気まぐれ人間の気まま情報新聞

どこかにいる、もう一人の自分のようなみんなへの、ひとりごとのような、語りかけのような、あいまいな発信基地不明の新聞です。

「命こそ宝」(”ぬち”どう宝)ということばが前から沖縄にあるらしい。

2009-02-21 21:51:07 | Weblog
沖縄のひとはみんな知ってるらしい。泡盛で同名の焼酎もあるらしいし、その名前の建物もあるらしい。
はじめて知りました。腹話術のいっこく堂が沖縄市出身でテレビでいってた。

生きていることが大事、たしかに失敗も成功もある。でもそれよりもまず生きていることが大事。そうすれば失敗や成功も違う目で見られる。この考えがもしだれもの心に自然に住み着けば、わたしには世界は変る気がします。でも、かなりの時代無理でしょう。

憎らしいやつ、殺したいやつにあったとき、このことばはふっとんでしまうほどのものかもしれないと思います。でも、このことばを考えていくに値することばだと思います。戦争の悲惨さを知っている沖縄だからこんなことばが残ってると思い込んでます。

まだわたしにもこのことばの重みはわかりません。大好きな吉本爺はこれに似た重要な考えとして「存在倫理」ということばを提出しています。いいこと、わるいことという倫理的考えの出てくるもっと根っこに「命あることの相互尊重、共感」を
考えるべきとしてるという意味だと思います。

幼児虐待、親子殺人やテロなど凶悪な事件を見るたび、このことばを考えます。世界のどの宗教でさえもここまでいけてない気がします。普遍宗教としてこのことばが根っこになればいいと思います。