庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

春闘に於ける労使の主張

2007-01-18 06:03:38 | Weblog
私の机の上に2冊の本がある。昨日、この2冊を読ませて頂いた。1冊は日本経団連発行の「経営労働政策委員会報告(経労委報告)」であり、1冊は日本労働組合総連合会(連合)発行の『連合白書』である。どちらも、今年の春闘に対する考え方を示したものである。
2冊の見た目だけで判断するなら、A4版カラー刷の連合の勝ち!・・(冗談)
内容が重要である。連合白書は各種データを基にグラフなどを駆使し、理解しやすく労働組合の考え方や方針を示している。しかし、内容が今年の春闘で解決できないものばかりである。連合の考え方には理解できるが、第一段階で何をするのか?第二段階で何をするのか?段階的方針を示さなければ「絵に描いた餅」となる可能性がある。仮に連合の会長を安部総理が兼任したとしても無理だろう・・・(ありえないが・・)
一方、経団連の経労委報告は、字も大きく、読みやすいが内容が稚拙で何を言いたいのか?解からない。小学生の研究発表の作文の方が高度である。本当に委員会メンバーの考え方なのか?経団連の皆さん、私に1~2ヶ月の時間をいただけるなら、もう少しまともな報告書を書きますよ!原稿料は格安で・・・