庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

郵政民営化

2007-10-10 05:18:42 | Weblog
10月1日、小泉純一郎氏の長年の夢であった郵政の解体と「郵政の民営化」が実施された。小泉元総理が郵政民営化に執念を燃やしたのは、日本を変えたい・変えようという崇高な理想ではない。ただ、ただ私怨のみである。福田赳夫氏の秘書時代の角福戦争において、旧田中派(田中角栄)の支持母体である特定郵便局長会である「大樹会」に恨みがあった・・・ただそれだけである!そして、郵政解散・総選挙で自民党は圧勝し、小泉チルドレンといわれる議員達の誕生である。10月1日、郵政が完全民営化し、簡易郵便局は各地で廃止され、地方の山間地に住む交通手段のない高齢者にとっては、郵便局の廃止は死活問題である。小泉元総理の郵政民営化が良かったのか?悪かったのか?数年後に答えがでるであろう。小泉改革によって一般庶民の生活がどう変わるのか?冷静に判断する必要がある。
しかし、いまだに「小泉待望論」があることは、残念である。パフォーマンスのみの総理大臣なら小泉純一郎でも吉本のお笑い芸人でも変わらない・・・・
規制改革にしても行政改革にしても我々庶民は冷静に判断したい。