おくりびとがアカデミー候補になったのは以前お知らせしましたがとうとう受賞しました。
アカデミー会員は監督や俳優など映画関係者6,000人の組織らしいです。それだけに国際映画賞ではなくアメリカアカデミーといえるのですが、世界的に有名になり、外国語映画賞はたいへんな評価らしいです。
日本のふたつの映画はどこか似ていると思ったのですが、朝日新聞が次のように書いていていいなと思いました。
「”おこくりびと”も”つみきのいえ”も家族をなくした人に寄り添うような物語だった。別れの悲しみを思い出でいやす。そこから前にすすむエネルギーが生まれる。社会派でもなく、政治的でもない日本映画が共同の輪を広げた理由はそんなところにあるのかもしれない。」
両作品は他の候補作にくらべ確かにある意味でなにかを声高に提示するのでなく物静かに提示されていたと思います。
ただ、なぜダブル受賞できたかについて、それだけではない気がします。大きな理由は両作品が「宗教的」なかたちではなく、「普遍的」なかたちとして死を見つめながらも生と愛を描けたからだと思います。
それがアカデミーにとって両作品が驚きであり、認められたということだと思います。
アメリカ自体が戦争やテロで深く疲労しており、傷ついている部分があり、この両作品が深い慰めを与えた気がします。
とてもいい知らせでした。両方ともまた見に行きたいと思います。
アカデミー会員は監督や俳優など映画関係者6,000人の組織らしいです。それだけに国際映画賞ではなくアメリカアカデミーといえるのですが、世界的に有名になり、外国語映画賞はたいへんな評価らしいです。
日本のふたつの映画はどこか似ていると思ったのですが、朝日新聞が次のように書いていていいなと思いました。
「”おこくりびと”も”つみきのいえ”も家族をなくした人に寄り添うような物語だった。別れの悲しみを思い出でいやす。そこから前にすすむエネルギーが生まれる。社会派でもなく、政治的でもない日本映画が共同の輪を広げた理由はそんなところにあるのかもしれない。」
両作品は他の候補作にくらべ確かにある意味でなにかを声高に提示するのでなく物静かに提示されていたと思います。
ただ、なぜダブル受賞できたかについて、それだけではない気がします。大きな理由は両作品が「宗教的」なかたちではなく、「普遍的」なかたちとして死を見つめながらも生と愛を描けたからだと思います。
それがアカデミーにとって両作品が驚きであり、認められたということだと思います。
アメリカ自体が戦争やテロで深く疲労しており、傷ついている部分があり、この両作品が深い慰めを与えた気がします。
とてもいい知らせでした。両方ともまた見に行きたいと思います。