生涯現役医師として講演や舞台でも幅広く活躍されていた聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生が2017年7月18日呼吸不全で105歳で永眠された。日野原先生は京大医学部卒で聖路加病院内科医として勤め、内科医長、聖路加看護大学長、同病院院長、などを歴任、05年に文化勲章も受章された。習慣病の呼称と脳卒中、心臓病などを習慣病と呼んで病気の予防につなげようと1970年代から提唱してこられた。旧厚生省は成人病を生活習慣病と改称し、現在も広く受け入れられている。87年からは小学生を対象にいのちの授業を続け、多数の著書もあり、特に90歳で出版した「生きかた上手」はベストセラーになった。私も個人的にはNHK総合テレビで寝方の話しをされた時枕なども自分で気に入るようにして休めばよいと実演されたことが印象的で今も鮮明に蘇る思い出です。行き方のヒントをいろいろアドバイスされて今でも感謝しています。