庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

松岡利勝衆議院議員の自殺について

2007-06-01 04:15:41 | Weblog
昨夜、海外マスコミの方と取材のあと、居酒屋(日本語ペラペラの日本通)酒(もちろん吟醸酒)を酌み交わしながら雑談・・・
その中で、松岡利勝農林水産大臣の自殺が話題の中心であった。彼曰く「何故、自ら命を絶つのか理解できない。しかも、自らの責任を取っての自殺なら一定程度理解できるが、自らの「罪」を隠す(回避)するための自殺は理解できない」とのこと・・・
私は、ある程度、松岡氏の自殺については「日本人」として理解できるものがある。これ以上「恥」をさらしたくない・・・これ以上「家族に迷惑をかけたくない」と思うのが日本人的美意識なのでは・・・
彼は私に向かって「貴方はどんなときに自殺を考えますか?」とのこと・・私は「特に、悪いことはしていないし、自殺するとしたら不治の病かな・・」と答えておいた。外国人には日本人的自殺の意味が理解できないらしい・・・今回の松岡氏の自殺は彼らにとって「侍の切腹」と同じように見えるのではないだろうか・・・・