庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

幻想の「美しい国、日本」

2007-01-24 14:48:53 | Weblog
毎月の給与明細書を妻に渡す。妻から「毎年、給与が下がっているね」と言われる。しかし、少ないながら給与は上がっているのである。原因は、手取り支給額が下がっているのである。
小泉構造改革以降の我々国民の負担増は信じられないほど急激に増加している。
安部総理の提言している「美しい国、日本」は幻想でしかないと思われる。
小泉改革以降の我々の負担増を列記してみたい。
①住民税定率減税の廃止(07年6月予定)
②所得税定率減税廃止(07年1月~)
③厚生年金・共済年金保険料の引上げ(04年10月から2017年まで段階的に・・)
④地方たばこ税およびたばこ税の増税(06年7月)
⑤介護保険料引上げ(06年4月)
⑥配偶者特別控除上乗せ部分廃止(住民税)(05年6月)
⑦住民税均等割りの増税(05年6月)
⑧雇用保険料引上げ(05年4月、02年10月)
⑨酒税の増税(03年5月)
⑩政府管掌健康保険料引上げ(03年4月)
まだまだ沢山るが省略する。結果として、この5年間で一世帯あたり約18万円の負担増となったのである。我々現役サラリーマンだけではない、年金制度も崩壊している。つまり「負担増、給付減」が進んでいる・・・・
何とかしなければ・・・・我々の意見を表現できるのは「選挙」だけしかないのでは・・・