの粕漬け系(メニューでは酒風味の照り焼きとあるが・・・)に醤油ベースの甘めのスープ。海老のワンタン。和+中華です。お味自体は美味~。


(デザート)Coconut Panna Cotta with Passion Fruit Sauce and Tapioca Pearls
上に載っているのはキャンディーにしたタロ芋。
これも東京の味~。上手い。


評価:★★(★)☆☆
AME
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La Mediterranee 地中海・中東料理

2006-06-14 11:38:34 | レストラン-サンフランシスコ
通うたびに魅力が増すお店と、色褪せるお店がある。
La Mediterraneeは前者。

気が付くとこちらで紹介するのも3回目。通った回数は、覚えてません。。

この日は夫は一泊主張。サマータイムも真っ盛りの今日この頃。
まだまだ明るい6時頃に一人で夕ご飯。

メニューはお昼と殆ど同じ。
一部のランチセットがないものの、ほとんど他のセットでカバーされている。

メインディッシュがサラダまたはスープ付きで7-9ドルなお手軽さもあってか、私のように一人で夕食をとる女性も多い。

お店の店員さんはオーナー家族っぽい人が増えて、お昼より居心地がいい。
この日もオーナーにピラフのスパイスについて質問すると、「poor man's saffron (貧乏人のサフラン)だよ」とおどけて答えてくれたり楽しい。ちなみに、poor man's saffronとはインド料理でお馴染みのターメリックのことらしいです。

本日いただいたのは2品。
ボリューム自体はメインディッシュだけで十分なボリューム。

そして味もギリシャで味わった地中海料理より美味しい。
アメリカ風になると何でも不味くなるという定説(?!)は地中海料理には当てはまらないようです。。


(前菜)Dolma
ドルマはブドウの葉にお米のサラダをつめたもの。ギリシャ旅行をしていると前菜盛り合わせでお馴染みのものです。
ここのドルマはキノコが入っていて風味豊か。ギリシャでいただいたのより美味しい。


(メイン)Middle Eastern Plate + Chicken Lemon Soup
色々と盛りだくさんのプレート。付け合せはスープ2種とサラダ2種からチョイスできるが、いつもどおり最も現地の味っぽいレモンチキンスープを。今日のスープの仕上がりはちょっと薄め・・・・。


Chicken Cilicia
アーモンドと共に甘く味付けされた裂きチキン。フィロにつめられています。上の粉はシナモン。神戸の中華街で食べた豚角煮まんを思い出す味。


Grecian Spinach & Feta
これも同じみ。普通にギリシャ風のフィロといえばこちらのフェタ、ホウレン草&ナッツのコンビネーションですよね。


Levant Santwitch
キュウリ、ディル、クリームチーズの何気ない組み合わせのサンドイッチだがこれが爽やかで美味しい。


Lule Kebab
ラムひき肉のケバブ。久しぶりに赤身肉を食べました。美味しいー。
付け合せのピラフもドライフルーツの甘さとターメリックのスパイシーさが合間って言い感じ。このお店のピラフは私の大好物。

そのほかHumms(ヒヨコマメのペースト)も美味。通常の物より滑らかな舌触り。ヨーグルトでも入れているかしら?

La Mediterranee
評価:★★★☆☆
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scott howard カリフォルニア料理

2006-06-13 12:51:57 | レストラン-サンフランシスコ
夫の知人カップルがSFに遊びに来たので夕食をご一緒する。

Fleur de Lysを予約していたのですが、国内線のフライトが遅れて、予約をキャンセル。知人から評判を聞いていたscott howardに変更。

場所はチャイナタウン、ノースビーチ、ファイナンシャルディストリクトのボーダーライン。

シェフはHPではセレブリティー・シェフのように書かれているが、あまり名前を聞いたことはないような。厨房でも毎日働いているようで。(こっちのエグゼクディブ・シェフは殆ど厨房に立ちません。。)

店内は今風のインテリアで、クラブ遊び前のヤッピーを狙った感じです。
お手頃な値段のせいか、中年の団体客も入っていたり。

メニューにはsashimi barメニューがあったり、フォアグラもあったりと、ファインダイニング様のメニューをお手頃に提供するのがコンセプト。
東京でプリフィクス4000~5000円のフレンチと同じ類。

この日はお客の入りは、55%程度のカバー。
しかしこのお店にとっては忙しいらしく、店員さんテンパってる。。

こういう価格勝負のお店は、端々に妥協点が見えがち。
少し前にnapaにできたReddは同じコンセプトながら立派なもの。

好き嫌いの別れるところですが、男性陣は価格とヤッピーっぽい雰囲気が気に入ったらしい。私はビストロ料理をガツンと頂くほうが好きかな。

まずはアミューズはロブスターのビスク。ココナッツミルクの風味がかすかに効いていてなかなかいい感じ。










(私・前菜)ホタテと雲丹。ホタテはオイルでマリネしてあり、ネットリとした触感。舌に敷かれたクリームフレッシュともなかなかの相性。










(夫・前菜)Delta asparagus Crispy serrano ham Truffled egg salad
ガクッとレベルの落ちる一品。スープの濃度は薄く、味にまとまりがない。ソテーしたアスパラガスも同じく。。全体的に酸味が前に出すぎ。







(シェア)ベイビービーツとゴートチーズのサラダ
店のコンセプトと一致する一品。ベイビービーツも味が濃厚でよいです。










(夫)Sonoma foie gras Mache Almonds Golden raisins Grapefruit caramel
値段の割には美味しいといっていました。










(私・メイン)Florida escolar
サーブと同時にサフラン風味のソースが注がれる。付け合せはアーティチョークにイスラエルの大振りのクスクス。
escolar は和名バラムツという深海魚。ギンダラほどではないものの、結構脂が乗っていました。あまり新鮮ではないようで。
フレッシュのタイムが大量にトッピングされていて、触感が気になりました。




(夫・メイン)ストリップロイン。美味しかったそうです。知人も同じものを注文したのですが、店員さんにおもむろにマスタードを注文。ステーキにつけて食べていました。ショック・・・・。








(私・デザート)ストロベリーのケーキ、ルバーブのソース、ジンジャーのアイスクリーム。
ケーキはスコーンのような重めの生地。アメリカらしくっていいです。ただジンジャーのアイスは、しょうがを水にさらしていないようで、エグミを感じました。付け合せのチェリー風味のドリンクも蛇足のような。。惜しい!






(夫・デザート)バタースコッチプディング、ルンピア添え。
プディングというより、クリーム状の物体。ちょっとヘビーです。










scott howard
評価:★★☆☆☆
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シェヌーで焼き桃

2006-06-04 02:55:34 | レストラン-サンフランシスコ
シェヌーで日替わりサラダ(today's speciality)を頼んだら、皮付きのままグリルされた焼桃が出てきました。

写真でももの断片が黒くなっているのは、グリルでローストされた跡です。

皮のイガイガもそれほど気にならず、甘味がまして美味しかったです。日本でこんなのサーブしたら、文句をつけられるかな?!

Grilled Peach with Skin-on

□□□
この日はテラスを掃除していて、自分でロックアウトしてしまう。
近所の人たちに電話を借りて、夫とようやく連絡がとれる。
鍵を開けるために帰宅した夫に「夕ご飯作る」といったのですが、シェヌーに連れて行かれました。。

天気が良くてもテラスで読書とか絶対にやらない、デキナイ。。
呆然と夫の帰宅を待つのは孤独だった。。。
コメント (2)
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