庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

最高指導者

2007-01-04 07:38:21 | Weblog
北朝鮮の金正日総書記は「私は、最高指導者として80歳でも90歳でもやっていく」との発言。北朝鮮は後継者問題が解決していないことを表している。
いま北朝鮮の指導者になったとしても核問題や経済制裁問題など苦しい状況にあるなか後継者問題の解決は難しいだろう。そして金正日総書記の発言で後継者問題はタブーとなってしまった。
後継者問題では日本の企業でも度々ある。長老といわれる70歳すぎの老人たちが企業経営を歪んだものにしている状況がある。ある75歳過ぎの経営者と懇談したときに、経営者曰く「体は若いころに比べ衰えているが、まだまだ頭はしっかりしているよ」とのこと・・・
しかし、企業経営には体力も知力も必要である。従業員は60歳定年(法律により65歳までの継続雇用はあるが・・)になっているのに・・である。
経営者も最高指導者としての「引き際」のよさも大切な経営戦略であると思う。