井上雅人さんが３ヶ月ぶりに町田イタリア歌劇団に来るというので。
市民フォーラムへ行ったら、ビッグなサプライズが待ってた。
今日は盟友、小瀧俊治さんのバースディ。この日すみだトリフォニーで予定していたリサイタルがコロナ禍で中止。
気落ちした小瀧さんのために、柴田さんに話を持ちかけて実現したコンサートで。
その小瀧さんが弾いたショパン、ラフマニノフ、リスト、ドビュッシーは素晴らしく、ぼくは聴きながら、ピアノ独奏のコンサートにほとんど行かなかったことを悔んだ。
井上さんが歌ったのはオペラ、歌曲、フィンランドもの、日本歌曲、武満徹、カンツォーネ。何をうたっても力がある。
あまり聴いたことがなかった日本の歌に、とりわけグッときた。
井上さんは男気があり、町イタに藝大の同期や後輩に声をかけて連れてきたり、町イタオペラでスケジュールが合わない時も脇役で駆けつけたりしてくれた。
今日も盟友の大谷研人さん、金持亜美さん、鈴木蓮さんらを舞台にあげて町イタのお客さんに紹介する配慮。
井上さんや小瀧さんのファンが来ていて、いつもとはちょっと違う雰囲気のホールだったから？
柴田さんのMCちょっと他所行きない感じだったけど、トークはその人たちにも受けてたよ。
素晴らしい町イタコンサートになったね。
