2008年ノーべル化学賞受賞・名古屋大学特別教授・ボストン大学名誉教授の下村脩先生が2018.10.19老衰で永眠されました。謹んで哀悼し・ご冥福をお祈り致します。下村先生は一貫して生物発光の研究に邁進され、オワンクラゲ発光成分研究の副産物GFPの発見でノーベル化学賞を受賞されました。この研究の発端は名大平田義正教授の指導でのウミホタルルシフェリンの抽出結晶化の成功です。私は大学院M1から同じウミホタルルシフェリンの抽出構造研究を平田教授から頂き研究に邁進し、下村先生は長崎大学薬学部に帰任された後も指導を受けました。その後下村先生学位取得・プリンストン大ジョンソン教授の下に留学されクラゲ発光成分研究に入られました。尾道市瀬戸田町高根島でのウミホタル採集にも声援いただき、ウミホタルルシフェリン構造は岸義人(現ハーバード大名誉教授)・(故)後藤俊夫名大農教授・(故)平田教授・下村脩・(故)ジョンソン教授などと1965に共同発表できました。
中日新聞2018・10・22の下村先生の平田研時代の記事は具体性がなく当時在籍した一人、また直接指導を受けた者としてここに補填しておきます。下村脩先生の詳細はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』参照
中日新聞2018・10・22の下村先生の平田研時代の記事は具体性がなく当時在籍した一人、また直接指導を受けた者としてここに補填しておきます。下村脩先生の詳細はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』参照