江口昇次 名大名誉教授Shoji Eguchi, Nagoya Univ., Prof.em., Today!

思うままに<日記、化学学術誌H.C.紹介、科学トピックスなど>

チェンバロ協奏曲のゆうべを楽しむ

2015-07-12 | 日記
S32会同期の藤井義子氏からコレギウム・ムジクム第38回チェンバロ協奏曲のゆうべ(7月11日名古屋伏見電気文化会館ザコンサートホールpm5時開演)のペア招待券を頂いていたので家内共々鑑賞に出かけた。当日は梅雨の合間の猛暑日となったが会場では同期の黒野夫妻の元気な姿もあり挨拶後、偶然に家内の同級生ANさん(藤井義子氏妹さん)と出会って隣席で演奏を楽しんだ。プログラムはJ.C.バッハ:チェンバロ協奏曲(中野振一郎)、J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲(藤井義子)、同バッハ:3台のチェンバロの為の協奏曲(中野振一郎・野間直美・藤井義子)ー休憩-J.P.ラモー:クラブサンコンセール第5番(中野振一郎)、J.Sバッハ:4台のチェンバロの為の協奏曲(中野振一郎・藤井義子・岡野美代子・野間直美)とお馴染みのチェンバロクラシックばかりであった。今回の演奏に使用された4台のチェンバロ(1980タスカン・1987ミートケ・1971タスカン・1980プランシェ)は藤井氏の遺産として義子氏が管理されて今では名古屋の誇りになっていると解説された。調律は百瀬昭彦氏で若い人立ちも手伝っていた。なおバロック弦楽合奏伴奏はコレギウム・ムジクム・テレマンでお馴染みの演奏家(浅井・三谷・姜・曽田・橋本)が勢揃いした感があり、中日新聞夕刊(7月4日夕刊)にも紹介されていたように最後の4台のチェンバロのための協奏曲で大いに盛り上がった。アンコールもこの曲で安らぎを覚える演奏の印象であった。また演奏者に若い人の姿もあって次世代への継承も感じられた楽しい演奏会であった。またご高齢にもかかわらず現役のチェンバリストとして活躍されている藤井義子氏には大いに元気づけられました。 . . . 本文を読む