Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてやっと自由を手にしてから、海外を旅行し、合唱を歌い、オペラやコンサートに通っています。

今夜は東京二期会「ドン・カルロ」観ごたえありました!

2023-10-13 23:42:00 | 東京二期会オペラ
今夜は東京二期会「ドン・カルロ」で東京文化会館。
ヴェルディの中でもとても好きな演目。ロッテ・デ・ベア の演出は5幕版で4時間15分。1幕でカルロとエリザベッタが出会ったあとなんとベッドシーンになったのは興醒めだった。
そのせいで樋口さんも竹多さんもさえなく感じた。ナイスバディでもない2人が服を脱いだり、下着姿で演技したりで。
まあ直ぐに2幕で聴かせどころを決めていい感じになったが。4幕でもまたベッドシーンになって、なんで、必要あんの、って思った。

そんな不満はあったけれどレオナルド・シーニの指揮は素晴らしく東フィルは躍動、スリリングでドラマティック。
樋口達哉、竹多倫子、小林啓倫、清水華澄の4人も素晴らしく。
こっちがタイトルかと思うようなロドリゴの小林さん、聴かせた。
清水さんのエボリ公女すごい。こんな素敵なエボリ公女は見たことがない。
竹多さんは聴かせたが、小柄なせいもありわたしには王女とはあまり感じられず。下着姿が多いのも気の毒で。でも歌はとても良かった。
樋口さんもところどころでカルロらしくないと感じた。がこれは演出のせいもあるだろう。だがすごい熱演熱唱だったからカーテンコールではファンが歓声あげてた。中里エリカさんたち樋達組たくさんいたから。

いろいろ書いたけど観ごたえ、聴きごたえたっぷり。ドン・カルロはやっぱ素晴らしい作品です。新国立のドンカルまだ観ていない。いつ観れるんだろう。

























コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。