Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてから鬱憤を晴らすようにできなかったことをやってきた。でもマンネリ化してる。まだやり残してることをやろう。

今日の藤原・清教徒、素晴らしかった

2021-09-12 00:58:00 | 藤原歌劇団

今日は藤原歌劇「清教徒」でオペラパレス。
1幕終わったとこで、これはなかなかすごいぞ。2幕終わって、絶句、なんという。そしてフィナーレで、大感激。すごい、素晴らしかった。
ほぼ初だった光岡さん、評判通りすごい歌手。perfect! 演技も歌もネトレプコに負けてない。いや、生のぶん勝ってる。
テナーのアルトゥーロは出てくるやいきなり高音連発でたいへんなんだけど、やってくれた。wonderful! ベルカント歌いの実力見せつけたってとこ。
看板歌手になりつつある井出さん、やりたかったと何度かFB投稿してたけど、熱が入ってた、うまい。excellent! 見事なロドリゴ。
そして、ぼくがかっている小野寺さん、聞いたときはよくぞこんな大役を引き当てたって驚いたけど、堂々たるジョルジョ。素晴らしかった。貴重なバスだし、これで間違いなく看板歌手の仲間入りだ。

小野寺さんと昭和大同期の工藤さんもこんなチャンスをもらって、よくできてた。

歌手たちがあんなに歌えたの、柴田マエストロの力が大きいんじゃないかな。ベルカントの雰囲気、躍動感ありました。

あと日本語訳が良く、ストーリーの流れがMETよりわかりやすかった。

新国立と比べるのもなんだけど、5月に観たドン・カルロより感激したかな。っていうのも、高田さん、小林さんは素晴らしかったのに、カルロのジパリがイマイチだったから。
7月のカルメンもステファニー、森谷さんは良かったんだけど、エスカミーリョのドゥハメルが冴えなくてちょっと。
オール日本人キャストの、二期会のルル、ファルスタッフは素晴らしくて、今日と比較できない。
何がいいたいかっていうと、新国立、外国人歌手が外れってけっこうある。
メーリみたいな超一流なら間違いないんだけど。

いずれにしても今日の藤原・清教徒、素晴らしかったです。





























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