気まぐれ人間の気まま情報新聞

どこかにいる、もう一人の自分のようなみんなへの、ひとりごとのような、語りかけのような、あいまいな発信基地不明の新聞です。

ここ3ヶ月で三度も自転車の警察尋問に呼び止められた。

2009-07-05 21:43:05 | Weblog
最初の2回は三日おかずでした。会社の帰りに飲んだあと駅から帰る途中、「すいません、自転車の登録確認させていただけますか」ということでした。知らなかったのですが、購入したとき警察に提出する所有者の住所、名前がわかるコードが張られているのですね。別にわるいことしてませんから、名前言ったら所轄に連絡して同じだったので、どうもありがとうございましたですぐ終わりました。

2回目はすぐあとですから、夜道は同じでも頭にきて、ちょっと前にされたばかりだよ。ここらばっかりで検問みたいにやってんのと食って掛かったのですが、先方そんなことで動じるわけがありません。同じことをされて、釈放されました。


そしておとといです。にぎやかなところですが、また帰りに呼び止められました。
ところが前と違った質問から来たのです。まるで世間話のように。「鍵がついていませんがどうされたんですか」でした。こちら素直ですから、鍵なくしたんで、取り外したんだけど、また買ったまま取り付け面倒くさいし、もう古いからそろそろ持ってってくれないかなと思ってそのままにしてると本音言いました。前と後ろにかごついてて、もう古いので、ほんとに半分盗難希望してるのに、全然持っていってくれないのです。

でも同じようにまた照会されて同じ確認でした。このごろ警察もこういう検問も多いんだと思ったのですが、その瞬間はっとすべて理解したのでした。

警察は自転車の呼びとめなどめったにしないのです。鍵がついてないのが怪しかったのです。これは盗難車の匂いがするということなのです。2度までの聴取は職務どおりなのですが、3度目はついていない理由など聞いて、より実はいやみなわけです。ほんとうは「こいつぬすんだとちがうか」と本音は思っているのです。

ここで言っておきますが、聴取のこつは単に普通の職務上に過ぎませんというのがこつです。決して「あなたの自転車は鍵がついておらず、それは盗難の多いご時世では普通ありえないことで、限りなく盗難された自転車のにおいがします。盗んだのはあなたかもしれません。だからお呼び止めしたのです」などと本音は決して言わないことです。

ただ、皆さんは職務上以外はこんな疑いきった方法は採用しないよう希望します。
このやり方は自分の側の心は隠して相手の心だけ盗み見る権力的な誘惑的方法であり、サド的快感がわいてくる可能性があるからです。

この心性を政治権力が万が一持った場合、多くの無実の人間が死に追いやられることは確実な気がします。そして歴史上も。また現在もある気がします。